押忍っ!こんにちは、こんばんは、空手せもっちです<(_ _)>押忍!
突然ですけれども、皆さまの心のなかには、ヒーローはおられますでしょうかな?
いろいろと、御座いますでしょうけれども。
皆様、それぞれに、心のヒーローがおられると思いますねえ。
私で言いますと、この空手ブログでも何度か書いたことがありますけれども。
空手で言いますと、やはり【空手バカ一代】ですね。
空手バカ一代を読んでなかったら、空手はしてなかったです、おそらく。
小学四年くらいでしょうか。
友人の家に遊びに行った時にみかけた、一冊の空手バカ一代。
それは、大山倍達先生が百人組手をされている場面でした。
あまりにもショックで、一巻から近所の古本屋に行き、速攻で全巻揃えました。
その古本屋さんには、大判のもので、七巻までありました。
これは[つのだじろう]先生の書かれたもので、わたしにとっては、つのだじろう先生は、完全に【うしろの百太郎】を描かれた、ホラー作家であるイメージでしたので、空手漫画を描いていたのでビックリしました。
で、心のヒーローの話ですが。
小学四年くらいですと、10歳くらいでしょうかね。
それは、かなり色々な影響を受けやすい、人生において最も多感な時期の一つでしょう。
そういった【少年期】に、空手バカ一代を読むことができたのは、良かったのかどうなのか、よくわかんないんですけれども。
空手をやらなくてはいけない!
といった、強烈なるモチベーションとなって、わたしの心に君臨しました。
かの、Kー1などでも有名なる、正道会館の角田さんも、【空手バカ一代】に影響を受けて、空手を始めました、と言っておりますね。
そのように、心のなかのヒーローは、その個人にとって絶大なる影響力があるのです。
ボクシングの辰吉丈一郎さんも、【あしたのジョー】の影響でボクシングを始め、矢吹ジョーを目指してボクシングを開始し、結果として、世界チャンピオンにまで上り詰めた!
なんともなしについでにウィキペディアを拝見しますと、アマチュアボクシング時代には、オリンピックの代表候補までも行かれたそうですね。
これも、心のヒーローあってのことなんじゃあないでしょうか、と、僕は思いますね。
そのように、心にヒーローがいるのか、いないのか?
といったことは、その人の個人のモチベーションに絶大な影響を及ぼすことになるのです。
わたしは、ふと、子に。
「きみたちには、心の中にヒーローは、いるのかい?」
と、先日問いましたね。
すると、どうにも、あまり思い当たらないのだという。
わたしは少し、切なくなり。
どうして私が昔からすすめている【空手バカ一代】や、中国武術の修行をして成長していく少年サンデーの名作、【拳児】を何度も読んでくれないのだろうか。
と思ったりしました。
ただ、拳児のほうは、何回か繰り返し読んでくれていたようなので、どちらかと言うと、組手よりも形が好きであるのは、拳児の影響も少しはあるのだろうか?
と少し思ったりしました。
拳児を読むと、中国武術には組手はあまりなく、空手で言うところの形、武術的には套路を主人公の拳児が修行していく作品なので、空手の形が好きになる漫画であると、わたしは思っております。
形が嫌いだ!
と言う子供には、拳児を読んでもらうと、形が大好きになると思います。
拳児を読む前「あ~ん?形だあ~?そんなもん何の役に立つって言ぅ~んやぁ~?wwwww」
拳児を読んだ後「形すげえよ・・・形ってのは、先人の英知の詰まった武術の結晶なんやなぁ。。。形、がんばろう!」
そーゆーこと。
そのように、拳児を読むことで、影響を受け、空手の形が嫌いだった人が、形が大好きになったり、非常に興味を持つことになったりするわけです。
もちろん、拳児や、空手バカ一代に限らず、サッカーで言えば、キャプテン翼だったり。
子の友人には、よく詳しくはわかんないんですが、黒子のバスケ、と言う作品を読んで、バスケ部に入ったのだという友人がいるそうでした。
僕の友人にも昔、有名なる【スラムダンク】を読み、影響をうけ、バスケを始めた友人がおりました。
そのように、心の中のヒーローは、個人にとって大変なる影響力を持つのですな。
しかし、子には、心のヒーローがいないのだという。
わたしは、色々と考えてみました。
すると、幼少の頃には、アンパンマンを熱心に繰り返し見ていたし。
それから少しあとには、ドラゴンボールをよく見ていたので、そういったことを聞いてみました。
すると。
アンパンマンは、大好きだけれど、心のヒーローと言う感じではない。
と言うような感じでした。
ドラゴンボールにおいては、いわゆる「クリリンのことかーーーーっっ!!」的な名シーンなどもあまり、わからなく、覚えてなく、見たのかどうかも、覚えてないのだという。
確かに、ドラゴンボールは、僕の母が、ドラゴンボールのことを「変態漫画だ」と言っていたりしたので、あまり見せてなかったようなところも、あったのかもしれません。
私にとっては残念なことです。
変態漫画の部分は、初期のあたりのブルマのあれとか、そういったシーンが何か所かあったところが、良くなかったのかなと思います。
僕は、やはりジャンプ系が好きでしたので、最強であるケンシロウが、さらに強いものたちにやられつつも、最後は長兄でもあり最強の、ラオウですら打倒してしまうほどに、さらに強くなっていくお話や。
キン肉マンで言いますと、やられてしまったヒーローたちに、遠くからこう、みんなで少しずつ超人パワーを分け与えてくれて、復活するシーンであったり。
こう、普段間の抜けた感じのキャラクターが、本気を出すとすごい、と言うのが非常に僕にとってはツボでしたね。
なので、そういう感じのものでは外せない、シティハンターですね。
冴羽遼さん!
