謹賀新年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします<(_ _)>
今年のクリスマスは、子についに「空手バカ一代」全巻をプレゼントしましたので、楽しく読んでいるようです。
そして、気に入ったのか、友人たちの年賀状にはたくさん「大山倍達先生」のイラストを描いておりましたので、掲載しようとと思います。
こちら、わたくしに書いてもらった年賀状です。
今年も楽しい年賀状をありがとう(*´ω`*)!
2019年猪年、おめでとうございます<(_ _)>
大山倍達先生、子供らも勉強させて頂いております<(_ _)>押忍!
(。-`ω-)「良い・・・大山倍達先生だ・・・!✨✨」
こちらは友人に送って書いていた年賀状です、勝手に掲載。
(。-`ω-)「素晴らしき大山倍達先生・・・✨」
これも良い・・・
セリフがまたたまらないっ!
大山倍達先生「だんじて空手は親が子に禁止するようなものではなく、人間の能力が挑戦した世界最高の境地です!」
(。-`ω-)押忍っ!!
ほかにもたくさん、大山倍達先生のイラストを描いておりましたが、このあたりで勘弁してあげようと思います(*‘ω‘ *)押忍!
わたしの所有していた【空手バカ一代】は、だいぶ昔に引っ越しをした時に、どうやら古い家に置いてきてしまったようでして、このたび再度購入しました。
やはり、素晴らしいですね。
では、年末に拝見したテレビでの【メイウェザーvs那須川天心】戦についてなど、少し書かせて頂こうと思います。
みなさんは、ご覧になられましたでしょうか。
日本が誇るキックボクサーである那須川天心と、伝説の200年に一人の天才と言われる一度のファイトマネーが300億円にもなる、と言う天才ボクサー【メイウェザー】との、完全ボクシングルールによる試合、といった内容でした。
ガクトの国歌斉唱などから始まり、かなり本格的な感じでした。
ガクトはわりとファンなものですので、なんだか嬉しかったですね。
それで、まずは体重差があったようですね。
最終的な計量では、4.7kgほどの体重差があり、そもそもかなり不利な状況での試合となったようです。
それで、那須川天心のほうは、8オンスのグローブを、メイウェザーは10オンスのグローブを付ける、と言う内容に変更されたようですが。
これは確かに軽いグローブのほうがスピードが出るので有利ですが、グローブそのものの重さも、食らった側としては、かなり重たくキツイものになりますので、必ずしも、軽いグローブをつけることで、圧倒的に有利になる!
とも、これまた言い切れないのではないかな?
とわたくし個人としましては、思うところもあります。
メイウェザーのファイトマネーが9億円、と言うことでこれまたすごいよなぁ・・・(;´・ω・)💦
と思いましたねぇ。
マイクタイソンのファイトマネーが、昔たしか、一戦で日本円にすると80億円ほど、と言うのをなにかで見たかして、ビックリした記憶がありますが、300億の人がいるというのがすごいですわな。
天心がもしも、万が一【蹴り】を試合中に出すことがあったら、蹴り一発につき【数億円】の違約金を支払うこととなっていたようでした。
では、このあたりで、感想に入らせて頂きます。
・天心vsメイウェザー戦の感想
①ボクシングルールであること
まずはやはり、ボクシングルールであることで、那須川選手はキックボクシングの選手なので、どうしても手技の練習だけに時間を使ってきたわけではない、と言うことですかね。
反面、メイウェザー選手は、生涯をすべて【ボクシング】に捧げて練習を積み重ねてきているので、やはり、手技そのものの練習量では、どうしても届かないところがあるのではないか?
