腹筋を鍛えよう!!
腹筋を鍛えるとどうなるのか??
【腹筋を鍛えると】
①打たれ強くなる!
まず、とにかく腹を叩かれても大丈夫になります。
これは、伝統派の選手もそうですが、フルコン空手の選手には、欠かせないトレーニングだと思われます。
➁カッコイイ!!
あまり、戦闘能力とは関係ないと思われますが(;'∀')
やはり、ぷより~んとした腹よりも、6パック(6個に腹筋が割れている状態)のほうが、やはりカッコイイでしょう!
➂蹴りが早く!強くなる!
僕は以前まで、あまり腹筋と蹴りは関係ないと考えていたころがありましたが、今はまったく逆です。
むしろ、足よりも、腹筋のほうが大切であるとさえ考えております。
なぜかといいますと、蹴り足を引き上げる際に使う筋肉は、足も使いますが、大腿四頭筋の上部の付け根の腱の部分が主だったものです。
それよりも、両足を地面に寝転がって持ち上げたりしてみるとわかりますが、なによりも腹筋が重要であることが、よくわかると思います。
そうです、蹴りで最も重要なのは、蹴り足を持ち上げる【腹筋】なのです!
そして、実際に蹴りこむ時も、腹筋が強いほど、より攻撃を相手に【めり込ませる】ことが可能になります!
つまり、より強く、より重たい蹴りを出すことができます。
伝統派の空手家の方々は、より重たい蹴りは必要ないですが、強い腹筋によって、よりスピーディに蹴り足を持ち上げ、よりスピーディに蹴ることが可能になるわけです。
④突きが強くなる!!
腹筋が強くなることによって、より突きが強くなります!
腹筋はどうゆう役割をもつかといいますと、【体軸】を強くする役割をもっています。
強い腹筋で、強い体軸を手に入れると、その強い体軸で、より強い攻撃を繰り出すことができるわけです!
伝統派空手においても、威力は関係ないようにも思われる方もいると思いますが、形競技においては、攻撃の強さは非常に大切な採点のポイントになりますし、組手競技においても、攻撃が強いとゆうのは、相手にとってはかなり圧力になります。
実際に叩かれなくても、強い攻撃はすぐにわかります。
とてつもなく、早く強い突きを顔面にガツーン!バチーン!と寸止めされると、もう戦闘力の違いを感じずにはいられません。
➄攻撃そのものが強くなる!!!
自分の【体軸】が強くなるとゆうことは、自分の体の中心に、電信柱のような、太い木のような、そんな強く、太いバーが体のなかに入っているのと同じことです。
体軸が弱いとゆうことは、体の中心の軸が、弱いフニャフニャなコンニャクが入っているのと同じです。
いくら腕だけを太くしたところで、軸がフニャフニャでは、強い攻撃はできません。
⑥自信がつく!!
とくにフルコン空手では言えることですが、腹筋が弱いと、「腹を叩かれたらいやだな」とゆう気持ちがあると、どうしても、強く攻撃に出れません。
こちらが強く攻撃すると、やはり相手もそれにあわせて、強く攻撃してくるのが基本だからです。
もちろん、こちらの気持ちなどおかまいなしで、ガンガンくる方も多いでしょうが、最初は様子見とゆうか、お互いの力の確認のように、いきなり全力で飛ばすとゆうことは少ないと思われますが。
そこで、腹をいくら叩かれても大丈夫だ!
となりますと、いくらか自信がつき、「こっちもガンガンいくから、そちらもガンガン来て大丈夫だ」と言わんばかりに、どんどんいけるわけです。
とにかく、腹が弱いと、腰は引けてくるし、良いことはないでしょう。
腹筋では、【腹直筋(6パックになる部分)】以外にも、腹の脇側の、【内・外腹斜筋】などで、腹の横側も鍛える必要もあります。
横側を鍛えることで、突きや蹴りの際の【ひねる】力が強くなります。
回し蹴りなどは、ひねる力が弱いと、ただ足を当てるだけのようになってしまいますが、腹をひねる力が強いと、まったく違う威力の蹴りを放つことが可能になってきます。
そのように、蹴りではとくに、腹を使った蹴り方をマスターする必要もあります。
同じように、伝統派空手では、腰の回転や肩などの使い方のほうが、大事な感じがしますが、フルコン空手では腹筋を使って、相手に体軸ごと倒れるように突きこむ感じによる突き方が、大切になってくると思います。
もちろん、空手は【一人一流派】と言われるくらい、攻撃のしかたも、防御のしかたも、それぞれみな違うものですので、フルコン空手の選手でも、腹よりも腰の回転力で突く方も多いと思いますが、腰の回転力にあわせて、腹も強ければ、より攻撃は強くなるわけですので、腹筋が強くて悪いことなど、一つもないと思われます。
結論【腹筋はめちゃくちゃ大事だわ!】
では、失礼いたします(^^)/