せもっちの空手研究会

主に空手についての考え方、練習、鍛錬などといったことについて、書いていこうと思いますm(_ _)m押忍!

【空手】太極式-移動基本稽古-ヒザを痛めない空手(中高年向け)

こんにちは、こんばんは、せもっちです<(_ _)>押忍!

 

今回は、空手を練習している中高年の方向けに、動画を撮りました。 

空手の練習において、わたしもそうなんですが、なんとかかんとか、ヒザが痛いなか、ヒザのサポーターをつけて、練習のたびに何度も何度も屈伸をしたりして、ヒザをほぐしたりしつつ、だましだまし、練習している方に見て頂きたい内容になっております。

 

以下、動画を紹介させて頂いておりますYouTubeのほうの、解説になりますが、YouTubeの動画の紹介のほうに、だいたいすべて書いてしまいましたので、そのまま転載させていただくことにしました<(_ _)> 

 

空手の形競技においては、若年層ではそんなに問題になることは少ないと思うんですが。
どうしても、私のように、年を経ていくことでどうしてもヒザに問題を生じやすいと考えております。
とくに松濤館流派などの空手におきましては、どうしても前屈立ちなどの立ち方も、非常に低く、かつ運足が大変にスピーディですので、お若い方々には素晴らしいトレーニングにもなりえますが、30歳代以降にも伝統派空手を勉強していきたい!
といった方々には、どうしてもヒザの痛みとの闘い、といった部分も出てきてしまうと思います。
わたしも、正直なところすでに、高校の空手部の時代ですでにヒザに軽い故障は抱えておりました。
形競技の練習に関してもそうですが、組手競技における激しい踏み込みも、ヒザを壊してしまう一因だと考えられます。
有名で部員数も3ケタになるような高校の空手部などでは、練習用の立派なマットを敷いているところも珍しくはないですが、そのように恵まれたところばかりではありません。

それで、今回は、組手に関しては触れてないのですが。
形における、中高年向けの練習方法について、わたくし、いつも考えておりますので、それをご紹介させて頂こうと考えました。

中高年は、動画内でも言っておりますが。
全力で運足を行わなくて良いと思います。
華麗で迅速な、スピーディーな運足、というものは戦いにおいては有利ではありますが。
ヤクザや戦国時代でもない限り、こちらからいつもいつも、攻撃を仕掛けていくことはないとわたしは思っております。

それよりも、中高年以降は、しっかりと相手の攻撃を捌く体の使い方や、ボクシングなどのように、どちらかと言うと筋力に依存したような打ち方ではなく、空手特有の【ムチミ(鞭身)】のような素晴らしい技術であったり、突きや受けの、強いキメであったりなど、そういったことを重要視した、ヒザをまったく痛めることのない、練習すればするほど、腰の使い方がわかり、全身の連動がわかり、全身をムチのように強く、柔らかく使うことで、どんどん健康になっていく、そういった練習方法が、中高年の方々には、より有意義ではないかとわたしは考えております。

太極拳では、すべての動作をゆっくりと行う、もっとも中国大陸でお年寄りの方々にも練習されている【呉式・陽式】太極拳、といったものとは別に、空手で言うところの【キメ】の動作などは、全身を強く激しく連動させていくことにより打ち込んでいく、発勁といった動作を行う【陳式太極拳(武術太極拳)】と言われるものがあります。

今回、動画で紹介しています、太極式移動基本稽古は、無理のないスピードによる運足と、無理のないヒザの曲げ方が特徴です。

無理のないスピードで運足を行うことで、精神的にも楽です。
ヒザをあまり曲げないことで、ヒザの痛みと戦いながらも、なんとかかんとか、形を練習しているような方も、ヒザの痛みなどもう悩むことなく、楽しく、一生懸命に練習に打ち込むことができます。

中高年の方々が、楽しく、ヒザの痛みなどに苦しまずに、いつまでも楽しく、一生懸命に練習していくことのできる空手。
それが、わたしの考えております【太極式移動基本(稽古)】です。