と言うことがあります。
②体重差
約4.7キロの体重差があった、と言うことですが、これはもう、ボクシングの階級で言えば2つほども差があるわけですので、かなり大きい差となります。
その体重差のある状態で、那須川選手がただでさえ【ボクシングルール】と言うことで、非常に不利である中で試合をした、とゆうことがすでにすごいことである、とわたくしは思います。
その体重差およそ4~5キロの体重差を、【無理】、ととらえるか【技術と根性でなんとかなる!】と思うかは、それぞれ個人の思うところだと思います。
その4~5キロの体重差による試合そのものが、完全に不可能なものであるなら、いわゆるさまざまな格闘技の試合で行われる【無差別級】といったルールが、そもそも成り立たないことになります。
しかし、極真空手でいえば【緑健児】先生のように、中量級でありながらも、極真空手の世界大会無差別級で優勝する、そのようなことを達成されるような選手も、世の中にはおられるわけですので、体重差4~5kgを【無理】ではなく、可能にすることも、不可能ではない、とわたくしは思います。
おおまかなポイントとしては、以上の2つが重要なポイントになってくると思います。
試合前のわたくしの個人的な予想としましては、こうです。
・試合前の個人的な予想
全3ラウンド制、となっておりますので、その上での予想となります。
わたくしは、かねてより那須川天心選手のスピードや技術を、大変にすごいものだな、と思っておりますが、失礼ながらやはり、ボクシング専門でやってきている超人のような人を相手に、勝つことは難しいのではないだろうか?と思いまして、【3ラウンド判定で、メイウェザーだな】と思っておりました。
けっこう、そのように予想していた人は多いのではないでしょうか。
体重としても、60キロ代、と言うことですので普段よく目にする【k-1グランプリ】のミドル級では、かなり引き締まった体でありながらも、体重制限は75kgなので、けっこう重たいわけです。
K-1グランプリ本選のほうは、もう体重100キロは軽いくらいの世界なので、別世界ですが。
そんななかで、体重60キロ台、さらに手技だけ、となると、これはもう【KO(ノックアウト)】はないだろう。
と言うのが、わたくし個人の予想でした。
しかし、メイウェザーの技は、体重60キロ台の選手に対する、わたくしのイメージを、完全に打ち破るほどの
【武】
を見せたな・・・
とわたくし、思いました。
最初、那須川選手が攻めましたね。
かなり素晴らしい、スピードと技術での攻撃で、わたくしかなりビックリしました。
「これは・・・もしかすると・・・勝ちもあるんではないのか・・・!」と。
動画のほうを失礼して、見させてもらいつつ、書かせてもらいますかね。
まずは那須川選手がジャブを数発出しました。
それをパリングで払うメイウェザー。
メイウェザーの余裕が、あまりにも恐ろしいですね。
那須川選手は、かなり打ちにくいのではないかな、と思いました。
メイウェザーの構えている感じが、非常に大きく、強いので、今までに経験したものとは異なった圧力に対峙している、といったような感じがします。
那須川選手のジャブを落とすパリングも、軽く出してますが、とても重たい城のような圧力を感じているのではないか、そのようにも感じました。
※キックボクシングと、ボクシングはそもそも、似ているけれど違うものなので、たとえると【柔道のトップ選手に、レスリングルールで、レスリングの伝説級の選手と戦わせる】といった状態だとも考えられるとも、言えると思います。
逆に【レスリングのトップ選手に、柔道着を着せて、柔道で戦わせたら】これもまた結果は逆になると思います。
続きです。
続いて、メイウェザーの攻撃ですが、ジャブから入りましたが、これを那須川選手はスッ、と足によるバックステップで捌きました。
続いて右ストレートを、左手によるパリングでしっかり捌きました。
コーナーでメイウェザーのワンツーフックを左右ダッキングで捌きましたが、この際に素晴らしい反応力で、ストレート(空手で言うと上逆)を返しています。
ここまでが、最初の序盤の攻防ですが。
まったく引けを取ってないですね。
続いて、メイウェザーは、構えをグッ、と上げましたね。
ここはもう「なかなかやるじゃねーか!」
といったことだと考えて良いと思います。
最初、メイウェザーは構えをほぼすることもなく、ニヤニヤと、顔を前に突き出してみせたりするくらい、余裕を見せてましたが、序盤の攻防が終わる頃には、しっかりと顔面を両手でガードしています。
これは、それまでの【余裕】を捨てたと考えて良いと思います。
続いて、左フックからの問題の
・右ボディブロー
による、那須川選手のダウンですが。
これは、わたくしも一瞬、「スリップか・・・??」
とも思いましたが、どうにも、スリップには思えなく、どう見ても
那須川選手が、こう・・・非常に失礼ながらも・・・いわゆる・・・
吹っ飛んでいる・・・
ように見えました。
最初の、左のフックを捌いた際に、ちょうどバランスを崩したところに、強烈な右ボディブローが来たので、大きく倒れるような形になってしまっただけかもしれませんが。
わたくしの個人的な目ですと、やはり・・・こう・・・
吹っ飛んでいる・・・
ように、わたしは感じました。
そのあとの那須川選手の表情がやはりこう・・・
キツイ・・・
といったものを感じましたので、やはり、かなりの衝撃力だったのではないかと思います。
そこからも那須川選手はやはり、勇気・根性といったものが非常に強いので、ほぼスピード的には衰えている感じもなく、攻めていましたが。
どうにもやはり・・・
技に威力がなくなっていましたね。
どういったことかと言いますと。
いわゆる。
・手打ち
といった状態になっているのではないか?
