・✨せもっちの空手研究会✨・
こんにちは、こんばんは、せもっちでございます<(_ _)>令和2年!今年もよろしくお願いいたしますぞいっ✨
今回は、以前からよく考えていたことなんですが。
最近になって、子らにもよく言っていることなんですが。
自然な動きを心がけよう!
と言うことなんですよ。
たとえば、前屈立ち追い突きですけれども。
骨盤が、自然に、本当に力を抜いた時、ゆっくり動いた時、どう動きたがっているか?
と言うことなんですよ。
自然に後ろ脚を引き寄せて、前足にスッ・・・と寄せていきます。
その時に、後ろ足が寄せられた時に、骨盤は、自然とどうなるのか?
骨盤は、どのように動きたがっているのか?
と言うことなんです。
その、骨盤が自然とどう動きたがっているのか?
と言うところを無視して、筋肉や脳みそで、コントロールしようとすると、必ずムリがかかってしまうんです。
必ず、腰を痛めて腰痛を引き起こしたり、ヒザを痛めてしまい、選手としても、空手を生涯を通して練習していこう!
と思っていましても、自然の動きに逆らってしまった動きを頑張って、頑張って、頑張ってしまうと、壊してしまうんです。
どうしても。
【こうやらなきゃいけないんだ!】
つらいけど!
こうしなきゃだめなんだ!
と言うのがあると思いますけれども。
それが、本当に、古来・・・
中国から、沖縄へ伝わり・・・
沖縄から・・・日本国内へ・・・
空手道が伝達された時に。
本当に、痛みが伴うような動きが、正しいのかどうか。
腰であったり、ヒザであったり、何か痛みが伴う場合などは
何か無理をしていないか?
何か間違った動きをしているのではないか?
とか、いろいろと考えてみるのも良いのではないかと、わたしは考えております。
先生に、こう習ったので、痛いけれど、我慢してやらなきゃダメなんだ!
といった場合、もしかすると、先生の言っていることを間違って理解しているかもしれません。
先生も神様ではないので、もしかすると、その生徒さんに合ってない指導である可能性も、もしかするとあるかもしれません。
そこで。
いまいちど。
前屈立ちでの移動を、ゆっくりと行った場合、骨盤はどう動きたいのか?
自然にリラックスした場合。
どのように動きたがっているのか?
といったことを、注視してみるのも良いのではないかと思います。
後屈立ちでの移動の際、ヒザが痛いことがあるとして。
もしかすると。
何かまちがってないだろうか?
と、ちょっと考えてみるのも、良いかもしれないな、と思います。
ゆっくりと、リラックスした状態で、前屈立ち移動をしてみた時。
ゆっくりと、リラックスして、後屈立ち移動・騎馬立ち移動をしてみた時。
もしかすると、本当に骨盤が行きたがっている方向とは、違うほうに、無理やり、脳みそでコントロールしているのではないか?
脳みそで、何もかも、やろうとしていないか?
といったことなんです。
たとえば。
と言われるような、中国武術では基本の動作があります。
それは。
人間が自然に、まったくリラックスした状態で足や腰に力をゆっくりと入れていった時、腕であったり手であったりが、どう動くのか?
といったことを理解するためのものなんだろうな。
とわたしは考えているんですが。
本当にリラックスして、骨盤や、腕や腰、そういったものがまったく無理のない動作ができたなら。
それは疲れることが少なく、かつ、武術としての技も強いものなんではないか?
とわたしは、常々考えるようになりました。
しかしやはり、基本、といったことを勉強する時には。
もちろん。
今まで行ったことのない動作を理解するために、きつい思いをすることになると思います。
しかし、中級から、もしかすると上級に近いようなレベルになるまでに頑張った最に。
腰であったり、ヒザであったり。
そういったところに練習すればするほどに、痛い。
そのような場合。
本当にその動作は、自然に見た場合、無理のない動作であるのか。
もしかすると。
何か、間違っているのではないだろうか。
そういったとを、最近は考えております。
太極拳なんかもそうですが。
友人の太極拳の教室でありましたり、わたしの整体のお客様であったりした、太極拳の先生の方のお話しでも。
太極拳は、やればやるほどに健康になり、今まで歩くのが大変だったりした方も、歩けるようになったり。
そのような健康的な効果のほうが強い。
本来、武術といっものは、そうあるべきではないだろうか?
もし、ヒザがものすごく痛い、腰が痛い。
そういった苦痛を抱えて、それでも、何がなんでも勝たなくてはいけない。
だから、痛くても、どんどん関節が痛くなっていっても、練習しなくてはいけない。
そういった場合は、無理しなくて良いと、わたしは思います。
リラックスして、ゆっくりと、動いてみてはいかがでしょうか。
誰かに習う必要はないと思います。
自分で、ゆっくりと、しっかり考えながら、体感していくと良いと思います。
ここは、こうやってやったら、痛くなくなった。
こうしてみたら、痛くなくなった。
その場合、それは、正解なんだと思います。
誰がどう間違っているか?
そんなことは、なかなかわからないことですけれども。
どこか、もしかすると、無理な動きを長年続けてきている、といった可能性は、誰しもあるかと思います。
無理な動きを矯正したい時は。
いったん、すっかり空手も、鍛錬も、練習しなくてはいけない!
も、忘れてしまって良いと思います。
いったん、全て忘れて、楽になってしまって。
やがて、体が楽になったら、また少しずつ再開してみると良いと思います。
その時は、ゆっくりと、リラックスして、体や骨・関節が、どう動きたがってるのか?
といったことを、考えながら、自分で一人、行ってみるのも良いのではないかと思います。
その時のヒントとして、リラックスして、スワイショウを行ってみたり。
何げなく、ボーッとして、足をユラユラさせてみたり。
ただただ、腕を振ってみたり。
足を何も考えずにユラユラと、振り回してみたり。
そんな、体が自然に動きたい方向であったり。
自由な動きであったり。
そんなことを考えてみたら。
もしかすると。
関節の痛みを克服して、本当に健康になるための空手ができるのではないか、そのように、考えたりもしています。
それでは、今回は【自然な動き】について、といったことで書いてまいりました。
では、失礼いたしますぞいっ!
<(_ _)>押忍っ!!✨