僕の思春期の性格形成において、絶大な影響を受けてしまいましたね。
なので、僕は高校の頃などは、冴羽遼があまりにも好きで尊敬していたので、変態などと言われては喜んでいたりもしました。
わざとに、頭の悪い変態のふりをすることで、まるで自分が冴羽遼になったかのような気持ちになっていたのです。
冴羽遼さんは、普段は新宿の種馬などと言われたり、色々な女性に手を出してみたりしているものの、実のところ、槇村香さん以外の女性には興味がないといった本音をもっていたりなど、非常にかっこよく、大好きですね。
依頼を受けて、悪党をライフルで打倒すところなど、最強にしびれますな。
しかし、本当に困っている者にしか、力を貸すことはないのですな、どんなに大金を積まれても、冴羽遼が認めた人物からの依頼しか受けることはない。
最強だぜ・・・・。
いささか、自分語りが長くなりましたので、このあたりで自分語りは引き上げることにしまして。
今回のテーマである、心の中のヒーローについてです。
わたしは、それについて最近よく考えることがありまして、ちょっと深く考えてみています。
まず、こんな感じです。
第一時期。
幼少期のヒーロー!
例えば、アンパンマンなどですね。
2歳くらいに、テレビや絵本などもでしょうか、そんなヒーローたちに少しずつ触れていく時期です。
僕にとっては、ウルトラマンでした。
家族で出かける時などには、ウルトラマンのカセットテープをいつも、つけてもらっていたものです。
そして、宇宙戦艦ヤマトなども大好きだったようです。
これも3~4歳とか、そのあたりでしょうかね。
この幼少期のヒーローによって、なんらかの善悪の価値観ができるように思います。
こうゆう悪者は、倒さなくてはいけない!
と言うような感じのものですね。
勧善懲悪、と言うんでしょうか。
悪者から、人々を救う!
みたいな作品が当時多く、よく見ていたようです。
ただ、まだ幼少期のヒーローが、そのまま行動には出ないことが多いかと思います。
次は、第二期です。
【少年期のヒーロー】です。
これはもう、タイトル通りです、【少年〇〇〇〇(ジャンプ・マガジン・サンデーなどなど)】のように、少年なんとか、系統のコミックスを読み漁る時期ですね。
年齢的には、6~12歳くらいでしょうかね。
僕の頃で言うと、先ほども書きましたけれども、北斗の拳とか、シティーハンター、ドラゴンボールなど、数々のヒーローが当時もいましたけれども。
今の子供たちも、いろいろな少年ヒーローにふれ、影響をたくさん受けているのだと思います。
それは、非常に良いことでありまして、少年期に、少年漫画などでめちゃめちゃに頑張るヒーローとの出会いがないと、本当に困ったことに、なんだか情熱があまりないような感じの、ぼやーん、とした感じになってしまうのではないか、と、僕はそのように心配しているのです。
少年期のヒーローの影響力は、とてつもなく絶大ですね。
昔は、頭が悪くなるから、漫画は読んじゃあいけません!
みたいな家も多かったですが、うちは、父も非常に漫画好きでありまして、毎週のようにビッグコミックや、ビッグコミックオリジナル、スピリッツ、スペリオール。
といった漫画雑誌が一か月でかなり積み重なるくらいに、書店から届けられていたので、僕もスピリッツや、スペリオールなどはよく読ませてもらっていました。
ビッグコミックそのものは、あまりにもこう、華がないというか、子供には難しいものが多かったので、あまり好きでなかったですね。
反対に、スペリオールはどんどん若年層向けのお話、絵柄になっていき、僕好みになっていったのですが、父はあまり反対に好きではなくなってしまったようで、スペリオールだけ、取らなくなってしまいましたので、残念でした。
ツルモク独身寮とかが大好きでしたね。
まあ、ヒーローとかは、いませんけれども。
少年期に受けたヒーローからの影響は、小学四年生くらいに決定する、部活への入部の際に、絶大な効力を発揮します。
テニスの王子様、とかいうのもお若い娘さんには人気のようですので、テニス部などに入る方もいるのではないでしょうか。
その漫画や映画・小説・ドラマ、が面白いから、その部活にした!
