せもっちの空手と筋トレブログ

主に空手についての考え方、練習、鍛錬などといったことや、筋トレについてなど書いていこうと思いますm(_ _)m押忍!

フックの打ち方から学ぶムチミ(鞭身)の考え方!【ファミリータイムさんから学ぶ】

こんにちは、こんばんは、せもっちです<(_ _)>押忍!

 

もうすっかり、世間様の空手界とは離れてしまい、自分の空手世界の追求を、むなしく追及しております。

空手界は昔から、【一人、一流派】と言われるように、どうしても先生によって、考え方、教え方が異なってきてしまいます。

 

わたしも、そのような経験がありますが、どうしてもその先生、先生によって、自分で積み重ねてきた考え方。

自分が積み重ねてきて、見つけた結論。

そういったものは、違ってきてしまいますので、どうしても仕方のないことだと、わたしは思っています。

 

A先生はこう言っていたのに、B先生はこういっていた。

そう言うことは、空手の世界ではどうしても起こってしまうと思いますが、それは、どうしても仕方のないことなのです。

A先生にとっては、それは間違いのない真実であり。

B先生にとっては、それは間違いのない、自分が積み重ねてきてつかんだ、結論なのです。

パンチの強い先生と、キックの強い先生とでも、おそらく指導の方法は異なってくると思います。

一つの道場にも、先生が一人とは限りません。

 

しかし、それは、その先生、先生によって、違う真実があり。

違う、自分がたどってきた空手道の結論に、どうしても差が生じてしまったことの結果であり。

どちらかの先生がより優れている、と言うことではないのだと、わたしは思います。

 

先生と生徒の相性もあると思います。

 

では、今回は、タイトルにありますように。

「フックの打ち方から学ぶ、ムチミ(鞭身)の練習!」です。

 

まず、こちらの先生の動画を見て頂くと嬉しい次第です。


左フックの打ち方|フォームを良くする練習

最近、楽しくよく拝見させて頂いている動画、ファミリータイムさんからです。

 

こちらの先生の、フックの打ち方なんですが。

しっかりと、腰を入れてから、パンチを出しています。

 

手から打ってしまうと、いわゆる手打ち、と言われるパンチになってしまいます。

 

わたしは、伝統派空手においては、どうしてもやはり。

スピードや展開が大変に早いですので、手から先に撃つ方法が有効だと考えていましたが。

やはり、しっかりと効かせるといったことになりますと。

このように、実際に殴る蹴る、の世界で生きてきた先生の言うように、やはり、しっかり腰を入れてからパンチ。

なにをするにも、しっかりと腰を入れてから攻撃。

 

そうです。

 

形における。

ムチミ【鞭身】と同じ考え方であると、わたしは思います。

 

手から打つ方法にも、重たく、効かせる方法もあるようですが。

それは、空手や格闘技の世界にも、たくさんの技術があるわけですので、どれが最も優れているのか?

となりますと、それこそ千差万別の世界でありまして。

打撃と寝技と関節は、どれが一番強いのか?

といった、永遠にわかることのない問の一つだと思われます。

 

こちらの先生のように、腰をしっかり入れて打つような打ち方は、空手で言いますと、ムチミに近いのではないかと、わたしは思っています。

 

よく、腰を入れて突け!

と言われると思いますが。

よくある間違いが、腹筋で腰を回してしまうことです。

 

一生懸命に、腹筋で、まるで、ハワイアン【フラダンス】のように、クイックイッ、と腰を回してしまうことです。

 

腰を入れて突きを打つ。

と言うことは、ハワイアンダンスのように、腹の力で、腰をサッサッ、素早く簡単に、エクササイズのように、クイックイッ、とひねるものではない、と言うことです。

 

そこを間違ってしまうと、まるでしっかり腰を入れて突いているようでも、ただ、腹筋、正確には内・外腹斜筋などの腹筋群を使って、骨盤をただ、ただたんに、むなしく、ハワイアンダンスさながらに、回転させて、踊っているといった事態になっていることです。

 

それは、腰を入れて突いている。

と言うことにはならない、とわたしは考えています(個人的に)。

 

腰は、入れるものではなく、勝手に、自動的に入るものだと、最近のわたしは考えています。

と言うか、現在のわたしの、腰を入れる。

と言うことの解釈は。

腹筋などの上体を使っての、いわゆる【回転】ではなく。

 

地面と足の接するところから発される、股関節の力の発揮のことを、【腰を入れる】と言うことだと、わたしは考えています。

 

さらに、解説を書いてまいりますと。

地面と接する足の裏から、グイ、と力を加えます。

そこで、地面からの力はヒザまできます。

そこで、ヒザをしっかり伸ばしていきます。

それは、空手でよく言われるように、ヒザを伸ばせ!

の段階です。

 

そのヒザを伸ばしなさい。

の段階は。

ただ、ヒザ筋肉、ハムストリングス筋群などを使って、太ももの筋力を使ってヒザを伸ばすのは、あまり良くありません。

ヒザは、地面から来た力を、そのまま股関節に伝えるために、伸ばしていきます。

 

そのようにして、地面から来た力が股関節に来た時。

構えの後ろ側にあたる股関節は、前に押し出されます。

前足は、しっかりと固定させておきます。

前足などの前方向がフラフラしていると、野球のバッティングや、ボクシングでも言われるように、前足を【壁】にしておかないと、せっかくの地面からの力が、フラフラと抜けていってしまいます。

 

なので、前足はしっかりと閉めておきます。

 

そして、後ろ脚から来た地面からの力が、股関節までせりあがって来た時。

始めて、腰は入るのです。

 

腰は、腰で回してはダメです。

腰は、あくまで地面から来た力で、股関節が入ることで、自動的に、勝手に気づくと入っている状態になります。

 

          ・腰と突きの連動の違いが【ムチミ】・

 

ここで、地面から来た力を使って、そのまま上体を回転させて突いてしまうほうが早いし、威力も十分なのですが。

ここで、腹を緩めることで、腹を強力なゴムのような軸、映画ベストキッドで、ダニエルさんの先生である【ミヤギさん】が言う、でんでん太鼓のようになります。

 

腹を緩めることで、地面からきた力を、さらにもう1エンジンを追加することになります。

それが、上記のフックを打っている画像のような形となります。

 

先に、もうしっかり腰が入っている状態では、まだ撃ってません。

 

腰が入っていても、まだ撃ってません。

 

それが、ムチミのようなものだと、わたしは考えています。

 

腰が入った状態で、さらに、緩めた腹で、もう1段階、エンジンを蓄えることで、さらにパンチにタメを乗せるような形になります。

 

これは、こういったフックのような技を練習していると、わりと気づくと思います。

 

先に腰が行ってから打つ、と言う打ち方ですが。

これは、サンドバックなどを叩いておりますと、非常に強いです。

これは、自分が食らったら、大変なことになるだろうな、といった威力が出ます。

 

ただ、腰を先に入れてから突いていく打ち方は、こちらから先制していく場合は、なかなか当たらないですので。

このようなフック技のように。

こちらから先制していく場合は、ワンツーの、ツーの瞬間に織り交ぜていくように。

ボクシングでも、なかなか一発目でフックを打ちにいくことは、少ないと思います。

 

まず、ジャブで入って、ツーのフックにつなげる、といったことが基本になると思います。

そのツーで打ち込んでいく、フックの時に、空手で言うところのムチミのような打ち方をしていっていると思うんですが。

 

やはり、なかなか簡単にはいかないですわな。

 

もちろん、地面からの力を使って。

足の裏から出た力を、ヒザに伝えて、股関節を回転させ、腹を柔らかく使って、最後に肩甲骨から発射していく、そんな突き方は。

その場練習などでは、それなりに、誰でも練習すればできるとは思うんですが。

 

実際に、とてつもない素早い展開である、組手などで、それを使うとなると。

もう完全に異なる世界になります。

 

いわゆる。ケンカパンチ。

などを、形で行われるようなスタイルで受け。

受けた体の開きの力を使って、瞬間的に、本当にほんの瞬時に、ムチミを入れることで、かなり強力に撃っていくことができると思うんですが。

まだまだ、一人、ただ、やっている段階ですね。

 

 

動画のほう、毎回勉強させて頂いております。ファミリータイムさんからでした。

おすすめですので、拝見してくださると、勉強になると思います。

 

いろいろファミリータイムさんの動画を勉強させて頂いてますと。

腰と一緒にパンチを打ってしまっているような、そんな打ち方を。

「筋肉パンチ」と表現しています。

そのような、腰の回転と、パンチを一緒に打つような、筋肉パンチを練習していてもダメだな、と、そんなことを考えたりする、良い動画となっております。

 

もちろん、一人一流派です、空手は。

いや、空手に限らず、格闘技は一人一流派だと思います。

 

今回は、そういった、キックボクシングなどで行われているような、腰を入れてから撃っていく。

そんな打ち方について、考えてみました。

 

それでは、失礼いたします<(_ _)>押忍!

 

伝統派空手【形競技】における筋トレの有効性!※やや辛口

伝統派空手【形競技】における筋トレ【ウェイトトレーニング】の有効性!

※やや辛口です※

 

こんにちは、こんばんは、せもっちです(。-`ω-)押忍っ!

 

みなさん、空手道や武芸武術、格闘技やスポーツなど、頑張っておられますでしょうか。

かなり暑いですが、がんばりましょう!

