こんにちは、こんばんは、空手せもっちです(。-`ω-)押忍っ!
今回は、伝統派空手の組手でのポイントの取り方ですね。
みなさん、組手でポイント取れてますでしょうか?
組手でポイントを取るために、ポイントをどうしても取ってもらえないちびっ子や、お若い選手層の方々、中年になってもまだ伝統派空手を頑張られている方々。
たくさんおられると思います。
正直、今までもこのブログにおいても、何回か書かせて頂いてきたテーマではあるんですが。
今だにもってしても、まだ。
完全に、明確に。
「こうすれば、組手ではポイントを取れるんだよ!」
と言うことができませんね。
まず、ちびっ子同士の組手試合でよくみられることの一つとして。
お互いに、突きが顔面にしっかり寸止めで、突きが当たっているのにもかかわらず、なぜか、まったく五人いる審判の、誰一人として、旗を上げてくれない。
この、審判の持っている【旗】が上がるかどうか?
と言ったことで、ポイントになるのかどうかが決まってきます。
五人いる審判のうち、三人が攻撃を有効だと認めて、旗を上げることで、どちらかの選手のポイントが確定することになります。
で、ちびっ子同士の組手試合で、いつまでも、ちびっこ同士で、頑張って、必死に。
「えいっ!えいっ!!」と、お互いに突きを打ち合っており、完全に顔面にヒットするギリギリで止めているのに、ポイントにならない、旗が上がらない。
どこのちびっ子の大会でも見られることなんですけれども。
これの、いちばんの原因としては、【腰】が効いてない。
と言うことがあるんですよ。
つまり、ボクシングで見られるところの【ジャブ】ですね。
空手においては、とにかく「モーションをつけるな!」と言うことが重要視されますので、仕方のないことではあるんですが。
ちびっ子は、縮こまった打ち方になってしまいがちだと思います。
正直、そんなにも縮こまった打ち方をするくらいなら、思い切ってモーションをつけて、もっとドッカーン!と思い切って打ってしまったほうが、まだ旗が上がるのではないかな、と思ったりしています。
では、腰を効かせる、と先ほど書きましたけれども。
どうしたことなのか?
と言うことなんですが。
これは、やはり空手と言うものは【形】が元の根っこになってます。
なので、突きにしろ、受けにしろ、腰が入ってない動きと言うのは、良くないこと。
となりますね。
ポイントをお互いに取ることのできないちびっ子の組手は、たいてい、ようするに、【手打ち】になってしまってます。
ただ、えいっ!えいっ!と頑張って、手を出しているだけで。
ほかに動作しているのは、せいぜいふくらはぎくらい。
ふくらはぎの、小さな筋肉で、ちょびっと前に出ながら、手だけだして、えいっ!えいっ!とやっていることが多いのです。
それは、もうちょっと、形でもやり、腰を使えるようになれば、ポイントが取れるのではないかな?
と思います。
しかし問題は、成人の部ですけれども。
わたしのように、いったんフルコンタクト空手などにいって戻ったりした場合などや、他の格闘技などから、伝統派空手に来られた方なども、かなりの問題に感じる部分だと思うんですが。
わたしも経験があるんですが。
ガッチリと相手の選手の、顔面にヒットする直前で止めており、かつ引手もして、気合いも盛大に出しているのに、まったく、何度やっても、旗の一つも上がる気配がない。
間違いなく、当たったら大変なことになるくらいの威力、体重の乗った打撃で、打ち込んでいるのに、何度打っても、気合いを入れても、引手をしても、旗が上がらない、ポイントにならない。
そういった問題にぶち当たると思うんですよ。
もうずいぶん、伝統派空手の大会には出てないんですけれども今にして思うこととして。
ちびっ子と同じことをしていたのかも、しれないな。
といったことですね。
「ジャブ」では、ポイントにならない。
と言うことでしょうか。
しっかりと、打ち込む時は、半身になり、なるべく打ち手を伸ばしたほうがいいですね。
そして、踏み込んだ足の反動なども利用して、しっかり腰ごと返して、引手をする。
とくに大事なのが、腰を返して引手をすることなのだろうか?
といったことを、最近になり、ようやくちょっと感じました。
最近、よく勉強させて頂いております、【ともぞー】先生のこちらワンツーを一歩で突いていくやり方を教えてくださる内容の動画なんですが。
とくにわたしが感動したのは、動画の後半部分にて、ワンツーを打ったあと、腰を返すことでキメを作る。
と言う解説をされているところです。
わたしは、それを見て、「なるほど~・・・・・・」と感銘しました。
やはり、日本の伝統派空手のルールと言うもの自体が、剣道を元にしているものと聞きますので、残心を大切にしています。
残心と言うのは、攻撃のあとの、引手や、攻撃した相手がまだまだこちらに向かってくる可能性を考えて、攻撃を打ちっぱなしにせずに、しっかりと攻撃した手を引き、構えを取ることですね。
剣道でも、相手の頭を叩いて、それでポイントになるわけではないようです。
伝統派空手も同じように、相手の顔面に突きを入れる手前で止めれば、それでポイントになるわけではなく、残心をしっかりと取ることが大切になってくるようです。
そのためには、ともぞー先生の解説によりますと。
しっかりと、打ったあとに、腰を返すことで大きく引手を取り、大きく残心を取ることで、ポイントになるのだ。
といったことです。
突きでポイントを取るためには、攻撃が入ったあと、腰や上体が、相手のほうを向いていてはダメ!と言うことです!
しっかりと構えていた半身に戻るように、突きを打ち終わったあと、しっかりと引手をして、気合いも入れていても、腰を引き、半身に戻って残心をしっかりと取らないと、ポイントにならない、といったことなのだろうな。
そのように、現在では解釈しています。
ともぞー先生の【空手】動画!
おすすめですぞ(。-`ω-)!
こちらです!
(。-`ω-)最高!ともぞー先生!最高です!!勉強させて頂いておりますぞ!!✨
次にこちら、最近になり「花車」先生とのコラボ動画になっているんですが。
このきざみ突きを打ったあとのスイッチですけれども、なかなか打ち込み練習ではできても、なかなか実際の試合の場では、大変に難しいです。
しかし、しっかりと修得されますと、これはもう完全にポイントが取れると思います、旗もバンバン上がりますね!
ただまあやはり、スイッチしたあとの動きも練習する必要がありますので、習いたての時はまだできなくても、問題ないかもしれません。
これが試合でできたら、素晴らしいよなぁ・・
そんな上級テクニックを紹介してくださっております。
こちらの全日本チャンピオン【ヒロト】先生の、ノーリスクのきざみ突きの解説動画もすごいですね、まあ、ただただ、すごいなあ、といったところです。
なるほど、わたしは体を入れていたから悪かったのだろうか(~_~;)う~む
大変勉強になりますっ!
それにしても、みなさん、ともぞー先生のまわりの方々は、愉快で楽しい人が多いですね。
正直、こういった愉快な人たちが、これから新しい空手の時代を作ってくれると、わたくしも嬉しいです。
なんだか、あまりにも、殺伐としてないですかね、伝統派空手の世界・・・。
大会の雰囲気なんかも、正直、なんだか、軍隊みたいだよなぁ・・・(^^;💦
強く、厳しくあれ!
といったような古き日本の教育を受けついでいるのだろうか。
と言うのもわかるんですけれどもなぁ・・・。
空手をもっと、気楽に、誰でもが楽しく取り組めるようなものになってくれる日を、わたしは待っております。
それでは、今回はこのあたりで、失礼いたしますぞ(。-`ω-)オスオスッ!!