こんにちは、こんばんは、せもっちです<(_ _)>押忍!
すっかりもう、寒くなりました。
こちらではもう、完全に真冬☃といった感じになりました。
さむい日などは、体が冷えやすいので、冷えた状態でいきなり体を動かすと故障の原因になるので、気を付けたいですね。
とくに腰部の坐骨神経。
ヒザが冷えたままの練習。
アキレス腱の断裂は、30~40代が最も多いそうなので、体が冷えたままいきなり激しく動くのは、控えたいですね。
前回では、ついにA先生にフックパンチを教えてもらうことができました。
といったところまででした。
すっかり縄跳びもわりと楽に飛べるようになり、練習中に、常にかかとを浮かせていることにもだいぶ慣れました。
体重が重いこともあり、かかとを浮かせていることが非常に大変でしたが、なんとか半年くらいもかけると、慣れてきました。
フックパンチは、肘を90度の角度にして、敵の顔面(側面)や、腹(側面)を狙って攻撃をしていきます。
腹への攻撃はボディフックと言います。
ストレートパンチなどと同じように、敵の顔面に攻撃する時には、肩を上げて、空手とは違い、腰よりも肩の回転力を使って打っていきます。
K-1などの格闘技の試合では、左フックが最もKO率の高いパンチだそうなので、頑張って練習する価値のある技だと思います。
ボクシングは基本的に空手で言うところの【平拳(ひらけん)】で打っていきます。
フルコンタクト空手などでは、ボディフックは立て拳の場合もあると思いますが、ボクシングでは、伝統派空手などと同じように、平拳で打ちますが、ボクシングの拳は地面に平行ではなく、平行以上にひねっていく感じです。
平行以上に拳をひねっていくことで、肩がより回る(入る)ことや、それだけではなく、手首もより閉まるので打撃に重さが出ます。
ボクシングの打ち方は、そのように少し習うだけでも、かなりケンカ的な強さに即効性があるようにも思います。
しっかり、敵を叩く時に拳を固めて、平行以上に手首をひねり、肩を顎(あご)につけるくらいまで上げて、思いっきり、野球の球を投げるように叩くとかなりの威力になると思います。
※人を叩くと、基本的には学生ですと【停学・退学】になり、人生にも終わりが訪れるのでやめましょう!人を叩いて良いのは、理不尽な暴力を受けた・受けそうになっている時だけです!
こちらから挑発し、激怒して叩いてきた相手を、ボコボコにするといったことも極悪なのでやめましょう!
伝統派空手の組手試合では、野球の球を投げるようなフォームではポイントにならないので、あまりそうゆう(球を投げるようなフォームの)練習は、しないほうがいいかもしれません。
空手の形試合では、肩で顔を守るようなフォームは、絶対にやめるべきでしょう。
もともと、空手にかかわらず、伝統的な武道や、中国の武術にしても肩はスッ、と下におろした状態にしていないとだめです。
ボクシングのフックの打ち方は、伝統派空手では、外受けの動作に近いですかね、慈恩のカギ突きは、ほぼ同じだと思います。
構えたところから小さく、サッ、とは打っていかずに、やや素早く遠心力を得るために、横に手を開く動作があります。
大きく振るほうが威力はでますが、当たりにくくなります。
アマチュアボクシングの練習に参加するようになり、半年ほど経ちました。
鏡の前に立ち、かかとを浮かせて、脇をしめて、顎をひき。
今まで習ってきた【ジャブ・ストレート・フック】を練習するようになりました。
ジャブの次にストレートを習った際には、同時に、【ワンツー】を習いました。
ジャブに併せて、ストレートパンチを打っていきます。
ボクシングのジャブは、伝統空手の【きざみ突き】とは違うところが、いろいろあります。
ジャブは、体は手以外はほとんど動かさずに打ちます。敵を倒す技ではなく、少しずつダメージを蓄積させていく技になっています。
空手のきざみ突きは、踏み込みなどに併せて突いていくことが多いと思いますので、一気に瞬間的に体重を乗せて倒していくことができる技だと思いますが、ジャブは、あくまでダメージや、有効打によるポイントを狙っていく技です。
きざみ突きは、ボクシングではストレートパンチに近いように思います。
ストレートパンチは、後ろ足をしっかりと返して、腰と肩を入れて打ち、敵をダウンさせることを狙っていく技で、体重をしっかりと乗せていきます。
構える時や、パンチを打つ時は、両ひざをやや閉めるようにするので、空手の形で言うと、三戦立ちとかに近い感じですかね。
両ヒザを閉めることで、上体の回転がコンパクトに、スムーズにできたように思います。
防御の技も勉強させて頂きました。
・防御の技
パリング
敵のパンチを開手で捌く技です。
空手でも、手で捌く技として基本的な技で共通のものだと思います。
スウェー
腰はそのままにして、後ろに反るようにして、相手の顔面へのパンチを届かないように後ろに引く技です。
ただのけぞると、腹を叩かれた時に大変なので、腹は閉めたまま、顎も引き、前の敵をしっかり見るようにして、スッ、と顔を後ろに引くようにします。
重心は後ろ足に乗せます。
しゃがみ込むような動作で、敵の顔面へのパンチをヒザなどを使って、姿勢を下げることでかわします。
ダッキングの技術は、現在の伝統空手では多くの選手が使っております。
共通の技だと思います。