 

今回は、伝統派空手における、筋トレの有効性について、考えを改めたものですので、そういったことを書いていこうと思っております。

 

・考えを改めた部分について

 

わたくし、今まではあまり、伝統派空手においては、あまり筋量を増やしてしまうような筋トレ[※ウェイトトレーニング等]は、自分でもあまり行わないほうが良いと考えておりましたが。

現在では、伝統派空手においても、筋トレ(ウェイトトレーニング等)は非常に有効である。

と言うように考えております。

 

今まで、伝統派空手において、筋トレ、限定すると、筋肥大を優先したようなトレーニングは、行うべきではない、といったような考えでしたが。

最近では変化が訪れました。

 

やはり、伝統派空手においても、筋肥大を起こすほどの、高重量のフリーウェイトなどを扱うようなウェイトトレーニングも、非常に有効である、と言うように考えています。

 

間違ってはいけないのは、あくまでボディビルディング的になってしまってはいけない、と言うことです。

体をデカくすることが、主目的になってしまってはいけない、と言うことです。

 

しかし、デカくしても良い体の部分もあると最近では考えています。

 

まず、デカくしてはいけない部分は、末端にあたる部分です。

腕ばかり太くするようなトレーニングは、体軸が弱いのに、末端ばかり太くしてしまいますと、木で考えますと、木の幹は細いのに、枝ばかり太くても、弱い木の幹は、太すぎる枝を支えることができません。

 

体で例えると、腕は木の枝であり、体軸は、木の幹にあたります。

 

木の幹を鍛えて、強くしていくことで、末端である枝、手などをしっかりとコントロールすることができます。

 

何年もかけてウェイトトレーニングを行うことは、今では伝統派空手においても有効だと考えていますが、腕などの木の枝にあたるような部分ばかりを太くしてしまうと、スピードは間違いなく下がることになり、腕に振り回されるような動きになってしまいます。

 

昨今の伝統派空手における形の試合においても、世界規模の大会においてはとくに、筋力が強いような選手が多いようにわたしは思っております。

 

わたしの伝統派空手における、最も尊敬する形選手の一人として、喜友名諒選手がおられますが。

喜友名選手の、筋力トレーニングなどの動画なども拝見してみますと、おわかり頂けると思います。


空手形の世界王者・喜友名諒がクロスフィット開始

このように、まるで体操選手のように体を自由自在に、肩関節やいろいろな体の筋力を強化することで、こういったトレーニングもされているようです。

 

こういった、自重を吊り輪で持ち上げるといったことは、ある程度の筋力があり、体重が50kgなどの軽い体重ですと、反動をつけるなどすれば、できるかもしれませんが。

喜友名選手は、見てもわかるとおり、まったく反動をつける、といったことはせずにまるで一流の体操選手に近いレベルで、自分の体をまったく反動をつけることなく持ち上げています。

これは、かなりとてつもない筋力が必要となる動作です。

吊り輪を掴んでいる、喜友名選手の腕なども見てもわかるとおり、従来の伝統派空手の選手の限界を超えているように思います。

 

動画のほうは、基本的に最初の5秒も見て頂けますと、わたしの言わんとしていることがわかると思いますので、少しでも見て頂けますと嬉しいですね。

 

見て頂けるとおわかりになると思いますが。

喜友名選手の表情を見て頂きたいです。

なんと・・・吊り輪と言う非常にきつく、苦しいトレーニングを行っているのに。

体を持ち上げた時、すごい笑顔をされているんですね。

これは・・・強いわ・・・と、わたくし、思いました。

喜友名選手は、1日に6時間以上練習されるそうですが。

そのような、筋トレなどもたくさん行っているのだと思われますが。

 

この、楽しげな表情。

みなさんは、この言われをご存じでしょうか。

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「子曰く、これを知る者は、これを好む者に如かず、これを好む者は、これを楽しむ者に如かず」
と言うのがありますが、まさに、こういったことですよ。

意味はご存じのとおりです。

それを知っている者は、それを好きである者には敵わないよ。

だが、それを好きである者でも、それを楽しんでいる者には、敵わないよ。

といった格言ですね。

 

喜友名選手は、まさに、空手やトレーニングを楽しんでおられる。

日々のつらく、ハードな練習も、自分が成長する喜びに変えておられる。

それが、喜友名選手の強さの秘訣でしょう。

 

 

喜友名選手の世界大会の決勝の動画なんですが。

こちらを見て頂けますと、よくわかると思います。


FINAL Zigi Zaresta (INA) Vs Ryo Kyuna (JPN) - 16th AKF Karate Championship

勝戦ですが、先攻はインドネシアの選手です。

おそらく、雲手を演武されておりますので、松濤館の流派だと思われます。

素晴らしい形ですが、今までの形のイメージとはかなり違っているように、わたしは思いました。

どのように違うか?

 

それはもう、力強さです。

今まではこういった力強さよりも、形のうまさ、するどさ、そしてなによりもかによりも、1にも2にも【スピード】が重要だったように思います。

 

スピードがなによりも大事であると言うことは、結局のところ。

重量級の選手と、軽量級の選手とでは、どちらが有利であるか?

それはもう考えるまでもないですね。

プロボクシングの試合を見てもわかりますが、体重の階級が下がるほど、パンチなどの打撃力は落ちますが、はたから見ても、スピードは目に見えないほどに早いですね。

 

手足を速く動かす、と言うことにおいては、体重は軽いほうが有利です。

 

しかし、このたびの世界大会を見てもわかるように。

喜友名選手も、相手のインドネシアの選手も、かなりの筋肉量を感じます。

 

この、決勝戦までの対戦相手などは、よくわからないままに書いているんですが。

従来のように、とてつもなくスピードが速いような選手とは、たくさん決勝に上がるまでに当たってきたと思うんです。

しかし、このように非常にパワフルな形を行うインドネシアの選手や、体形やパワーが充実した、なによりも力強い形を行うことのできる、喜友名選手が決勝戦に勝ちあがる、と言うことは、今までのようにスピードが、なによりも重要である。

といったような部分が、変わってきているのではないか。

そのように、わたし個人としては感じております。

 

・スポーツとして考えた場合

 

まずは反対の観点から言いますと、どうしても、空手はスポーツではなく武道・武術なんだ!

となりますと、ウェイトトレーニングは、西洋のボクシングなどの格闘技、グローブをつけての格闘技のため、そんなイメージが出てきてしまいます。

しかし、空手もオリンピックなどにもなり、スポーツとしての側面がかなり大きくなってきました。

 

その場合、どんなスポーツも、ウェィトトレーニングをまったく行わないようなスポーツは、ほぼないと思います。

空手においても、従来からいわゆる簡単な、技術練習をさらに追い込むためのような。

【補強】

といわれる、腕立て伏せを、練習の最後に行う、腹筋や背筋を練習の最後に行う、などといったことはかなり昔から、伝統派空手においても行われてきたと思います。

しかし、そのようないわゆる【補強】といわれるトレーニグは、あくまで補強と言われるように、あくまで技術練習で疲労した体を、さらに運動能力を後押しするための補助、あくまで補助的なトレーニング、であったとわたしは思います。

 

しかし、本当にスポーツである。

と言うように考えた場合には、そのような【補強】といった程度のものでは、これからはダメではないだろうか?

そのように思い、このたび、ひさびさに書かせて頂いております。

 

たとえば、スピードがなによりも重要であるスポーツである。

陸上競技の花形である【100メートル】ですが。

今時、まったくウェイトトレーニングを行わない【100m選手】や、陸上選手はおそらくいないと思います。

ラソンなどの競技はまた違ってくると思いますが、単純に、限られた時間内でよりスピードを発揮しなくてはいけないような競技においては、おそらくほぼ100%、ウェイトトレーニングは行われていると思います。

 

それほどまでに、陸上競技などにおいても、格闘技においても、最も重要なトレーニングの一つである【筋力トレーニング】を、練習の最後の追い込みとして【補強】といった形で行われるのは、今の時代においては、もうダメなんじゃないだろうか?

とわたしは考えております。

 

これからはもう【補強】といった形での、あくまで体力を強化するためのメインは、練習であり、筋トレは【補助的なもの】といった考え方から脱却する必要があるのかもしれないな、といったことです。

 

100メートルの選手が早く走るためには、ただ走ることを繰り返すだけではだめです。

太ももの裏側のハムストリングス筋群や、大腰筋などのインナーマッスル、腹筋群や腕を力強く振るためのトレーニングも重要になってきます。

 

そのように、全ての体の部分は、骨と筋肉によって動いているわけですので、どうしても今よりもよりスピードを出すためには、ウェイトトレーニングは必要になります。

 

もちろん、よりハードに練習を行うことで、足腰はガクガクになるほどに疲労し、余計なウェイトトレーニングなどできない!

と言うくらいに疲れ果て、筋肉も追い込まれ、極度の疲労状態になると思います。

しかし、それは、筋肉が大きく成長することとはまったく違う経過になります。

 

筋肉を成長させるためには、適切なトレーニングが必要です。

長時間の筋肉の、極度な酷使は、マラソンと同じこととなり、むしろ筋力を低下させてしまうこともあります。

そのような、長時間筋肉を酷使するような練習を行う場合には、ウェイトトレーニング的な観点から考えますと、BCAAやプロテインなどのたんぱく質を補給しながら、練習を行うべきです。

 

長時間の筋肉の酷使は、貴重な筋肉を失ってしまうことになるからです。

長時間の継続的な運動は、血中の栄養素であるグリコーゲンなどを、あっと言う間に使い果たし、やがては体脂肪なども溶かして、血液中に巡り、栄養として使われます。

※それはダイエット的な観点からすると良いことなんですが。

 

血中のグリコーゲンなどの栄養素を使い果たしたあと、体脂肪などを溶かし、血中に回し、エネルギーとして使います、その時体脂肪は【遊離脂肪酸】といわれる状態となり、やっと栄養として使うことができるようになりますが。

 

その時、なんと、遊離脂肪酸と同じく、貴重な筋肉そのものも、体を激しく動かしている、貴重な貴重な筋肉そのものも、なんと、エネルギーとして使ってしまうのです。

 

それを防ぐためには、運動中にちまちまと、BCAAやたんぱく質などを摂取する必要がありますが、あまりそこまでされている方は少ないと思います。

そのようにちまちまと、栄養を補給することで、運動により筋肉を失うことを防ぐための栄養(プロテイン・BCAA等)を補給することを【ビルダー飲み】などとも言うそうですが、そういったことは、そのほかのスポーツでも有効です。

 

松濤館で言いますと、動画などで拝見したところ、在本選手なども、以前と比べますとものすごく筋肉量が増えたように感じました。

やはり松濤館の選手も、今はしっかり筋力トレーニングを行っているのだな。

と思いましたね。

 

・形における筋力の意味合い

 

本来、形での試合と言うものは、お互いに実際に戦った場合、どちらが強いのか?

と言うことが本来の意味合いであると思うのですね。

 

それが、いつのまにやら、形での試合では。

どちらがよりうまいのか?

どちらがより速いのか?

 

そういったことが、重要視されることなどもあったような感じがします。

 

しかし、実際に本当に、戦ってみた場合どうでしょうか。

 

体重が50kgの選手と、まるでマイクタイソンのような重量級の人とでは、条件がかなり違ってくると思います。

マイクタイソンのような人は、単純なスピードで言いますと、どうしても50kgの人に負けてしまいますが。

本当に戦った場合はどうでしょうか。

 

もちろん、ヘタである場合、お話しになりませんが。

 

形と言う競技のうえでの話ですので、あくまで競技なので、ヘタである場合は仕方ないですね。

 

しかし、ほぼ同等である場合。

 

より普通に殴り合いをした場合、完全に勝っているほうが負けてしまうと言うことは、なんだか、おかしいのではないか?

