こんにちは、こんばんは、せもっちです(。-`ω-)押忍っ!
今回は、空手の組手などでよく使われるような受け方、と、実際に闘争・暴力の現場での受け方の違い、とゆうことで、書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします<(_ _)>押忍!
まず、こちらの動画を見ていただけますでしょうか。
わたくしが公開しております動画になります。
こちらの動画で説明しておりますが、実際の暴力の現場と、空手の組手では、必要な受け方が、違ってくる、と考えておくべきです。
とくに、空手ではやはり競技人口の多い、全空連での組手試合などになりますと、どうしてもケンカなどで使われるようなパンチでは、まったく当たらないので、軽くて、早いパンチが必要になってきます。
すると、どうしても、反応の速さを重視した【受け方】になってきます。
(手のひらでの簡単な受け方になってしまいます)。
組手の試合のなかでは、それで良いですが、実際に、本当の殺意の込められたような【全力の体重を乗せたパンチ】に対して、組手の時と同じように受けてしまうと、簡単に突破されてしまいます。
競技空手の組手の受け方が、有効な場合もあります。それは。
①相手と一対一である。
②足さばき(フットワーク)を行える足場(広さ)がある。
③ある程度の明るさがある。
とゆう場合です。
この場合は、全空連の組手で使われるような受け方も、有効です。
※足さばきを最優先にするので、手のひらでの受けは、サポートになります。反面、どうしても、足さばきに依存したものになりやすいです。
もちろん、万能ではありません。
相手と一対一であれば、後ろからの攻撃や、複数の相手からの同時の攻撃は、気にしなくて良いので、受け方よりも、足さばきに重点を置いて、いつもの組手のように戦っても、わりといけると思います。
あと、足場ですが、ある程度の広さがないと、足さばきを使うことができません。
狭い場所(後ろや横がない・囲まれている)では、足を止めて、相手の全力のパンチに対応する形になりますので、やはり、この場合は軽い受け方ではなく、しっかりと受ける必要があります。
ある程度の明るさ、とゆうのは、かなり暗いところで、複数の相手からの暴力をうけることも、あると思います。
その場合には、なかなか、フットワークを生かすことは、難しくなってきます。
フットワークをするためには、どうしてもある程度の明るさ、視界が必要です。
この場合のフットワークとゆうのは、飛び跳ねるような、組手で行われるようなフットワークは、そもそも、ケンカではなかなか使いにくいので、前後左右の、軽快な足さばきのようなことです。
では、上にあるような条件以外の場合に、暴力などに対抗するためには、どうしたら良いのか?
それは、しっかりと受けることになります。
とにもかくにも、身を守ることが大切になります。
なので、しっかり受ける必要があります。
上の動画の最中のものですが、このような感じで、ガッチリと受けます。
この時に大切なのは、組手で習ったりするようなことよりも、むしろ
【形】
で勉強できるようなことです。
形は、多くの動作が【交差法】になっており、受けの際に、反対の手で、すでに相手に対して、攻撃が完成しているのが理想ですが。
なかなか、自分よりも力も強く、血管がブチ切れそうな勢いで、最悪、複数人が迫ってきているなか、なかなか、理想的な動きはできません。
とにもかくにも、暴力(攻撃・打撃)をしっかりと捌く(さばく)必要があります。
初心の方なども、どうしても、なかなか簡単には、難しいと思いますが
【全身を使った強い受け方】
をする必要があります。
動画のなかでも、言っているのですが、
受けの際に、体中の全身の関節が、しまっている必要があります。
素早く反応し、受ける際には、ガッチリと、全身の関節を固めます。
大きい筋肉を使って受ける必要はありません。
大きい筋肉は、スポーツで使われるような
【インナーマッスル(深層筋)】
などと比べて、反応速度が遅い、とゆうことがわかっています。
瞬間的に、飛んできた虫などを払うさい、大きい筋肉は使われません。
瞬間的に飛んできた虫を、パッ!と払う時、使われている筋肉は、いわゆる【インナーマッスル】です。
その、インナーマッスルを普段からしっかりと、形などを行ってトレーニングしていると、しっかりと関節をしめた、強い受け方ができます。
ウェイトトレーニングだけでは、関節を閉めるために必要な、インナーを鍛えることができません。
インナーマッスルのみを鍛えるような、鉄アレイなどを使ったトレーニング方法もありますが、そうゆうものではなく、【形】を行うことが大事です。