空手では、ダッキングでかわしたあとに、そのまま倒しに行って、倒したところに攻撃を決めてポイントを取ると3ポイントなので、ダッキングからの倒し、といった連携技が多く練習されているようです。
ダッキングのあとに倒す、と言う技は、総合格闘技などでも良く見られますかね。
レスリングの選手とかが得意みたいですね。
パンチ・キックなどの攻撃をかわした時に、瞬時に掴んで倒す、と言うのが掴み系格闘技の方々には基本になってくるんでしょうか。
ヘッドスリップ
頭を、左右のななめ下方向に、スライドさせるようにします。
下を見ないように、相手を見ながら、頭はなるべく斜めにしないようにして、前の肩で顔を守りながら、ななめ下にスッ、と一瞬スライドするようにして、顔面のパンチをかわします。
肩のラインをななめに、顔はまっすぐな感じです。
ヘッドスリップに、顔面へのフックを合わせられた時のためにも、顔面のガードを下さないようにします(顎部分)。
ブロック
顎や両肘を閉めるようにすることで、敵のジャブ・ストレートをガードしていきます。
ガードは絶対に降ろさずに、顎を引き、どんな時もとにかく【顎】をなにがなんでも守る!と言う感じですね。
そのような防御テクニックも指導して頂き、ジャブ・ストレート・フックなどの攻撃技と合わせて練習していくようになりました。
ヘッドスリップで、ひざと上体のかがみ込みを使ってななめ下に重心を落としたのを利用して、そのまま腰や肩を返してボディフックを打つような連携も勉強しました。
そうこうして半年を過ぎるころには、なんだか、いきなり若い人が増えてきましたね。
A先生によると、A先生の先輩でもあると言うことで、若い人たちに【専務】と言われる先生が来られましたね。
専務は、若い衆を連れてくることが多くなりました。
わたしがボクシングに練習にいくと、よく、若い衆が、本当にケンカでもしたのか?
と言うように、地面に3人くらい倒れており、話を聞くと、なんと。
スパーリングを軽くした、のだと言う。
専務は、若い衆と、よくスパーリングをしておりました。
若い衆は技術的な練習は、ほとんどしないまま、スパーリングをいきなり行っていたので、どんどんKOされておりました。
A先生は、ガチのスパーリング、と言うことはめったにやらない先生でしたので、専務がまだ技術的に何も知らない若い衆相手に、ガンガンスパーリングをしてKOしていたので、かなりビックリしましたね。
ヤキいれ?
とちょっと思ったような気もしますが。
若い衆は、はりきって楽しそうに、サンドバックを叩いたり、専務にパンチミットを持ってもらい、汗だくになって叩いていたので、ヤキ入れではなさそうでした。
そんな若い衆ですが、やはりボクシングなどをやりたがるような若い衆だけあり、車は真っ黒で、ドンドコドンドコ言うような、悪そうなのにみなさん乗ってましたね。
ドクロの指輪や、ネックレスをつけている者や、タトゥーな者もいたので、マジメなA先生は、あまり好きではなかったんではないかな、と思います。
専務が来られてない時は、A先生が若い衆とマススパー(寸止め形式のスパーリング)を行っていましたが、ケンカの強そうな若い衆のパンチを、スッスッとかわし、パンチをどんどん入れていたので(寸止め)、素晴らしいな、と思ってみてましたね。
A先生は、若い頃には少し、いわゆるヤンチャであったらしく、ケンカのほうもかなりされたそうで、しかも、ものすごくいい男なので、マススパーなどで向かい合うと、目つきがいいですよね。
こう、キリッ!というのか、ビシッ!と言うのか。
DEENのボーカルの人に似てますね。
わたしも、とうとう、ケンカの強そうな若い衆と、マススパーですけれどもやりましたね。
まあ、やはり、こう、専務直伝、というのか、あんまり【マス】じゃなかったりして、かなりこう、手を振り回してくるので、危ないですよね。
なんとか、高校の頃の伝統空手の経験などもありましたので、大丈夫でしたけれども、いろいろな人とマススパー形式でも、練習するのは勉強になりました。
そうこうしているうちに、いつ間にやら、その若い衆の人たちとは、なんだかスッカリ仲良くなり、よく一緒に筋トレをしにいって、ベンチプレスなどを偉そうに指導したり、ドンドコ言う車に乗せてもらって温泉に行ったりするくらい、なんだか、仲良くなりましたね。
いろいろ、思い出がたくさんあります。
わたくし、あまり度胸がないので、ケンカそのものはまったく好きではないんですが、その若い衆達は、どんどんいつでもケンカするぜ!
と言うようなタイプの方々なので、ゼロヨン、と言う車を走らせるような練習をするところで、いろいろな走り屋のチームの人たち(チーマー?)とケンカとなり、今も仲間の一人が入院しているのだ、といったお話しなども聴けて、おもしろかったです。
H君は、大変にいい男なんですが、ケンカとなると、右手につけている銀のドクロの指輪が、グニャグニャになるまで、相手の意識が完全になくなるまで、なんと殴ると言う・・・(;´・ω・)!
なるほど・・・よその街のチーマー連中を今度こそ、皆でボコボコにしまくろうぜ!
と言うことなのだろうか。(;´・ω・)うーむ・・・
といったところで、このたび、ボクシングのお話し第3話目になりますが。
このあたりで、失礼いたします。
<(_ _)>押忍!