と言うことも良いと思うんですが、子供は、もっと深い魂的な部分に影響を受けているんですね。
それは、その漫画作品などを見た時の
「すげえっ!」です。
この「すげえっ!」が、どれだけ強いか?
と言うことで、影響を受ける力が変わってくるものでありますが、たとえば、Aさんにとっての「めちゃくちゃすげえっっ!(涙)」。
が、Bくんにとっては「ほーん」、と言うような感じかもしれません。
Cちゃんに至ってはもう、「何がおもしろいのこれwwwwwwwwwwww(大草原)」くらいの感じかもしれません。
この場合、Aさんにとっては、この漫画作品はもしかすると、人生に影響を及ぼすくらいの作品になるかもしれませんが。
Bくんにとっては、人生に影響はないでしょう。
Cちゃんにいたっては、一か月後には覚えてすらいないでしょう。
しかし逆に、Aさんにはまったく興味が感じなかった作品が、Cちゃんにとっては超絶感動で、人生のバイブルとなる作品になったけれども。
Aさんにも、Bくんにも、あまり興味を感じることがないかもしれません。
そのように、どの作品がその人個人に興味的であるのか、人生に影響を受けるほどの、大人になっても覚えているほどのヒーローとなるのか、作品そのものがバイブル(聖書)となるほどの出会いとなるのか?
そういったことは、予測できるものではないわけです。
と、いささかまた、本題から外れましたけれども。
そのように、少年期にうけた影響は、その後の人生観に影響を及ぼすことが多くなってきますので、色々な漫画コミック以外であっても、小説であったり、映画であったり、ドラマ作品などからでも、色々な作品から、色々な影響を受けるのが良いのではないかな、と僕は思っています。
そして、第三期ですね。
【13~16歳くらい】でしょうかね。
これは、中学・高校生くらいの時期ですね。
これは時期としては短いものになると思います。
色々な作品に触れる時間も、勉学や部活など、個人の活動などで時間がなくなってくることなどからです。
また、わたし語りにちょっと入りますけれども💦
僕はこの時期に読んで影響を受けた作品としては、よくこちらでも書きますけれども【拳児】などですね。
拳児を読んでなかったら、たぶん、空手バカ一代からの空手、武術に対する概念以外は存在してなく、空手の形についてなどまったくもって興味がなかったんじゃないかと思います。
良かったらどうぞ(*´▽`*)σぽちりと✨
あと、一度こちらでも書いたことがあったような、なかったような気がするんですが。
【柔道部物語】ですね。
これは、友人のA君の家にありましたので、読んだりさせてもらってました。
これは、どちらかと言うと、勉強のほうが得意な感じの少年が、無理やりにいつのまにやら柔道部に入部させられてしまう、といった内容の柔道漫画ですね。
これを読むことで、最も今も響いていることがありますね。
【やはり、取っ組み合いになると筋肉は強い!】
と言うことです。
空手は、基本的には相手とのスペースが常にありますが、柔道などのような常に相手とつかみ合っているような競技では、相撲のように、体重や筋力が非常に有効であるな、と思いまして、今でもそのような考え方は残ってます。
競技によっては、たとえば、バドミントンなどで考えてみますと、巨大なマッチョであるからバドミントンが強いぜ!
とは、ならないと思うんですよ。
世界大会などもテレビで見てますと、腕なども細いですし、腕が重たくなったらかえって遅くなってしまって良くないんじゃないでしょうか。
なので、なんでもかんでも、とにかく筋肉をつければよい!
とはならないので、気を付けたいところです。
まあ、柔道部物語を読んだことで、わたしの筋トレが好きな体質に一役買っているのだろうな、といったことですな。
あと、【お~い!竜馬】ですね、武田鉄矢先生がお話を作っておられるので、非常に情熱的な作品です。
これも、友人Aくんの家にあり、読ませてもらいましたね。
当時の日本人が、日本のために戦ったのだというお話ですけれども、非常に人生に影響を受けました。
いや、人生には影響はうけてないかもしれないですが、考え方、魂的な部分で、今もこの作品は生きています。
今のお若い人たちにも、ぜひ読んで頂きたい、今から150年以上も昔の日本人は、どのように日本を守ってきたのか!