もちろん、今回の移動基本の動きを使って、ゆっくりとムリのない動作で【形】を鍛錬することもできます。
今までは「ここの動作の時・・・よく・・・ヒザ痛くなるんだよなぁ・・・(ツライけど・・・がんばろう・・・)」
と言うような、根性のある方々も、無理にお若い方々に対抗しようとして、一生使っていく大事な大事なヒザを痛めるようなことは、あまり無理をせずに。
こういった、ゆっくりとした動作のなかでも。
しっかりと技を強く打ち出すところは打ち出す。

そういった練習も、取り入れてみてはいかがでしょうか。

もちろん、お若い、まだまだ競技で活躍しなくてはいけないような、お若い方々は、このようなことはせずに、しっかりと全力で、全速で、立ち方もしっかり下げて、ガッチリと鍛錬したほうが良いと思います。
※お若い方で、ヒザに違和感を感じる場合、なにかムリな動作をしているか、ヒザまわりの柔軟性や、筋力が弱い可能性があると思います。
どんなにお若くても、しっかりと練習のあとはクールダウンを行い、強く激しい動作に耐えられるように、筋力強化も必要になってきます。

しかし、お若い頃にさんざん頑張って、今もヒザが痛いなかでも、だましだまし頑張っておられるような中高年の方々は、こういった空手も良いのではないでしょうか。

ガツン!と踏み込むと、ヒザにダメージを蓄積することになりますので、踏み込みは歩くように柔らかく踏み込むと、ヒザが楽です。

わたしの太極拳をしている友人も言っておりますが。
一生、自分の足でトイレに行けるように、ヒザは大切に、ヒザをすり減らす練習をするのではなく、ヒザを安全にムリなく強くしていける空手も、良いと思います。

 

以上までが、動画内の紹介文です。

 

どうしても、形の競技では、運足の速さ、ブレなどとともに、立ち方の【低さ】も重要になってきます。

立ち方が高いと、あまり良い印象にはなりません。

より腰の位置を低く、ヒザをよりまげて、より素早いスピーディな運足が、競技では求められます。

 

しかしそれは、お若い方々には素晴らしいトレーニングにもなりますが。

やはり、中高年の方々では、よほど素晴らしい恵まれたヒザの持ち主でない限り、故障は避けられないのではないかと思います。

 

では、いったいどうしたら良いのか?

 

といったことを、わたくし、常日ごろ、考えておりまして、このように太極式の空手の練習スタイル。

しかし、陳式太極拳のように、しっかりと技を強く打ち出すところは、しっかり強く打ち出す。

攻撃も、受け技も、しっかりと技一つ一つは、しっかり強く。

 

しかし、そのなかでも、ヒザには負担をかけず、むしろ、練習すればするほど、ヒザはより柔軟性をまし、ご高齢の方々は、ヒザの柔軟性を取り戻し、ヒザや足腰全体の筋力も回復、向上するといったものを目指しております。

 

ご高齢の方のヒザの痛みは、ヒザ回りの柔軟性と筋力の低下によるものが、最も多いとわたしは考えております。

グルコサミンなど飲んだところで、なんにも起らないことは、もう、何十万円もつぎ込んできた方々は、とっくにわかっていると思います。

 

運動こそが、なによりも大切であり、運動以外に、健康維持、回復の手段はないと言うことを。

 

もちろん、変形性膝関節症などになってしまっている場合には、手術、といった方法が必要になる場合もありますが。

サメの軟骨など胃に入れてみたところで、なにも起こらないことは、もう、誰もが知っていることと思います。

 

そんなことよりも、ヒザ回りの大腿四頭筋(腱)、ハムストリングス筋群(腱)、そういったヒザまわりの筋力がムリなく、楽しく向上できたら、そんなに素晴らしいことはないと誰もがわかっていると思います。

 

階段向上?

そんなもの、続くわけないんですよ。

 

楽しくないことを、続けられるわけがないんですよ。

 

階段向上など、一人寂しく、毎日毎日続けたところで、むしろ心は悲しく、やりたくない、イヤなことが人生に一つ、増えただけです。

 

そんなことよりも、無理なく、友人たちとのんびりと空手など、いかがでしょうか。

 

もちろん、ヒザだけでなく、腰も強くなります。

腹筋や背筋も、自然とムリなく楽しく鍛えることができます。

 

楽しい空手。

 

無理のない空手。

 

やればやるほど、おもしろくなっていく空手。

 

そんな空手を、やっていきましょう!

 

では、失礼いたします<(_ _)>押忍!