そのように思ったりもします。

 

世界大会などでは、外国の審判の方々が審判を行うことが多いですが。

わたしが考えるところによりますと。

 

日本と言う国では。

どうしても昔から、武道といったものは、

小よく大を制す

といった言葉のように、小さいものが、自分よりも大きいものに勝つところに武道性がある。

といったように考えられているように思います。

わたしもある意味賛成ではあります。

自分よりも小さいものに勝つために、武道を練習する必要はないからです。

 

自分よりも大きく、力も強いものに勝つために、武道を練習するわけです。

 

しかし、実際にはなかなかそうはいきません。

 

こちらはわたしの大好きな漫画である、バキですが。

合気道の渋川剛気先生が、でかい相手を簡単に崩して動くこともできなくしてしまうシーンですが。

これが実際にできたら、本当にすごいと思います。

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みんな、これができるようになりたいから、東洋の武術・武道を修行するのだと思います。

小さい人が、簡単に自分よりも大きい人を倒してしまう。

これほどカッコイイことはありませんね。

 

まさに、武術の本懐、といったところだと思います。

 

しかし、実際に空手道において、これができるような人はどのくらいいるのか?

といったところ、なかなか難しいと思います。

 

小さく大を制す

 

これが、修行によって本当に誰もができるなら、ウェイトトレーニングは本来必要ないのかもしれませんが。

 

しかし、それにしても。

 

柔道などを見てみますと、昔はあったそうですが。

今はもう、大型の海外の選手がやはり強く、小さい選手が、大きい選手に勝つ。

そういった感動的なことは、少なくなっているように思います。

 

やはり、筋力が強く、体が大きい。

 

それは、クマのなどの野生の世界においても、絶対的な強さの証明であり、ボクシングなどにおいても、ほぼ3キロごとに体重を細かく制限しており、ほんの数グラムでも体重がオーバーしていたら、失格となってしまうほどに、体重が重たいと言うことは有利である。

とされています。

 

空手の組手においても、現在では体重が分けられている場合が多いと思います。

 

フルコンタクト空手の世界などでは、昔で言いますと、わたしの大好きな【緑健児】先生のように、75キロ以下の中量級でありながら、体重無制限の大会で優勝してしまったといったような、英雄の方もいますが、最近ではそういった素晴らしいお話しは、めっきり聴くことも、見ることもなくなってしまったように思います。

 

マイクタイソンは、180センチの身長で、190センチ以上が普通であるボクシングのヘビー級の世界でほぼ無敗の強さでしたので、非常に感動的です。

そういったところに、技術の面白さであったり、神秘性などを感じるわけですが。

 

いずれにせよ。

やはり、体の大きいものが勝つと、やはりどうしても。

「やっぱり、でかい方が勝ったか・・・」

といったように思うと思います。

 

そして。

小さいほうが勝つと

「おおっ!!小さいほがでかい方に勝ったぞっ!!すげえっ!!」

 

となります。

 

そんな、小よく大を制す、のところに武術、格闘技の神秘性、面白さ。

そういったものが、たくさん隠されている、そのようにわたしは思っています。

 

しかしやはり、どうしても、本能的に大きいほうが勝つだろう?

と言う考えがあると思います。

 

それは、大きいほうが有利であることを、本能的に感じているからです。

 

ボクシングの試合で、50kgのチャンピオンと、100kgのチャンピオンとで戦う場合、可能性としては、100kgのチャンピオンが勝つ可能性が高いのではないか?

 

それは、誰もが認めることだと思います。

 

わたしもそう思います。

 

おそらく、100kgのチャンピオンの前に、50kgのチャンピオンの人は、圧倒的な力の差を見せられ、負けてしまうのではないでしょうか。

もちろん、やってみないとわからないです。

100%ではありません。

しかし、可能性として、100kgのチャンピオンのほうが有利である、と言うことについては、多くの方が賛成ではないのかな、と思います。

 

そのように、やはり、ガッチリと鍛錬し、鍛え、練習してきた選手同士であるなら。

筋力や体重がある方が有利である。

 

そのように、あまり東洋の武術の神秘性よりも、現実をなによりも重視している、リアルを考える外国の審判である場合。

やはり、体重や筋力がある方が、戦った場合勝つだろう。

 

そのように判断するからではないかな。

 

世界大会などで、筋力が強い大型の選手が活躍するようになってきたのは。

外国の審判の方々が、形競技を、形そのもののスピードやうまさ、だけでなく。

実際に、形などを通して戦った場合の、戦闘力の強さを見ているとした場合。

 

大型の選手が有利になるように思います。

 

といったところですかね。

 

もちろん、形そのものの技術がお互いに拮抗するくらいでないとだめですね。

 

形がヘタであるのに、パワーが強いから勝つ、となりますとこれはもう大間違いです。

やはり、形は素晴らしい技術を持っており、さらに筋力・パワーもすごいぞ!

と言うのが、理想的な武術家の姿ではないかと思います。

 

技術練習しかしていない人でも、かなり形が強い人はたくさんおられますが。

やはり、とっくみ合いになったら弱い。

腕相撲をしたら弱い。

パンチも軽い。

 

と言うよりも、形が早くてうまい!キレもすごい!

そして、筋肉も強い!パワーもすごい!

 

そういった選手のほうが、体は細いけれど、技術はすごいぞ。

といった選手よりも、なんだかすごいのではないかな、とわたしは思います。

 

・まとめのような段階に入ろうと思います<(_ _)>押忍!

 

やはり、そこそこ足腰が鍛えられておりますと、しっかり足や腰が使えていると、手足も運足も、早く動けますけれども。

どうしても、それ以上の筋力トレーニングなどを行っておりません場合には、格闘技競技の方々などと比べますと、どうしてもなんだか、力強さで負けてしまうように感じてしまうことがあります。

 

やはり、形選手の動きを一般の方々が見た場合に

「こりゃあ・・・・すげえパワーとスピードだなぁ・・・!」

と感嘆してしまうような。

 

そんな形を、お若い方々はとくに、目指してみると面白いのではないかな、とわたしは最近になって思っております。

 

喜友名選手の体を見てますと、なんだかもう、空手の道着が筋肉でパンパンになっているのではないか?

と言うくらいの筋量をされておりますけれども。

そのくらいの迫力があっても、これからの空手は良いのではないかな。

 

そんなことを言いたく、このたびは書かせて頂きましたね。

 

体の細い選手が、早いばかりの形を行うのは、なんだか、飽きてしまったな・・・

 

そんなこともありますかね。

 

では、失礼いたしますぞい(。-`ω-)ノ押忍っ!!

 

 

元祖拳法漫画【拳児2】発売!感想などいろいろ語ります

こんにちは、こんばんは、みなさんは元祖拳法漫画【拳児】はご存じでしょうか。

 

このたび、元祖拳法漫画【拳児2】が発売となりましたので、さっそくお買いあげしましたので、感想などでも書いていこうと思います。

 

こちらですね、【拳児2】!

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これはもう、嬉しすぎでしょうが(*´ω`*)!✨✨

なんのかんのともう、27年の時を超えてしまいましたかね(;´・ω・)💦

いつもの、【松田隆智】先生、作画のほうも、もちろん欠かせない【藤原芳秀】先生が描かれておりますね。

 

では、内容のほうに軽く触れていこうと思います。

 

さっそく、表紙のほうはこうですね。

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27年前と同じ!!画面構成!

そして、拳児のあとにしっかりついている【2】!

 

早朝ランニングの最中の男性がふと、公園に目をやると。

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なにやら、太極拳の練習をしている人が・・・!

 

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【第1話・拳児再び】きたっ(。-`ω-)!!

 

いつもの早朝の拳法の練習を終えたのか、ふー、と息をつく拳児

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(。-`ω-)💦「拳児さん・・・イケすぎじゃないっすか!!」

 

そして、昔からの友人である太一君登場!

 

なにやら、悩みがある模様。

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子供がどうやら、いじめのような目にあっていると言う・・・

 

これはもう、わかりますね。

わたしも、中学時代には毎時間、便所で不良集団に叩かれたものですからね(。-`ω-)ふ・・・

言えないですよ、親にはね。

家に帰宅する前は、親に心配かけないように、学生服についた不良の足跡を、しっかりはらってから、帰宅したものですよ・・・

 

そして・・・拳児さん

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拳児「いつでもいいから拳太、俺のアパートによこせ」

 

(。-`ω-)!「拳児さんっ!!!✨✨」

 

まずは、幼馴染の友人の太一君の息子である【拳太】君にお話しを伺う拳児さん。

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拳児「やんない」

拳児「まず自分で戦わないやつを、おじさんは助けたりしない」

 

そして、拳児が拳太に戦い方を指導。

パンチやキックは、初心者にはなかなか使いづらい、しかし、掴みならば誰でも本能的に簡単にできる・・・

 

そしてついに、拳太は不良をノックアウト・・・!!

 

しかし、なんとその不良の父親は【空手の道場】をやっていると言う・・・

 

空手の道場の跡取り息子であるので、うちの息子は絶対にケンカなどで負けることは許されない、またケンカをやらせろ!

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と、すごんでくる父親。

(。-`ω-)「すごい顔だな、しかし。」

 

しかしまあ、顔が怖いってのも、ある意味一つの強さかもなあ・・・

まずもう、ケンカしたくないよなあ、この顔の人となぁ・・・(;´・ω・)💦

 

息子さんは関係ない、あなたのプライドの問題でしょう?

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颯爽と拳児登場・・・

拳児「ふ・・・しってるかい・・・?顔の怖さと・・・強さはまったく関係ないんだぜ・・・?」って感じですね、拳児さん。

 

空手の道場をやっていると言う、不良少年の父親とのケンカ勃発・・・!!

 

次々とパンチを繰り出してくる、不良の父親!!!

 

しかし、拳児さん・・・

 

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中国武術の神髄である【ワンインチパンチ(寸勁・暗勁とも言われる)】を出し、軽く吹き飛ばす!!

 

 

・高山先生登場!

 

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(。-`ω-)空手の高山先生の道場ですね、さすが・・・立派な道場です!

