・空手のインナーマッスルの重要性【動画あり】・
こんにちは、こんばんは、空手のせもっちです(*´ω`)押忍っ!
今回は、空手などにおける【インナーマッスルの重要性】について、小さく動画も少し取りましたので、それらも交えて考えていることなどを書いていこうと思います。
まず、インナーマッスルについては以前からも、何度かは書かせていただいているんですが、簡単に言いますと、いわゆる胸筋と言われるような大胸筋であったり、肩筋と言われるような、三角筋などの、すぐにわかる目に見える大きい筋肉のことを【アウターマッスル】と言います。
反対に、外からの目ではすぐにわからない、関節などについている小さい筋肉群のことを【インナーマッスル】と言います。
今回は、空手におけるアウターマッスルと、インナーマッスルの重要性について動画で少し語ってみたりしましたので、良かったら見てみてくださるとうれしい次第です<(_ _)>押忍!✨
それでは、今回の動画はこちらになります。
【空手】インナーマッスルの重要性[Karate-Secret power-JAPANESE Martial arts]
あまり特に、変化もなかっものですので、サムネイルなどを作ったりするのはやめてしまいましたが、まあ、サムネイルや編集などしたところで、内容は同じですのでいいかなといったところです。
今回の動画では、インナーマッスルの重要性と、アウターマッスルとの機能の差、と言うような内容でお話をさせて頂いてます。
簡単に言いますと。
・アウターマッスル
体の外側にある大きい筋肉群で、大きい力を発揮するのに向いています。
突発的な出力としては、インナーマッスルほど素早く動作するのには向いてないです。
遅筋を鍛えることで、持久力を鍛えることもできますが、やはり限界があります。
外からの攻撃に耐える、鎧のような役割もあります。
体の外側からはあまり見えることのない、関節などについている小さい筋肉群です。
突発的な、瞬間的な出力に向いているので、格闘技などの瞬間的な動きが大切な競技では、欠かせない筋肉です。
肩関節などについているインナーマッスルが弱いと、高重量のベンチプレスなどのトレーニングの時に、肩関節を壊す原因になります。
がちがちに力を入れなくても、ある程度固めた状態を長時間キープすることができるので、疲れにくい。
リラックスした、脱力した状態からの出力に向いている。
といったような差があります。
このようにみてみますと、やはり、空手の技術力においては、どちらかと言うとアウターマッスル以上に、インナーマッスルのトレーニングが必要になってくるということが、よく分かると思います。
結論と言うような感じで考えますと、やはり両方、アウターもインナーも必要だと僕は思います。
ただ、フルコンタクト空手、ノンコンタクト空手、といったように、実際に相手を叩いてダメージを与えていく競技なのか、相手に直接ダメージは与えないのか?
と言うことで、重要な筋肉の割合も変わってきます。
実際に相手を叩いて、より多くのダメージを与える必要があるのなら。
外側にある、より巨大な出力を出すことのできるアウターマッスルの強化は重要です。
それは、フルコンタクト空手だけでなく、ムエタイであったり、K-1のようなキックボクシングのような競技でも、やはり大きい筋肉も鍛えているほうが有利だと思います。
しかし、実際に相手に攻撃を当てていくダメージ制のものであっても、アウターマッスルのトレーニングばかりしていると、技術やスピードはどうしても下がっていき、インナーマッスルの強化がないと、突発的な初速のスピードも鍛えられないので、ダメージ制の競技をされている場合であっても、インナーマッスルのトレーニングは、絶対に必要であると思われます。
反対に、ノンコンタクト空手のように、相手に対してダメージを実際には与えるものでない場合は、そんなにアウターマッスルは重要ではないかもしれません。
僕は筋トレは好きでやったりもしてますが、あまり伝統派空手の競技力には、期待してないです。
巨大なボディビルダーが、キレッキレの形の動きができるか?
と言いますと、どうしても無理があるように思います。
そもそも、巨大すぎるボディビルダーは、道着を着れるのかすらもう、怪しいかなと思います。
腕回りが60センチとかの人は、果たして空手の道着を着れるのだろうか・・・
と思うと、どうなんだかよくわかりません。
ただやはり、キレッキレの動きは難しいように思います。
キレッキレの動きをするためには、アウターマッスルをがちがちに入れた状態ではできないからです。
長年鍛えた巨大な筋肉のことをすっかり忘れ去り、インナーマッスルだけで動くような練習がまず必要になってくるかと思います。
・絶対に必要なアウターマッスル
絶対に、ノンコンタクト空手だろうと、フルコンタクト空手だろうと必要な筋肉があります。
それは【体軸】です。
腹筋、背筋、足腰です。
そのあたりはどんな競技だろうと、サッカーだろうと、バスケだろうと、徒競走だろうと、ホーガン投げであろうと、ほぼあらゆる身体的スポーツにおいて、絶対的に必要な筋肉だと思います。
とくに、足腰、ふくらはぎ、太もも、尻の筋肉がないと、どんな競技であっても上の世界は無理だと思ったほうが良いでしょう。
逆に、優秀な足腰の筋肉をもっているのなら、いろいろなあらゆるスポーツで、それなりに活躍することができると思います。
スポーツや競技で勝ちたかったら、上半身など鍛えてないで、さっさと下半身を鍛えたほうが良いでしょう。
立派な下半身を作るトレーニングを始めたなら、上半身のトレーニングも行っていくべきです。
ちょっと、脱線しましたけれども。
今回の動画では、そのように主にインナーマッスルの必要性、重要性などについてお話させて頂きました。
インナーマッスルの良いところは、やはり脱力からの突発的な瞬発的な力の発揮、にあります。
そのほか、関節部分をしっかりと強く固めて、関節を守るためにも絶対に必要な筋肉であり、いわゆる力んでない動き。
と言うことをするためには、ただだんに力を抜くだけでは、しっかりとインナーマッスルが作られてないと、スピードはでなく、力を抜くことでなぜ、早くなるのか?
といったことがまず、よくわかりません。
なのでしっかりと技術練習を数年、しっかり行うことで空手や武術、格闘技、スポーツに必要なインナーマッスルを鍛えていく必要があります。
しっかりとインナーマッスルが発達してくると、いわゆる【力んでない動き】のような、上級者のような動きができるようになってくると思います。
インナーマッスルをまずは初心のころにしっかり育てるためには、やはり徹底的に回数をこなすしかない、と僕は思います。
めちゃくちゃに力を入れて頑張ることでも、力はつくと思いますが、インナーマッスルは力を入れた状態ではあまり使われない筋肉なので、どうしても力むことで、アウターマッスル中心の動きになってしまいます。
あとは技術練習によって、技を出す時の、手以外の部分との一致も体得しないといけません。
腰を入れて技を出すように指導されると思いますが、腰をただふりまわしたり、腰は入れているものの。
腰を入れて、それから、よっこらしょ、といった感じで、腰の入りと技の出がまったく一致してないと腰の位置を変えただけ、といった状態になりますので、非常に難しいところです。
いかがでしたでしょうか。
インナーマッスルの重要性、おもしろさなど、伝わりましたでしょうか。
それでは、今回はこのあたりで失礼しようと思います。
ぜひ、インナーマッスルを意識して、技術練習に励まれてください!
では、失礼いたします(*´ω`)ノ押忍っ!✨