そういったところを、読んで心に残して頂きたいと思いますね。
印象的なのは、竜馬とその家族でしょうか。
竜馬の姉が、当時のハレー彗星を見て、竜や馬に見えたので、弟の名前を竜馬にする!
と言うところや。
姉が竜馬をひたすら強く、立派な侍にするために育てていくところ。
※竜馬の家は、父や兄がいましたが忙しく、母は非常に病弱で姉の乙女姉さんが、竜馬の面倒をよく見ていたようです。
体の弱い竜馬の母が、当時、身分の上の者には逆らえない時代でしたので、竜馬がしてしまった無礼から、上司から暴力などをうけ、母は結果として亡くなってしまったことなどのお話は、身分差別に対する憎しみを学びましたね。
この時竜馬たちをえらい目に合わせていた、乾退助、後の板垣退助は、この時のことを反省し「坂本竜馬先生がいなかったら、今の自分はなかった」と言っているとのことですので、良しとしましょうか。
あとは、竜馬が土佐藩から脱藩するシーンも大好きですね。
当時、脱藩することは、その時分の藩を見捨てることとなり、残された家族などは、下手をすると打ち首などになってしまうが、竜馬の家族は、どうしても土佐を出たいのだという竜馬のために、必死に竜馬が脱藩したことを隠すわけですが。
非常に感動的でした。
あと、日本国のために必死に日本中を駆け巡り、最後にはとうとうあまりにも国を強くするための考え方が革新的でありすぎたために、打ち首になってしまい、最後にはこの辞世の句、今もわたくし、いつでも言えますね、「身はたとえ、武蔵の野辺に朽ちぬとも、留めおかまし大和魂」と言う句を残した【吉田松陰】先生ですね。
ぜひ、なにか竜馬の関連する書籍や、作品などにも多くの今の若者にも、触れてもらいたい次第です。
最近では、ゴールデンカムイ、と言う作品もありまして、新選組の土方歳三なども出てきますけれども。
お~い!竜馬の作品でも、新選組はたくさん出てきますので、より今のお若い方々にも理解が深まるのではないかと思います。
そして、たくさん良い影響を受けて頂けますと、わたしとしても嬉しい次第です。
実際に存在した人たちであるということが、何よりもとてつもない説得力がありましたね。
お話を戻しまして。
第三期である、中学生の終わりころから、高校生くらいにかけて、思春期がきますね。
このあたりに読んだ作品から受けた影響は、より具体的な形となって、大人になった時に影響を及ぼしてきます。
と、そのように、第一期、などと書いてみましたけれども。
幼少期に影響を受けたヒーロー。
少年期に影響を受けたヒーロー。
思春期に影響を受けたヒーロー。
と言うように、それぞれ、微妙に違うもので良いと思っています。
幼少期に影響を受けたことは、大人になるころには具体的には何も覚えてないと思いますが、自分の人格や考え方の形成に、大きく影響を及ぼしているはずなのです。
次に、少年期に影響を受けたことも、あまり将来的には、具体的には残ってない可能性もありますが、少なからず大人になってからも覚えていることも多いと思います。
そして、大人の手前である思春期に影響を受けたことは、より具体的な、言葉やイメージとなって、強力かつ、非常に具体的なイメージとなって、魂的な部分や、脳や心にがっちりと残るのです。
そのように、僕の考えとしては、三期くらいに分けた。
幼少期・少年期・思春期、それぞれ違った良い影響を受け、それぞれの作品からその人の心に残るヒーローが必要なんじゃないだろうか。
そのように考えているのです。
3歳の幼児には、アンパンマンが良いと思うし。
15歳の少年には、お~い!竜馬が良いと思います。
まあ、おおまかに、ですけれども。
そして、何が言いたいのか?
と言うことなんですが。
心のヒーローがいないと、頑張れないじゃん!
と言うことなんですよ!
なんだか、空手とかで頑張っている時に、きつい時もあるかと思うんですよ。
そんな時、「空手バカ一代の大山倍達は、山籠もりでもっときつかったはずだ!」
みたいな感じに、心にヒーローがいないよりも、頑張れると思うんですよ。
色々な人生の局面でも、竜馬ならこうしただろう!
とか、様々な心のなかのヒーローたちと会話ができるのですよ!
そんな、心のなかのヒーローがいないままに、大人になってしまうと、冷酷な感じになったり、ぼーっとした感じの人になってしまうのではないか、と、そのように最近、考えているのです。
では、今回は【心のなかのヒーローについて】と言うことで、いささか長くなりましたが、書いていきました。
いかがでしょうか。
あなた様の、心のなかに、ヒーローはおられますでしょうか?
それでは、今回はこのあたりで失礼いたしますぞ<(_ _)>押忍っ!!✨