 

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高山先生「ますますお祖父さんの侠太郎さんに似てきたね」

 

数年ぶりか、10数年ぶりに、高山先生との組手をする拳児さん。

 

・高山先生について

 

高山先生は、現在【国際松濤館空手道】をされている先生が、モデルとなっておりまして、拳児(元祖)のほうで紹介されている高山先生のエピソードである

【手をケガ(骨折)していたので、蹴りだけで全日本大会で優勝した】

といったエピソードは、なんと本当のことだそうです。

 

高山先生は、実際のモデルになった先生さながら、技術的にも、精神的にも素晴らしい先生だと思っております。

 

 

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第3話では、この拳児を描いておられる【藤原芳秀】先生特有の、なんとも言えない女性キャラクターの存在感が、多いに発揮され、彩(いろどり)がありますね。

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この【大纏(だいてん)】と言われる八極拳の技は、元祖拳児でもよく出る技なんですけれども、このうら若い女子が華麗に行っているのを見ると、いろいろと思うものがありますね。

 

そして・・・

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晶ちゃん登場!

さすがの美しさですね(。-`ω-)!!✨✨

 

晶ちゃんのお話しは、元祖では最初のほうの、拳児の子ども時代のお話しでよく登場しますが、父親が【テキ屋さん(ヤクザ)】のドンをされており、いろいろなお話しがありましたね。

 

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拳児が台湾で八極拳に正式に入門する際に登場した【由美さん】は、現在パリで八卦掌の道場をされていると言う。

 

由美さんと言いますと、円状に何個か並べたレンガの上を、姿勢を崩さないで移動する練習と言う、八卦掌特有の鍛錬方法などを思い出しますな。

 

その際に拳児が、八極拳とは関係ないのではないか?

と、八極門の先生に問うと。

いろいろな武術を体に通すことで、得られることがたくさんある。

といったことを、今でもよく思い出しますね。

 

【武林是一家】

武術を学んでいるものは、みな同じ家族のようなものだ、仲良くしなくてはいけない。

といった、素晴らしい教訓を思い出します。

 

そのように、拳児では、【八極拳】だけがすごいんだ!

といったものではないのが、素晴らしいですね。

空手も強い、柔道も強い、合気道も強い。

そんな中の一つなんだよ。

といった教え。

それが素晴らしい。

 

一撃舎、といった実践向けの空手道場をされている先生。

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若い頃は、自分の鍛錬に忙しく、弟子を取るといったことは考えてはいなかったと言う。

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教えることは、教わることだ。

と言うだろう。

 

素晴らしい。

これ、よく子供らに言ってますね、わたしも、子供らに教えてる最中にいろいろなことが閃きますよ。

子供らにいろいろ言ってるうちに、自分でも知らなかったことに気付いたり。

忘れていたことを思い出したり。

教えることは、教わること。

まさに、そんな感じですな。

 

そういったことを考えるきっかけとして、また大好きなものですから、漫画のお話しなんですけれども(。-`ω-)💦

あだち充先生のラフ、と言う漫画ですけれども。

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主人公の大和君は、水泳で全日本でどうしても優勝できなかった。

しかし、後輩に、正しいフォームを何度も繰り返し教えているうちに、知らず知らず、自分のフォームが基本に帰り、より正確なフォームとなり、ついに全日本大会で優勝する、といったお話しがあるんですけれども。

そういったことに、共通点を感じますね。

同じ、小学館だからか(。-`ω-)?💦

 

 あまり関係ないかもしれませんけれども。

このシーンですね。

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 拳児がノートPCになにやら書き込んでいる時ですけれども。

カタカタ、と言う擬音のところにある本ですが。

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この、【八極拳】と書かれた本ですけれども。

おわかり頂けますでしょうか。

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こちらです。

こちらですが、おそらくは。

わたしも所有しているんですが。

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こちらではないかな、と、思った次第ですね。

 

わたくしも、少し前からまた、中国武術熱が少し出てきたのか。

やってましたね。丁度。

八極小架など。

これを見て覚えましたので、かなり本物とは誤差があるとは思いますが。

 

この【張 世忠】先生が書かれておられる、八極拳では、さまざまな套路を紹介してくれております。空手で言う形です。

それの八極小架と言う、空手で言うところの平安形にあたるような套路だと思うんですが、やってますね。

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これですね。

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(。-`ω-)素晴らしい!

 

そして、こちら、張世忠先生の著書のほうになりますが。

大丈夫なのか・・・こんなのを掲載しても・・・(。-`ω-)💦💦

 

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第三章【拳套編】

・八極小架

・八極長拳

 

大丈夫か・・・(。-`ω-)はあはあ・・・

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まず、基本の構えにあたる姿勢ですね。

慈恩の最初に、拳を顎前に添えるようなところでしょうか。

【予備式】

と言われる形になります。

 

拳児2の作中では、このように描かれております。

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このような感じになります。

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予備式→屈腿抱拳(くったいほうけん)→虚歩双踏(きょほそうとう)→上歩頂肘(じょうほちょうちゅう)→双抱陰陽(そうほういんよう)。となっております。

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拳児が右手の肘の表側に、左手の手のひらを当てている動作は、こちら。

馬歩打當推(まほだとうすい)、となっております。

 

 

中国武術(八極拳)の突きの特徴としては、空手とはまったく違う打ち方をするところに特徴がありますね。

最初の予備式から、両拳を右拳をやや前に、右拳側の手首に、左拳の手のひらをあてて、下から振り上げるようにして打ちますね。

 

なんと、空手や多くの打撃技のように、肘の屈曲と伸展がないんですねー・・・!!

 

そのようにして打ちますと、なんと。

めちゃ重たい打撃を打つことができますよ。

 

これはもう、八極拳の真似事でもしなければ、体感することはできませんでしたね。

会得、とまではいかないですけれども。

まあ、理解することと、体得することは、まったく別物、といったところでしょうかね(。-`ω-)💦

 

この、両肘をロックした状態で、すくい上げるように打つと、中国武術の打撃は、体当たりである。

といった意味がよくわかりますよ。

 

いささか、興に入ってしまい、お話しがそれましたね。

 

そんな感じで、八極拳も、楽しいと思います(。-`ω-)ノ✨

といったところですかね。

 

・まとめとして

 

このたび、拳児2が発行されて、非常に嬉しい気持ちですね(*´ω`*)!✨

 

拳児を読んで、最も変化したことは、空手においては、これですね。

 

【形】に興味を持てるようになったこと。です。

 

拳児を読んでいなかったら、おそらくは

(*´з`)「形だ~ぁ?」

みたいな感じで、形に意味を感じることがなかったと思います。

 

空手の形は、中国から伝わったものであり、中国武術と切っても切れない関係性があると、わたしは常々考えています。

 

そもそも、普段われわれが使っている漢字にしても、中国から伝わったものでありますので。

「空手は日本特有のものである」

といったことは、間違いないですが、まったく完全に中国武術とは切り離すことはできないのではないだろうか。

といった、そんなところです。

 

では、最後のほうでは、空手ブログとしてのまとめ、そんな感じで書きましたけれども。

 

拳児2をきっかけとして、元祖【拳児】のほうも興味を持って読んでいただけますと、空手の【形】を行う時に、「これも・・・元は中国武術だったんだよな・・・」とか「空手って、もともとは形(套路)が中国から伝わったものなんだよな・・・」とか、いろいろと考えることがあり、楽しくなると思います。

 

空手のブログなんですが、そのような中国武術のお話しや、拳児といった漫画作品をご紹介するのは、漫画の作中にありますように。

拳児が台湾で、劉月侠老子に言われますように、「いろいろな武術を学ぶことで、それが必ず自分のなかで生きてくる」。

そんなことが、わたしのなかにあるからです。

 

こんな年齢になっても、中学のころに読んだ拳児に書いてあることを、いつも思い出しているのですよ。わたしは。

 

といったように、拳児に対する熱い思いを語ったところで、失礼しますかな。

 

拳児2】オススメです( `ー´)ノ!!✨✨でわでわ

 

 

こちらから、いかがですかな(。-`ω-)✨

拳児2 (サンデーうぇぶりSSC)

拳児2 (サンデーうぇぶりSSC)

 

 

こちらも、いかがですかな(。-`ω-)✨

 

 

 

尊敬する空手家の先生【第③回】佐竹雅明先生!【雑話多めです<(_ _)>】

               ・尊敬する空手家の先生・

                 ✨~✨~第③回[佐竹雅昭]先生~✨~✨

 

こんにちは、こんばんは、今日は尊敬する空手の先生「第3回目」です<(_ _)>押忍!

 

今回も【フルコンタクト系】空手の先生について、わたしが個人的に尊敬している先生について、勝手気ままに、書かせていただこうと思っております。

よろしくお願いしますぞ(*´ω`*)ノ✨

 

・【佐竹雅昭】先生!

 

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wikiなどによりますと、来歴として。

中学時代に大山倍達先生の著書を見て、空手を始める。

とありますが、これはもう。

(。-`ω-)「わたしと同じではないのか・・・💦」

といった感じですけれども。

著書、と言うのは、まあいろいろありますので、一概には言えないですけれども。

空手バカ一代】のことではないのかな・・・と、思ったりしました。

違うかもしれませんが。

 

(。-`ω-)「しかし・・・中学時代に・・・大山倍達の著書を・・・となるとなぁ」

 

(。-`ω-)「こりゃあもう・・・なぁ・・・💦💦」

 

17歳時にて、大阪の極真空手の道場に入門するも、「空気が肌に合わない」といった理由で、1か月で退会されているとのこと。

その後、正道会館に入門し、2年で黒帯を取得したとのことです。

 

大学時代には全日本空手道選手権大会にて、優勝。

4連覇を達成!

 

まあ、いわゆる【全日本空手道選手権大会】となりますと、もう、あまりにも大雑把であるようにも感じるところはありますが。

 

・全日本空手道選手権大会・・・多すぎないか(;´・ω・)💦

 

たとえばこう、新聞のテレビ欄にて、NHKで4時から【全日本空手道選手権大会】と書いてあることがありますが、実際に見るか、録画して後で見るなどしてみないと、伝統派であるのか、フルコンタクト空手であるのか。

はたまた、防具付き空手であったり、硬式空手であったりなど、いろいろありまして、さらに極真空手のなかでも、分派がありまして、それぞれの全日本選手権大会がありますので、もう、実際にテレビをつけるまで、どの空手の、どの流派の、どの全日本選手権大会であるのか、まったくわからない、といった事情が隠されている、といったところは前々から思ってはいます。

 

NHKの場合は、最近では伝統派空手の場合が多いように思います。

 

佐竹雅昭先生【キックルールにデビュー】!

 

そして、全日本空手道選手権大会にて、4連場を達成したあと、華々しくキックボクシングにてデビュー!

ドン・中谷・ニールセンに1ラウンド、2分7秒、左ストレートにてKO勝ち!