わたくし、だいぶ昔ですが、アームレスリングの道場に行ったことがありますが、わたしよりも、だいぶ腕も細い人に、なにをしても、まったく動かすことができませんでした。その際
「大きい筋肉よりも、アームでは、関節や靭帯のトレーニングが大切なんです」
と教えて頂きました。
大きい筋肉を1センチ太くするのは、1年でできるが、靭帯を1センチ太くするには、10年かかるそうです。
形で行う【受け】をしっかり練習しましょう。
その際、いつも言われるように、キメを強く、腰のキレなども、しっかりと練習しましょう。
実際、すぐに取っ組み合いになるような、すぐにつかめるような距離になることが多いと思いますので、組手とは、違うものだと思ったほうが、良いかもしれません。
わたしが以前、よく行っていたトレーニング室では、よく来ているマッチョな空手家の方が「身長190センチ、120キロの相手を想定して鍛えないと、意味がないよ」とゆうように、言われておりました。
確かにその通りで、自分よりも、小さく、力の弱いものがもし、一人で襲ってきたとしても、空手などしてなくても、なんとかなるわけです。
問題は、複数人であったり。
自分よりも、力も、体重も、身長も、大きいものが襲ってきた時です。
そうゆう者をなんとかするために、武道・武術とゆうものは、あるわけです。
【形】でもそうですが、受けの後の反撃である【突き・蹴り】は、即座に出さないといけません。
このときの攻撃も、しっかりと、相手に当てる際には、しっかりと関節をしめることで、自分よりも大きく、体重のあるものにダメージを与えることができます。
ただ腕を振り回しても、自分よりも体重も筋力も強い相手には、なかなかダメージを与えることができず、かえって怒りを増幅させてしまうだけになりかねません。
そうなると、大変です。
攻撃を出すなら、しばらくは動かないでいてくれるような、しっかりとした打撃を当てていかないと、怒りを増幅させるだけになってしまう可能性があります。
暴力的な攻撃を受ける際に、できるようになっておくと、良いことをまとめます。
・しっかりした強い受け方・
・まず、とかにく受ける!
・受ける際に、手だけで受けない。
・できれば、前腕(手のひら側の腕)全体を使って、ガッチリと受ける。
【形】での受けは、手のひらでの受けはなく、前腕でしっかりと受けるようになっています。
・全身を使って受ける。
腕だけで受けても、関節の閉めがないと、簡単に突破されてしまうので、足・腰・背筋・肩・腕の関節・手首、などの体中の関節を閉める。
・半身(横向き)で受ける。
半身で受けることで、即座に足腰を使った、全身での反撃ができます。
真身(正面向き)で受けると、手打ち(手を出すだけ)のパンチになってしまいます。
足腰のキレをしっかり使うのが理想的ですが、難しい場合は、とにかく半身から
【砲丸投げ】
のような打ち方でも良いので、とにかく、全身を使ったパンチを出したいですね。
空手の本来の突き方は、我々の場合は、砲丸投げのような打ち方ではなく。
野球のボールを投げるほうが、少し近いと思います。
足を踏み込んで、次に、腰をひねり、体軸を回転させ、反対の手を引き寄せる動き(引手と同じ)をして、肩を回転させ、腕を回転させ、最後に球を投げる。
そうゆう感じに近いと思います。
なので、腕はムチのように使う必要があります。
それが、空手では【鞭身(ムチミ)】と言われるものです。
その一連の動作を、一瞬で、瞬間的に行えるようにするのが、【形】の練習。
とゆうことになります。
と言うことで、このたびは、組手の受け方と、実践時の受け方の違いや、そのためには、組手だけでなく、しっかりと【形】を練習する必要がある、とゆうことを、書いてみました。
形では、受け技のさいには、上の動画でも、説明しておりますが。
・しっかり、関節を閉めること。
・全身を使ってうけること。
そうゆうことを意識して、決して、手だけの動きにならないように、練習する必要があります。
受けたら、即、「自分がこの攻撃を顔面にくらったら、動けないな」、と思える攻撃を瞬間的に出せるように、練習します。
今回、このお話しでは、最後になりますが。
やはり、暴力からは、逃げるのが一番ですので、よほどの自信がありましても、「君子危うきに近寄らず」と言われるように、危ない人や、場所には近寄らないようにするのが、一番です。
もし、5人相手に戦って、3人目を倒したとしても、3人目を攻撃したのと同時に、残っている二人に、同時に両脇腹に、なにか光っているもので、刺されでもしたら、大変です。
では、このあたりで、失礼いたします(。-`ω-)押忍っ!!✨