せもっちの空手と筋トレブログ

主に空手についての考え方、練習、鍛錬などといったことや、筋トレについてなど書いていこうと思いますm(_ _)m押忍!

筋トレ[筋肥大・パワー]の増強、増量と【空手】の技術練習の平行進行

こんにちは、こんばんは、せもっちでございます<(_ _)>押忍!

 

今回は最近、非常に困っている問題なんですが。

あれですね。

[筋トレ]と空手道の平行、といったことでお話ししていこうと思います。

 

・筋肥大について

 

以前にも書かせて頂いたことがあると思うんですが、筋トレによる筋肥大のためには、どうしてもその人個人の基礎代謝などの、一日の消費するカロリー以上のカロリーと、そのうち体重をグラムにした、2倍~3倍のたんぱく質を摂取していかないと、筋肥大はスムーズに進行しないわけです。

 

反面、空手道はどうしても、やはりスポーツ的な側面が強く、いわゆる筋肉で言いますところの【筋持久力】が、空手の練習において最も使われる筋肉の要素だと思うんですが。

そのように、筋持久力を多く使われるようなかたちですと、どうしても有酸素運動と言う運動になってしまいます。

 

通常、ボディビルダーであったり、筋肉量を増やすことに余念のない方々で言いますと、基本的には有酸素運動は30分以上は行わない、と言うのが基本になります。

 

それがなぜかと言いますと、すばり、筋肉量が減少してしまうからです。

 

なので、筋肉量を増やす、筋力トレーニング、筋肥大、といったことと、有酸素運動である空手などの格闘技やスポーツを、平行して行っていくのはなかなかに難しいことになるわけです。

 

どうゆうことかと、さらに書きますと、筋肥大を目的としたトレーニングを行い、筋肉量を3増やしたとして。

後日、激しい有酸素運動を行うことで、せっかく増やした筋肉量が、あまりにも激しい運動量になりますと、また同じく3減ってしまい、筋肉量的にはプラスマイナス0、と言うことにもなってしまう可能性があるからです。

 

そこで、空手などの有酸素運動の量などを下げることで、筋肉量の減少を少なくする、といった方法や、運動中に筋肉に栄養を与えるための【BCAA】や、昨今話題である【EAA】などを摂取しながら、空手などを行うことで、筋肉の分解を防ぐことはある程度できるわけですが、もちろんやはり、どうしても100%有酸素運動による筋肉の分解を防ぐことはできません。

 

しかし、筋トレだけで、空手も少なからず行っていかないと、どうしても空手の技術はすぐに衰えていきますので、少しでも行っていく必要があります。

 

ただ、まあ、おそらく、基本的にはしっかり栄養をとっていれば、筋トレを空手などの有酸素運動を平行して行っていくような日程であっても、しっかりと筋肉は増えていくと、わたしは考えています。

 

もちろん、ビルダーなどのように、トレーニングした部位は、次のトレーニングの日までしっかり休ませて、プロテインなどでたんぱく質をしっかり取っていくのが、筋肉やパワーの成長には一番良いわけですが。

筋肉量の増加、パワーの増加と平行して、空手などの有酸素運動もある程度しっかり行わないといけない場合は、理想的に筋肉やパワーを増やしていくことは難しくなります。

 

しかし、不可能ではありません。

 

わたしの経験から言いますと、サンドバック打ち込みなど、かなり頑張って筋肉を使用するようなトレーニングは、ベンチプレスなどの挙上重量が、どうしても次のトレーニング日には、下がってしまいます。

 

なので、しっかり有酸素運動と平行して行っていきたい場合は、最大挙上重量にこだわったトレーニングを行わないことが一番です。

 

ベンチプレスなどで、マックス重量を上げていきたい気持ちはどうしても誰しもあると思うんですが。

どうしても、サンドバック打ち込みなどを入れてしまいますと、次回のベンチプレスなどで下がりがちになりますね。

 

ベンチプレスは、神経系統の繋がりも重要なので、サンドバック打ちでなくても、腕立て伏せなどをかなり限界まで行った場合なども、次回のベンチプレスの挙上重量は下がる傾向にあります。

 

やはり、ベンチプレスをただ上げたいのなら、余計なことはまったくせずに、重たいものを上げたら、そのまま、数日後のベンチプレスまで、余計な上体や腕による、押すような動きはやらないほうが良いです。

 

しかし、それだと空手はどんどんヘタになってしまいますので、そこをどうするか?

 

といったことになりますね。

 

僕のおすすめとしては、最大重量や、マックスに近い重量を使っての筋トレを行わないことですね。

最大重量は行わず、12回程度できるくらいの重量から、どんどん追い込んでいくのが良いと思います。

筋トレでかなり追い込んでも、慣れてくればそんなにひどい筋肉痛には、そんなになることはなくなってくるので、空手をやることは十分できます。

 

そして、べつにマックス重量にこだわった重量でのトレーニングにこだわらなくても、しっかり追い込むことで、筋肥大は起こります。

 

なので、たくさん空手の練習を行って、さらに筋トレを平行して行っていきたい場合は、あまりマックスにこだわらない、最大筋力優先、といった内容のトレーニングはやらないようにして、追い込み式の、筋肥大のみを優先したメニューを組んでいくのが一番だと思います。

 

ベンチプレスにせよ、スクワットにせよ、デッドリフトにせよ、どうしても神経系統に重たい重量をやらせたあと、そのままの神経の繋がりをキープして次の後日の筋トレに臨まないと、どうしても余計な運動を入れれば入れるほど、最大挙上重量は伸びなくなってしまい。

さらにそこで無理をすることで、肩関節などを壊してしまうことになります。

 

一度壊れてしまった肩関節は、簡単には元に戻りません。

 

いくら頑張って、インナーのトレーニングやストレッチを頑張ったところで、壊れてしまった肩関節はもう、簡単には戻りません。

なので、やはり無理に最大筋力を狙っていく、パワー最優先のトレーニングは、ハードな空手練習とは平行して行っていくのは、難しい、とわたしは思います。

 

・まとめとして

 

空手をハードに行っていきたい場合

 

パワーや、最大挙上重量優先の筋力トレーニングは行わない。

もしくは、空手の頻度を下げる。

 

空手やスポーツそのものよりも、パワーや挙上重量をとにかく増やしたい場合

 

重たい重量でのトレーニングを優先し、余計な運動や有酸素運動は、あまり行わないようにする。

 

と言うようにやっていきますと、良いと思います。

 

それでは、このたびは、筋トレと空手などのスポーツを平行して行っていく場合、どうしたら良いのか?

といったことで考えて参りました。

 

それでは、失礼いたします<(_ _)>押忍!