 

異例の【熊殺し】の異名を持つ、ウィリー・ウィリアムスと戦い、判定勝ち!

 

その後、リングスに参戦し、本格的にプロ格闘家として活動を始める。

 

1992年1月12日、体重無差別、グローブルールの肘あり掴みありルールである【トーワ杯カラテ・ジャパン・オープン】で優勝!

 

その後、さらにどんどん活動の場を広げていき、ついに【K-1】に参戦!

 

K-1においては、得意技の一つであるローキックなどは、海外のヘビー級選手に恐れられており、ピーターアーツや、アーネストホーストにも、「K-1の中でもトップクラスの破壊力」と言われたと言うことです。

 

といったところが、わたしのなかでの多感な高校時代を圧倒した、それまで、格闘技の世界では、日本人はヘビー級では無理!

と言われていた中、唯一、佐竹雅昭だけが、ヘビー級と言う100キロを超える海外のバケモノを相手に互角に戦った人物、として、わたしのなかでは今でも残っています。

 

それまで、空手家といいますと、地味なイメージが強かったですが。

佐竹などの登場で、K-1などの華やかな世界で、日本人が世界で活躍していると言うのは、なにやら、わたしの心に火を灯しましたね。

 

 

高校の二年生くらいでしたかね。

そのころはまだ、深夜帯のみでしたが、ある日突然、夜中にテレビで、K-1と言うキックボクシングの大会が始まり。

当時、空手部に在籍していたわたしは、テレビのなかで、筋肉の塊のような巨大な外国人相手に、どんどん勝ちあがっていく日本人選手(佐竹雅昭先生)に、ただただ、圧倒され、感動しました。

 

そのころは、「とにかく、空手部といったところに入った以上、高校3年間は伝統派空手で頑張ろう!」、と思っていましたが、引退するまではあまり筋トレは控えていましたが、引退したあとは、ガンガン筋トレに明け暮れました。

 

空手部の時代にあまり筋トレを行わなかったのは、あまり筋肉をデカクしてしまうと、動きが遅くなってしまう、と考えたためです。

 

わたしは、中学時代などにおいて、高校の空手部と言うところは。

伝統派空手】しかない!

といったことを、知らなかったですので。

もしかすると、高校の空手部は、極真空手ではないか?!

といった期待がありましたが。

 

普通に寸止めである、伝統派空手でしたね・・・

 

伝統派空手は、とにかく、1にスピード、2にスピード、といったほぼ【アスリート】のような世界だな、と、当時は思いました。

もちろん、どんな格闘技にもアスリート的な要素はありますが、根性や、勇気といったようなもので、もしかすると補えるのではないか?

といったような、少年漫画にあるような、根性で最後に勝つ!

みたいな世界は、あまりなかったように思いました。

 

どうにも、話がよく逸れてしまい、なんとも言えないですね(;´・ω・)💦うむ・・・

 

 

 

・尊敬する空手家の先生【佐竹雅昭】先生!

 

と、お話しを戻しますかね。

 

そのように、テレビを見て【佐竹雅昭】先生を知り、非常にビックリしたわたしは、すっかりファンとなり。

佐竹雅明のようになりたい!

ぐらいに思ったりしてました。

 

あまりにも尊敬するあまりに。

高校の卒業文集の【尊敬する人】の欄には【佐竹雅昭】と書いたほどです。

 

 

佐竹雅昭先生は、その後、K-1を引退されたあと、総合格闘技のほうにも参戦されましたが。

あまり、振るわなかったですよね、成績のほうは。

 

わたくしも思うんですけれども。

いや、わたし以外にも、多くの方が思っているとは思うんですが。

 

フルコンタクト空手と、総合格闘技は、あまり相性が良くないのではないかな、と思うんですよ。

フルコンタクト空手の選手はやはり、総合格闘技などにはかかわらずに、キックボクシングをされるのが、良いのではないかと思います。

 

フルコンタクト空手で強ければ、キックボクシングでは確実に強いと思います。

 

 

総合では、レスリングの技術も必要ですので、レスリングの技術をしっかりつけるだけでも、3年くらいは必要に感じます。

 

佐竹雅昭先生が、総合格闘技の世界に参戦する時に、もう10年若く、レスリングの技術をしっかりつける時間があれば、まったく違ったと思います。

 

それまで空手・k-1といった世界で、一筋に生きてきた人に、いきなり総合格闘技で戦いなさい、となってもかなり大変だと思います。

 

総合格闘技においては、佐竹雅昭先生は、あまり強くないと言われることもありますが。

今の時代のように、18歳で総合格闘技にデビューとか、そういった状況ではなく。

空手一筋に、もう、数十年もやってきた一流の人に。

 

いきなり、レスリングなどの要素が非常に強い、総合格闘技をやってみないか。

と言うのはきびしいことだと、わたしは思います。

 

似ているけど、まったく違う競技ってのが、ありますよ。

 

たとえば、サッカーと、フットサル【室内サッカー】は、これはもうほぼ同じですよ。

サッカーのプロ選手に【室内サッカー(フットサル)】をやってもらったら、これは強いですよ。

 

しかし、たとえば、テニスとバドミントン。

持っているラケットなどは、遠目に見るとほぼ同じです。

同じくコート内で、お互いにネットに当たらないように、お互いに戦うわけですが。

テニスの強い選手が、バドミントンをやっても勝てないと思います。

バドミントンの強い選手に、テニスをやってもらっても、勝てないと思います。

 

そのように、似ているけれど、実はまったく違う。

といった競技もたくさんありますが。

キックボクシングと、総合格闘技も、そういった位置関係にあるようにも思います。

 

どうしても、顔面への手での攻撃が認められていることで、間合いが遠くなり、より展開は瞬発的となります。

そして、総合格闘技ルールでの独特の小さいグローブによって、ボクシングで使われる、ガード技術があまり有効ではなくなります。

結果的に、いわゆるボクシングで言うところの[アウトボクシング]のように、ある程度の距離を取って戦うスタイルが求められるように思います。

そう言ったところが、アウトボクシング的な間合いでスピードを競い合う、伝統派空手と相性は良い要素であるように思っています。

もちろん、伝統空手の技術だけで、いきなり総合格闘技に出てしまうと、大変なことになりますので、気をつけたいですね。

 

 

やはり、体重制限もあるのかもしれません。

 

本来、日本人には無理、と言われている階級であるヘビー級の世界で、キックボクシングで勝つこと自体が、従来の日本では無理でありました。

そんななかで、世界を相手にヘビー級の世界で活躍した、佐竹雅昭先生は、やはり素晴らしい選手であったと、わたしは思います。

 

しかし、総合格闘技のヘビー級で、日本人が勝つのは、マイクタイソンと日本人が互角に戦えるような、そんなような時代がくるまで、無理ではないでしょうか。

 

UFCなどでも、堀口選手などは有名ですが。

やはり、ヘビー級では、きびしいのではないかな、と思っております。

勝ってに思っているだけですが。

 

堀口選手は、伝統派空手の出身と言うことで有名ですが。

伝統派空手をしている、と言うだけではまったく無理だと思われます。

 

伝統派空手の組手競技で、全日本大会である程度活躍できるくらいの下地があり、その上でかつ、総合格闘技でやっていくためのトレーニングを数年、地獄のように積み重ねないと、堀口選手のようになることは、無理だと思います。

 

なので、堀口選手が強いからといって、伝統派空手の組手で強い選手が、いきなりUFCに出ても、かなりきびしい展開になると思われます。

かつ、やはり日本人にはヘビー級はきびしいですので、ラスト級70キロ以下か、それよりも絞りこんで。

60キロ~55キロくらいの体重に絞らないと、厳しいと思います

 

 

といったところで、今度は総合格闘技のお話しに逸れてしまいましたけれども(;´・ω・)💦

  

総合ルールがいくらケンカに近いと言いましても、やはり、ケンカとは違うものだと思います。

 

・総合ルールとケンカの違いについてちょこっと書く!※わたくし個人の見解

 

・金的や、危険な個所への攻撃は禁止されていると言うこと。

※ケンカではもちろん、なんでもありです。

 

・地面がコンクリートではなく、柔らかいマットであること。

宮本武蔵の時代ではないですから、どこに行っても基本的には【コンクリート】ですよ、ケンカでは。

地面に投げつけられたら、コンクリートに衝突ですよ。

一本背負いで、頭から地面にたたきつけられたら、頭がパッカーン!ですよ。

後ろに倒された衝撃で、コンクリートの地面や壁に頭がぶつかっても、ヤバい時はヤバいですよ。

 

・とめてくれるレフェリーがいない。

いくら総合であっても、完全に意識のない相手に攻撃を続けようとしたら、レフェリーが止めてくれますよ。

しかしケンカとなりますと、意識のない相手をガンガン叩き続けることは、普通ですよ。

意識がないまま入院したり、そのままヤバイことになるのも、当たり前のことですよ。

 

などの理由で、ケンカはやめたほうが良いと思います。

 

 

といったところで、佐竹雅昭先生のお話しから、余計な雑話多め、といったこととなりましたが。

このたびは、このあたりで失礼いたしますかな(。-`ω-)✨

 

では、失礼いたしますぞ<(_ _)>押忍っ!!

 

 

 

おまけ(的ななにか)

 

(。-`ω-)「おめぇ・・・本当に佐竹雅昭のこと・・・尊敬してんのか・・・??💦」

 

(*‘ω‘ *)「それは間違いないですよ!高校の文集の尊敬する人に【佐竹雅昭】と書いたのも本当のことですよ!」

 

(*‘ω‘ *)「佐竹雅昭めちゃ尊敬!!めっちゃリスペクト!✨」

 

(。-`ω-)「そんなにか・・・おめぇ・・・」

 

(*‘ω‘ *)「もちろんだ✨」

【サンドバック】ワンツーから回し蹴りに繋げる!【空手】※よけいなる格闘技談、有り!

こんにちは、こんばんは、みなさま空手道や格闘技、スポーツなど頑張られておられますでしょうか<(_ _)>押忍!

 

わたくしも、ぼちぼちと、いろいろと取り組ませて頂いております。

今回は、サンドバックをいつ以来なのか、最近叩いておりますものですので、ワンツーなどの突き技から、回し蹴りに繋げていくやり方などを、書いてみようと思います。

 

非常に基本的な初期的なことになりますので、中級以上のレベルの方は参考にはならないと思われます<(_ _)>押忍!

 

ちなみに、フルコンタクト空手のスタイルでのお話しになります。

では、参りましょうか(。-`ω-)ノソリャアッ!!