と個人的には感じました。
スピードはかなり出ているように感じましたが。
いわゆる。
倒すための打ち方ではなくなっていた。
まるで、アマチュアボクシングのような感じ、と言うのか。
KOを取りにいくためのパンチではなくなっていました。
アマチュアボクシングは、有効打の数そのものがポイントとなり、勝敗が決まりますが(伝統空手に近い感じ)。
プロボクシングでは、極真空手のように相手にダメージを与えることができて、はじめてポイント、とゆう形になるようですので、手打ちのパンチではプロの世界ではきついようです。
それからは、那須川選手のパンチがメイウェザーのボディなどに何度も入りましたが、まるで、グローブをつけて【電信柱】を打っているかのように、まったく効かせることができなくなってしまったように思いました。
終盤で、とうとう那須川選手は、メイウェザーの右ストレートを顔面に受けてしまいましたが、立ち上がり、
「まだまだやれる!」
といった気迫のある顔をしたのが、このような殴り合いの世界で生きていく覚悟を決めた人間の凄まじい迫力を感じましたね。
そこから那須川選手の、素晴らしい生き返ったような打撃が始まりましたね。
おそらく、この時の那須川選手のパンチは、30秒前の【手打ち】になってしまっていたパンチとは、まったく質の違う、那須川選手本来の、強い打撃ができているように見えました。
最後には、そのような打ち合いのなか、メイウェザーの左が、スパーン、と顔面にきまってしまい、ダウン、そのままストップ。
となってしまいましたが。
「やはり・・・殴り合い蹴りあいの世界で生きていく覚悟を、20にして決めた若者のド根性とは・・・すごいものだな・・・」
と思ったりしましたね。
あとは、プロボクシングとゆうものの【怖さ】。
ですね。
わたくし、アマチュアボクシングのほうは勉強させて頂いたことがありますが。
プロボクシングのほうは、まったくかかわったことがないので、あまりわかりませんでしたが。
メイウェザーのパンチなどを見て思ったこととして、プロボクシングの怖さを感じましたね。
・メイウェザーの怖さ・強さ
確かに、那須川選手とは、体重が4~5キロ違うとゆうことで、階級的にも2つほども違うとゆうこともありましたが。
体重が5キロ違ったからといって・・・
マンガじゃないんだから・・・
ボディブローで人間が吹っ飛ぶかい・・・💦
とにかく、印象的だったのは。
メイウェザーのパンチの【貫通力】です。
もう、メイウェザーのパンチに対処するためには。
「その場にいないこと」しかなく。
防御など、貫通してしまう。
ほぼ、同じ体重、体格のものにたいして。
相手のガードを貫通してしまう、圧倒的な【武】。
相手のガードごと、ふっ飛ばしてしまう。
軽量級の選手と、重量級の選手の戦いなどが見られる【無差別級】の試合なら、たまに見かけることがありますが。
5キロしか体重が違わない、しかも、徹底的にキックボクングの技術を鍛え上げた、最高峰のレベルにいる人間を、ふっ飛ばしてしまうという、1試合で300億円を稼いでしまうとゆう世界にいる人間の、パンチの恐ろしい【武】。
いったい、どれほど、鍛え続けてきたのか。
いったい、どれほど、普通の人間には耐えるられるわけがないようなトレーニング・鍛錬を、何年、何十年と続けてきたら、こうなるのか。
そのような、とてつもない本物の【武】。
といったものを、わたくしは今回のメイウェザーの戦いを見て、感じました。
そりゃあ・・・
120キロの筋肉のバケモノのような人が、60キロの人間を吹っ飛ばすことは、そりゃあ、簡単ですよ。
ですが、5キロしか違わない、技術的にもトップレベルの人間を・・・
・まとめとして思うこと
那須川選手が、自分のメインの土俵ではなく、プロボクシングの超トップエリートとのボクシングルールの試合に挑戦したこと自体が、すごいことだと思います。
1回目のダウンのあと、心が一時的に弱ってしまい、手打ちになってしまいました。
それによって、いったん、なんとかメイウェザーの顔面をとらえる場面もありましたが、メイウェザーにはまったく効いていませんでした。
わたしは、テレビで見ていた時には、これを見て
「武力が・・・圧倒的に違いすぎる・・・」
と感じましたが。
今、再度、動画で拝見させて頂きますと。
1回目のダウンのあと、心が一時的に弱ってしまったことによって、手打ちになっていたのだな。
と理解しました。
那須川選手のパンチが、メイウェザーの顎のあたりをとらえているのに、まったくゆらぎもしないメイウェザーの武力に、ビックリしましたが。
そうゆうことなんだな、と、今は思います。
と言うことで、今回、新年のご挨拶と、年末の高田本部長殿率いる、RIZINの【那須川天心選手vsメイウェザー】を見て思ったことなどを、書かせて頂きました。
※那須川選手は、今回、違う土俵での試合により、非常にくやしい思いをしたと思いますが、なんとかまた頑張って頂きたいと思います。
試合前のメイウェザーの、挑発的な態度にも応じることなく、まさに空手の押忍の心の体現。相手の挑発になど乗らず、耐え忍ぶ押忍の心を見ることもできましたので、影ながらも応援させて頂きます。
それでは、失礼いたします。
今年もよろしくお願いいたします<(_ _)>押忍!【謹賀新年】