【フルコンタクト空手】ワンツーからの回し蹴り[突き→蹴り]のコンビネーションの研究!KARATE [One two punch !]→[Kick!]combination!!

 

動画のほうを拝見して頂けますといろいろと、わかりやすくなっております<(_ _)>押忍!

 

どうしても、サンドバックなんかを叩いてますと、ぐいぐい押してしまいがちになりますね。

最近は、あまり伝統派であることとか、フルコンであることとか、あまり考えなくなってきましたね。

まあ、どっちでもいいじゃないか、そんなことは、と言う感じといいますか(;´・ω・)💦

※どちらも同じ沖縄から伝わった空手が根っこですので、仲良くしようじゃないか、と言う考えです。

 

では、余計はお話しはこのあたりにして、動画のお話しに入ろうと思います。

今回の動画では、ワンツーや、ワンツースリーから、回し蹴りに繋げていく簡単なおすすめの体の使い方、といった内容になっております。

 

伝統派空手においては、蹴りはこういったスタイルじゃないほうが良いと思います。

軸足を踏み込んでからの蹴りなどは、相手に見えてしまいがちだし、足から先に出るような蹴り方のほうが、早いからです。

 

わたしは、最近は技の威力といったものを重視していますので、踏み込みであったり、腕を振って蹴りの威力を高めていくようなやり方も、良いと考えています。

 

ムエタイの選手などの蹴り方を見ていますと、やはりみなさん、フルコンタクト空手とはまた違ってきますが。

まるで、サッカーボールをけるように蹴ります。

しっかり踏み込んで、腰を回して、体軸の回転力を使って蹴り込んでいきます。

 

ムエタイなどに見られる回し蹴りは、サッカーボールを蹴る選手に近いと思います。

サッカー選手の蹴り方は前方向に蹴っていきますので、例えるなら【前蹴り】。

プロのサッカー選手のキックを、体のねじりに横回転を加えることで、ムエタイの蹴り方に近い蹴り方になると思います。

 

今回の回し蹴りの繋げ方は、突きのあとに、楽に簡単に蹴る方法です。

楽に、威力や体重を乗せて蹴る方法でありますので、早く蹴る練習ではないです。

 

まず、ワンツーからの回し蹴りですが。

ワンツーのあと、スリーを行く体の使い方で、腰や肩を入れていくようにして、そのままスリーは出さずに、蹴りを出していくことで、簡単に威力や体重を乗せて、蹴っていくことができます。

 

同じように、ワンツースリーのあと、フォーを出していく体の流れのまま、フォーの四つ目の突きは出さずに、フォーが右手なら、右足を出していく、手の替わりに足を出していくだけなので、誰でも簡単にワンツーからの回し蹴り、ワンツースリーからの回し蹴りをすることができます。

 

その際に、上半身の反動だけでなく、腰もしっかりと入れていくほうが良いです。

 

蹴り足は、しっかり引かなくても、蹴ったまま、その場に落としてしまっても良いと思います。

その際には、接近戦となりますので、手の連打であったり、ヒザなどもあわせて行っていくと良いと思います。

 

接近戦での打ち合いにならないためには、蹴ったあとはしっかり引くと良いでしょう。

 

しかし、フルコン空手であったり、キックなどのルールである場合には、どちらかが強いダメージを受けない限り、審判は【止め】を入れてくれないですので、いずれにせよ、最初から最後まで離れて戦うことは難しいと思います。

どうしても、接近戦での近距離の練習は、絶対に必要になってきます。

 

武術の世界でも、【接近戦にこそ、武術の神髄がある】と言われています。

伝統派空手では、どうしても接近戦になりますと、膠着してしまったり、掴み合いになってしまったりなどしますので、【止め】となり、いったんお互いが最初の位置に戻ることが多いですが。

接近しても【止め】がかからない世界も、なかなか面白いと思いますので、あまり接近戦が得意でない方は、練習してみるのも面白いのではないでしょうか。

 

実践においては、どうしても、パンチや蹴りが一発入ったからといって、誰かが止めてくれることはないですし、なかなか一発では倒れてくれないことも多いと思いますので、接近戦の練習も必要ではないかな、と思ったりもしています。

 

必ずきざみ突き一発で、相手が倒れてくれるなら、接近戦の練習は必要ないかもしれませんが、一発で倒れてくれなかった場合は、いわゆるお互いに掴める距離、となり、体力勝負にもなってきます。

 

そういったことなどを最近、よく考えるようにもなりまして。

サンドバックをよく叩いています。

 

軽く、チョイっと叩いただけで、とてつもなく強いような、そんな打撃も面白いな。

 

と言うような、そんなことも考えたりしていますが。

 

なかなか道のりは長いですね。(^^;💦

 

サンドバック打ちにおける強さでは、わたしが考えていることは。

より体重を、パンチに乗せる!

といったようなことではなく。

 

もっと武術的と言うか、シンプルと言うか、簡単と言うか。

そんな感じです。

 

ちょいっと叩いただけなのに、とてつもない威力。

 

そうゆうのを目指すのも面白いな、と言うところです。

 

なので、あまり、伝統派であるとか、フルコンであるとか、キックであるとか、ムエタイであるとか。

 

そういったことは考えずに、ただ無心で叩いたりするのも、良いのではないかなと思っています。

楽に出る技、と言うのは、わたしの考えでは。

おっと、かなり重要なことなので、大きく書きますかね。

(。-`ω-)ふふ・・・

 

・楽に出る技(無理なく出る技)

 

たとえば、蹴りですね。

上半身を動かしてはいけない。

と、習ったと思います。

流派にもよると思いますが。

 

そこを、上半身はなるべく動かさないようにして。

腰をクッ!

とななめに少し傾けますと、楽に上段を蹴ることができますけれども。

それに気づくまで、なんだかけっこうな年月がかかりました。

 

たんさん蹴っていますと、やがて気づくとは思うんですが。

腰をクッ、と斜めに傾けますと、上半身をあまり動かさなくても、楽に上段を蹴ることができます。

実際に、サンドバックであったり、砂袋スタンドであったり、いろいろと蹴ってみるとわかりますが。

高いところを蹴る場合、上体をななめに倒さなくても、腰(骨盤)をななめに傾けると、簡単に、より強く蹴ることができます。

 

この場合、どうしても日本人気質なのか、腰(骨盤)も動かしてはいけない!

と考えてしまいますが。

そこで思い切って、骨盤をななめに動かしてしまいますと、非常に楽に、上体をななめに傾ける必要もなく、簡単に高い位置を蹴ることができます。

右で蹴る場合(回し蹴り)、左側の骨盤を下げたまま、右側の骨盤をクッと上げていく感じにすると。

なんと、楽にヒョイっ!と蹴ることができるのです!

 

その時に、上体をななめに傾けると、モーションがかなり大きくなるので、個人的にはあまり行ってませんが。

上体をななめに傾けることで、より強い蹴りを出すことはできます。

 

そのように上体を大きくななめに傾けるように蹴りますと、なかなか蹴りで飛び込んでの蹴り技などは、なかなか入らないと思いますが。

接近距離で、より強く、より早く蹴れるといった要素もありますので、上体ごと倒してしまう蹴りも、練習すると良いと思います。

 

もちろん、伝統式のタッチするような蹴り方も、総合格闘技などでも非常に有効だと思いますが。

キックや、フルコン空手とは、相性がよくないと感じています。

 

伝統派のタッチ式の蹴り方が、あまりキックやフルコンと相性が良くない理由は。

 

キックやフルコンは、最初から上段の蹴りに対して、ガッチリとガードを常に上げているからです。

伝統のほうでは、中段に回し蹴りをもらってしまうと、2ポイント取られてしまうので、あまり、顔ばかり守っているわけにはいきません。

 

なので、前手は上段のあたり、後ろ手は、中段あたり。の構え方。

といったスタイルの人が多いように思います。

 

両手で上段を守ってしまうと、中段を取られやすくなるからです。

 

 

反対に、当てるルールのほうになりますと、腹を犠牲にしても、とにかく顔面を蹴られることは避けないといけないので、ガッチリと顔面を守る必要があります。

なので、どんなに相手が反応できようと、できまいと、最初からガッチリと顔面を守っているので、なかなか蹴りが入らない、といったことがあります。

 

蹴りが強ければ、上段のガードを貫通するように、蹴りぬいていく方法もありますが、タッチ式の蹴り方ですと、なかなかなそういった重さを出すことは、よほどの腕前でないと難しいと思います。

 

ただ、タッチ式の蹴り方ですが、スピードはとてつもなく早いですので。

ガードが落ちている時に、あごなどに食らいますと、簡単に倒されてしまうことにはなると思います。

 

いくらタッチ式の蹴り方とはいえ、身長も体重もある人に、とてつもないスピードで、あごを蹴飛ばされたら、そりゃあ大変ですよ。

 

あごを蹴飛ばされた時は、タッチ式とはいえ、間違いなくKOされるでしょう。

 

どちらの戦い方を選ぶか?

 

といったことでありますので、どちらが強いか?

 

と言うことには、答えはないですね。

 

伝統のスタイルで、グローブをつけてムエタイに出た場合、難しいとは思います。

ムエタイ選手は、常に上段をグローブでガードしていますので、なかなか蹴りは入らないでしょう。

 

ムエタイ選手の、接近戦からの鉄のようなスネで、がんがん蹴られることも、あまり経験のないことかもしれません。

 

伝統のルールに、ムエタイの人が出ても、ポイントを取ることはむずかしいとは思います。

反則負けの可能性も高いかもしれませんかね。

 

やや、長くなりましたので、このあたりにしますかね。

 

まあ、実際にたたき合う世界は、大変ですよ、これは。

 

お互いに、気絶するまで殴り合いの、蹴り合いですからね。

 

大変な覚悟が必要になりますよ。

 

顔面を蹴りぬかれた後、グラッときたところに、さらに気絶して失神するまで、ぼこぼこに殴られ続けるルールですからねえ。

 

いったい、なにが楽しいのか・・・

 

おっと、また・・・よけいなことを、書いてしまった・・・

 

ヒジがありとなりますと、歯など簡単に折れますよ。

 

よくまあ・・・やるよなぁ・・・

 

といった感じですけれども。

 

選手に対してはもう。

 

さすがです(。-`ω-)!!✨

 

といった感じですよね。

 

ある意味、ケンカ上等!!殴り合い上等!!いつでもこいやごるあ!!

 

といった気合いのある人でないと、むずかしいですよ。これは。

 

 

結局わたくしは、在本選手のように神がかったような信じられないスピードで、形を打つことも、できるようになりませんでしたし。

 

ブアカーオのように、すごい強い選手にも、なれませんでしたけれども。

 


ブアカーオの打撃の凄みを実感できる6分間。 (ミット打ち)

すごすぎだぜぇ(。-`ω-)はあはあ・・・!!💦💦

 

 

・・・今も、ぼちぼち、小さく、やっています。

 

サンドバックを、叩いたりなどね(。-`ω-)ふふ・・・✨

 

では、失礼いたしますぞ(。-`ω-)押忍っ!!

 

強い手首を作る!(手首・前腕の筋力トレーニング)

  ・強い手首を作る!(手首・前腕の筋力トレーニング)!

 

こんにちは、こんばんは、今回は強い手首を作る!

と言うことでお話ししていこうと思います、よろしくお願いします<(_ _)>押忍!

 

・強い手首の重要性

 

空手において、強い手首は大変に重要です!

とくにフルコンタクト空手においては、まさに必須と言えると思います。

人体を叩く時、初心者の方などは、サンドバックなどを叩くのと比べて、まったく思いのほか、力を入れて叩くことができなくてビックリすると思います。

 

その理由として、人体は、サンドバックなどと異なり、まっすぐな部分などはほぼなく、基本的に柱状で、さらに胸などともなりますと、大きい円状(ドーム状)を成しており、さらに叩く相手が、やや胸をかがませるようにして構えているような場合などは、大きいドーム状の筋肉の塊が、さらに下向きの角度になっております。

 

それに対して、なんとかまっすぐに打ち込むことができたとしても、手首にかかる負担は尋常ではありません。

しかし、大きいドーム状の筋肉の塊に、突きを打ち込む際、相手も素早いスピードで連続的に、変則的に動いているわけですので、ものすごく早く動き、かつ、変則的に動くドーム状の筋肉の塊を、全力で叩くわけですので、手首が弱ければ、ヘタをすれば手首の骨が折れてしまいます。

 

変則的に素早く動く、巨大なドーム状をしたねんど。

 

それを全力で素手で叩くことをやるわけですので、手首が弱い場合、まったくお話しになりません。

握る強さ、握力も大変に重要になってきます。

そこで今回は、強い手首を作るためのトレーニングのお話しや、トレーニングの簡単な解説の動画のほうを用意しました。

 

では、ご覧になって頂けますと嬉しい次第です(。-`ω-)押忍っ!


手首・前腕を強くする【リストカール・グリップ・グーパー】

 

動画内でご紹介していく内容は、こういった感じになっております。

 

①リストカール

ツーハンドによる、バーベルリストカールで、手首や前腕の【屈筋群】を鍛えていきます。

手首を前・上方向に曲げる力や、維持・固定する力を強くしていきます。

 

・行い方【リストカール】

このように、指をやや伸ばした状態にして、指先にバーを乗せるような形にします。

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指先の関節にひっかけるように載せます。

 

そのまま、指を握り込むようにして、手首を屈筋を使って曲げていきます。

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しっかりと曲げれるところまで曲げるようにします。

ややゆっくり目のほうが、トレーニング効果は高いようです。

 

②バックハンドリストカール

同じくツーハンドによる、バーベルを【バックハンド】によるリストカールで、手首や前腕の【伸筋群】を鍛えていきます。

手首を、反らせる動作で使われる筋肉群を鍛えていきます。

 

・行い方【バックハンドリストカール】

このように、やや広めのグリップで手のひらを下に向けて、バーを握ります。

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肘を伸ばし切ってしまうと、肘に余計な負担がかかるので、やや軽く肘を曲げます。

 

グッ!と手首を反らしていきます。

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反らせるところまで、しっかりと反動をつけずに持ち上げていきます。

 

①と②は、前腕の屈筋群と、その真裏である伸筋群を交互に鍛えていくことで、筋肉を強くパンプアップさせることができ、テストステロンなどの成長ホルモンを、大量に分泌させることができます。

 

これらのリストカールは、通常のリストカールと比べて、指を3分の2ほど伸ばして、バーベルを指で支えた状態から、指を握り込みながら、手首を巻き込んでいきますので、指そのものの筋力アップにもなります。

あまりにも重たい重量、10回で限界、といったような重量で行っても、手首などの小さい筋肉群には効きにくいので、やや軽めの重量で、20回前後を目安としてトレーニングしていくと良いと思います。

 

ただやはり、5回くらいしか上げられない重量のほうが効く、と言う人と。

軽めの重量で、50回くらいバンバン高回数で追い込んだほうが効く、と言うひとがおりまして。

さらに、高重量を持ち上げることでやる気が出る人と、回数をたくさんやることで、達成感を感じるようなタイプの人のように、精神的なことでもいろいろなタイプの方々がおられますので、それぞれ、お好きな重量、回数で、徹底的に追い込むと良いと思います。

大事なのは、しっかり徹底的に筋肉を追い込むことですので、がんばりましょう!

 

③グリップ

握力を強化する、どこにでも売っている通常の【グリップ】です。

 

これは、いきなり最初にやってしまいますと、指が疲れ切ってしまい、他のトレーニングメニューをこなすことができなくなってしまうので、ラストの追い込みとしてやっていきます。

リストカール・バックハンドリストカールで、前腕をパンパンにパンプアップさせた状態のままで、休みなく【グリップ】に入ります。

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各、左右3セットくらいは行いたいところです。

リストカールなどでも、指も鍛えられますが、さらに指をどんどん鍛えていきます。

それによってさらに、前腕の筋肉群も強烈にパンプアップしていきます。

 

・グーパー【握力・手首・前腕の筋群のパンプアップ】

グーパー、指を握って開く、を繰り返す一般的なものですが、ラストの追い込みとして行っていきます。

このグーパーは、事前に他のトレーニングで前腕をパンプアップさせた状態からスタートしないと、1000回もやらないと効かないようなものですので、リストカールなどでしっかりとパンプアップを得られてから、行っていくと、さらに前腕の筋肉群の強烈なパンプアップを得られることになります。

 

やり方としましては、普通にしっかりと開いて、しっかりと握るようにするだけですが、回数としては、高回数で行っていきます。

指を開く時に、上に反らすように。

指を握る時に、下に曲げるように。

そうすると、さらに強烈に効かせることができます。

通常のやり方の場合、300回くらい行いたいところです。

上のように、反らしや曲げ、をグーパーに入れていく場合は、やや低回数で【オールアウト(完全疲労)】を得られることができます。

 

大切なのは、しっかりと筋肉を完全に疲労させるまで追い込むことです。

【オールアウト】と言われるもので、そこまでしっかり追い込むことで、筋肉を完全にパンプアップ(筋肉がトレーニングによってパンパンに張る状態)させることになり、最大限に筋肉を成長させることができます。

 

・手首を鍛える必要性

 

やはり、フルコンタクト空手において、思い切り突くためには強い手首は絶対に必要不可欠と言えると思います。

伝統派の空手では、そんなに強い手首がなくても大丈夫だとは思いますが、やはり強い手首を持っていると、構えた時の圧力が違いますし、形などで技を出すにしても、手首の強い人のほうが、よりしっかりとした技を出すことができると思います。

手首がフニャフニャでは、強い形を打つことは難しいと、わたしは思います。

 

それでは、今回は、強い手首を作る!(手首・前腕の筋力トレーニング)

と言うことでお話しして参りました。

 

では、失礼いたします<(_ _)>押忍!

 

尊敬する空手家の先生「第②回」!!大山倍達先生について思いを馳せる(くだらない雑話あり)

こんにちは、こんばんは<(_ _)>押忍!

 

今回は、尊敬する空手家の先生【第②回】!!

と言うことで書いていこうと思います、よろしくお願いいたします<(_ _)>

 

前回は、沖縄の天下無双の形チャンピオン【喜友名選手】について、空手協会の高名なる【中達也先生】について、個人的に尊敬させて頂いておりますので、ご紹介いたしました。

 

今回は、第②回となりますが、前回とは違う流派。

フルコンタクト系の空手家の先生についてなど、書かせていただこうと思います。

 

フルコンタクト空手と言いますと、もう、正直まあ、書く必要があるのかどうか、いったいフルコンタクト空手を勉強されておられる方々で、知らない人がそもそもいないだろう?

といったところで、いまさらご紹介とか、必要あるのかといった感じではありますが、書かせて頂きます。

 

大山倍達先生

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いわずと知れた、まさに、いわずと知れた、としか言いようがない。

大山倍達先生です!

やはり、わたしも多くの方々にもれず、【空手バカ一代】から、「空手をやってみたい」と思い立った一人ですので、大山倍達先生の影響は、計り知れないです。

多くの方々の人生に影響を与えたと言って良いでしょう。

 

劇画【空手バカ一代】は、いわゆる漫画ではありますが、そういったメディアを通して人生に影響を受けると言うのは、悪いことではないとわたしは思います。

北斗の拳が好きで、空手を始めたという【角田信朗】先生は、自身のご子息にも、息子さんに【ケンシロウ】、娘さんに【ユリア】、と名付けたことは有名です。

浪速のジョーと言われたボクサー【辰吉丈一郎】選手も、【あしたのジョー】の影響を受けられたとのことです。

名前こそ忘れてしまいましたけれども、有名なサッカー選手の方も、キャプテン翼が好きでサッカーを始めたとか。

 

そのように、幼少であったり、小学・中学生などの多感なころにいろいろなメディアで受けた影響と言うのは、その後の人生に大きな影響を及ぼすことも、かなりあるように思います。

 

わたしも、空手バカ一代を主として、いろいろな影響を受けて、今の自分が存在しているんだと思います。

 

わたくしも、純朴な時代はやや昔に過ぎてこそおりますが、今でも大山倍達先生は、大変に尊敬しております。

あまりにもたくさん、尊敬することがあるので、書き切れません。

たとえば、【山籠もり】のお話しでは、清澄山に数回修行に籠り、合計すると三年ほども山籠もり修行をされたと言う。

その際、俗世間に対する未練を断ち切るために、片方の眉毛をそり落とすといったエピソードはあまりにも有名だと思います。

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大きい自然石を、手刀で割ることができるまでは、山を下りない!

そういった、一度決めたことは徹底してやる!!

そんなところが、すごいところです。

 

口先じゃない。

男が一度、言ったからには、決めたからには、徹底的にやる。

そういったところが、すごいと思います。

 

10円玉を、三本指で曲げたと言うお話しも、映画で言うとスーパーマンですね。

スーパーマンが、ヒロインの前でおもむろに、道端の石ころを拾いあげ、思いっきり握りしめたらとてつもない圧力で、もっとも固い物質になるまで固まり、ダイヤモンドになってしまい、それをヒロインに渡すと言う、そんなシーンを彷彿とさせるくらいの世界です。

 

指で、10円を曲げると言う。

普通は、腕を使おうと、足を使おうと、無理だと思いますね(;´・ω・)💦

 

ところでわたしは、以前まで、コーヒーの空き缶の上部分の丸いところを、手のひらの手首の部分ではさみ、さらに足の内腿で圧迫することで、コーヒーの飲む部分を潰して遊んでいたことがありましたが。

ついに最近、インナーの力が強くなったのか。

手の力だけで、コーヒーの空き缶の、飲む部分を潰すことができるようになりました(*´ω`*)ヘーイ!✨✨

 

こういう状態ではなくて。

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こういう感じですぞい(*´ω`*)へーい!✨✨

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あまり缶コーヒーなど身近にないものですので、勝手に画像を拝借しましたね。

まあ、この人も、サントリーさんの許可など取ってないでしょうから、いいんですわ。

(*´ω`*)はははは✨✨

 

たぶん、形とかその場練習をよくやっておりますので、インナーが強くなったのかなと思っております。

ベンチばかりやっていたころよりも、こうゆう力は強くなった感じがします。

 

お話しがまた、それてしまいましたね(。-`ω-)押忍!

 

わたくし、かなり筋トレなども昔は頑張りましたけれども、いくら鍛えども、鍛えども、どんなにベンチが強くなっても、デッドが強くなっても、指は太くなりませんでしたので、10円を曲げることは無理なのだと思います。

 

デッドなどは、150kgを超えたくらいにはかなり指の負担が大きいので、150kgのバーを持った状態で、数分耐えるといった練習もだいぶやりましたけれども、まったく指は太くなりませんでしたね。

実際の大山倍達先生の、指などの太さを、残っている【手形】などから拝見すると、人差し指が、わたしの親指よりも完全に太く、恐ろしいですね。

 

大山倍達先生の人差し指は、畳など簡単に貫通したそうですから。

手形などから見たところ、人差し指の太さが、幅2.5センチくらいある感じですね。

そういった手で叩かれたら、かなり大変ですよ、これはね。

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※手持ちの【空手バカ一代】第一巻150p参照。

 

遠心力が乗った状態で、脳天を叩かれたら、割れちゃいますよ、頭蓋がね。ふ。

 

レンガなど、3つ重ねても簡単に叩き割ったそうですからね。

もう、世にも奇妙な物語的な世界です。

わたしの幼少の頃の親世代では、空手の先生をされておられた親も多かったですけれども。

そういった方々は、基本的に【あれは、フィクションだよ】

みたいに言ったりしますけれども。

わたしは、今でも、本当のことだと思っています。

太極拳の友人が【あれは、半分は嘘みたいだよ】

とか言ってきても、わたしは、信じております。

 

外国でたくさん戦ったお話しや、アメリカでプロレスラーをどんどん倒した、と言うお話しも、ウィキペディアでも載ってますので、信じています。

 

どうにも、国籍的に、そもそも日本人ではない、といったお話しもありますけれども。

一時期、そんなこんなで、気持ちが離れたこともありましたが。

今では、気にしていません。

 

中国で言うところの【李書文】。

大山倍達に、二の打ち要らず」

 

日本で、大山倍達先生と、当時まともに戦える人がいたとしたら。

グレイシー柔術を創設したと言われる、【前田光世(コンデ・コマ)】くらいではないかな、と思っています。

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漫画【コンデ・コマ(前田光世伝説)】より

 

とにもかくにも、突き・蹴りの威力を、極限状態まで鍛え上げたことで、ちんけな技術は超越してしまったと思います。

那須川天心さんと、メイウェザーの試合など、今更感がありますが、メイウェザーのパンチの重さがすごかったですけれども。

やはり、パンチが強い、と言うのはすごいことだな。

と、思います。

 

またまた関係ないですけれども。

やはり、パンチと言うものは、当たってからの威力も大事だな、と、メイウェザーを見て思いましたので、最近は当たったあとの強さの練習をしております。

打撃が当たってからの押し込みや、威力が強いとゆうのは、すごいことだよな・・・

と思ったためです。

もっぱら、実際にサンドなどを無理なく長時間叩き、肩関節などのインナーを強くするように意識している、といったことです。

サンドなどは、短時間ですと、大きい筋肉を中心に使用するため、インナーなどの関節の力などが使われないですが、長時間行うことで、大きい筋肉が疲れてくるにしたがって、どんどん余計な力が入らない状態になり、インナーが鍛えられてくるのがわかります。

そういった、大きい筋肉が疲れはてたあとに、どんどんそれでも叩いていくことで、インナーが強くなり、当たったあとの押し込みなどが、強くなると考えて行っております。

インナーマッスルのトレーニングなどは、実際にジムなどで、トレーナーの指導などで行いますと、「大きい筋肉を使ってはダメです!」

と怒られると思います。インナーのトレーニングは、大きい筋肉を使わないように行うことが重要です。

しかし、気づくと、子供らと伝統ルールで組手をすると、うまくワンツーができなくなっており、愕然としましたね。

 

ひたすら、当てたあとの威力などの強さを追及していきますと。

当てるためのスピードや技術が、目に見えて衰えますね。

わたしの場合、わたしの段階、でのお話しです。

 

しかし、当たったあとに、パーン!と、消えてしまうような、あまりにも早いけれども、軽いパンチばかり練習するのも、なにか、むなしく感じてきたと言うのは、あります。

形をしっかり練習していれば、伝統の方も、しっかり強いパンチを身に着けることができますので、大丈夫です。

 

あとは・・・(。-`ω-)うーむ

 

大山倍達先生は、一撃の威力が尋常でない上に、技術もかなりの腕前なのだと思いますが、技術を超越してしまうほどの、身体能力的なスピードがありました。

通常の人間に設定されている攻撃力のマックスを超えてしまっているうえに。

重量級の体重で、100メートルを10秒台で走ったと言う・・・!!

 

正直、伝統の組手などは、へたに何年も、何十年もしてる人よりも、もともと100メートルを12秒とか、11秒とかで走ってしまうような、かつ、身長があり、手足が長いような人が、空手が強い高校などで、1から始めた場合、勝っちゃうと思うんですよ。

11秒で走る、手足の長い人が、高校で空手を始めた場合、その辺の10年やってますよ。な人を3か月で抜いちゃいますよ。

 

そのくらい、身体能力がそもそも持っているその人のスピード、と言うものは、空手や闘争において非常に重要だとわたしは思います。

 

スピードと言うものは、怖いですね。

60キロの体重の人と、100キロの体重の人では、どんなルールであっても、試合となると100キロの人が有利ですけれども。

こと、ケンカ、となりますと、60キロの人が100キロの人の人中を、全力全速で打ち込んだ場合、「まったく効かないぜ?」とはなりませんよ。

 

つまり、当てる技術とスピードが大事なのか?

当てたあと、倒せる強さが大事なのか?

伝統空手と、フルコン空手とでの討論のポイントかもしれません。

わたし個人としましては、それについては【より極めた者が強い】という考えです。

なにをやっているから強い、ではなく、どれだけ毎日、何時間、どのくらいのつらい鍛錬を、何年、何十年、積み重ねたのか?

それだけだと考えております。

 

 

大山倍達先生は、忍者の修行からヒントを得て、毎日成長の早い麻の木を飛び越える鍛錬をしていたと言いますが。

 

わたしも、それに影響を受けたのか。

自宅で、箱を積み重ねて、10回飛べるようになったら、また一つ小さい箱を増やす。

みたいなことを、独自にやってましたね。

それをやって数か月、体育館のステージに、助走なしでジャンプで上がれるようになったのが、中学時代、嬉しかったですね。

 

・まとめとして

 

大山倍達先生がおられなかったら、今のフルコンタクト空手、と言われるものは存在していなかったと思いますので、すごい影響力だと思います。

全世界で、一億人くらいの競技人口がいると言われる極真空手ですが。

その極真空手を創立したのが、大山倍達先生であるわけですので、今、極真空手や、いろいろなフルコンタクト空手を修行されておられる方々は、大山倍達先生とは無関係ではないことを思い、尊敬されるべきだとわたしは思います。

 

子供らのお話しですと、なんだか。

近所の極真空手に通っている子供らは、大山倍達先生を知らない・・・と言う。

 

(。-`ω-)うーーーーむ・・・・・・

だめでしょう、それは・・・・うーむ・・・。

 

正直、極真空手と言いますと、道場内に、大山倍達先生の写真が飾られており、誰もが大山倍達先生に、黙祷をささげてから、稽古に入り、稽古が終わったあとも、大山倍達先生に黙祷をささげるのが普通だと思ってましたので、びっくりでした。

 

まあ・・・伝統空手の方々もまあ・・・

 

松濤館で言えば、船越義珍先生に毎日、稽古前に黙祷をしているのか?

と言いますと、やってないですし。

ほかの四大流派の方々も、そうだと思います。

 

しかしなあ・・・(。-`ω-)うーーーむ・・・・💦

 

もっとまあ、誰がいるから、我々が日々勉強している、空手があるのか?

 

とか、そういったことを、考えて勉強されてみるのも、お若い方々には、良いのでは、と思います。

実際に直接教えてくださる、先生方に感謝するのは、当然のことですが。

(。-`ω-)うーーーーむ・・・💦

 

昔は、手取り足取り、先生が空手を教えてくださる、そういった世界ではなかったわけですよ。

なんとか、先生や、先輩の動きをマネして、なんとかかんとか、何年も何年もかけて、修得していった、そういう歴史のある技術体系なのです。

簡単に、いつでも、先生が手取り足取り、教えてくださる。

こちらは、お金を払っているから、当たり前だろう??

 

うーーーむ・・・

もっと、本来の空手を、考えてみても、良い時に来ているのでは、ないでしょうか・・・!!

 

おいおい、こっちはねぇ、お金をねぇ、払っているんだよ?

 

手取り足取り、教えてもらって、何が悪いんだい?

 

(。-`ω-)うむ・・・💦

 

いったい・・・なにが正しく・・・なにが悪いのか・・・

 

わたしには、よく、わかりません。

 

といったところで、大山倍達先生のお話しを書かせて頂いていると言うのに、わけのわからないお話しになってしまいまして、大変に申し訳ありません<(_ _)>💦

 

しかし、書いてしまったので、載せます(。-`ω-)💦

 

では、このたびは、このあたりで失礼いたします<(_ _)>押忍っ!!