せもっちの空手と筋トレブログ

主に空手についての考え方、練習、鍛錬などといったことや、筋トレについてなど書いていこうと思いますm(_ _)m押忍!

空手道【その場練習①】立つ、とゆうこと。背骨をまっすぐにするとは、どうゆうことか。【背骨をまっすぐ立てるとは?】

  ・空手道【その場練習①】・

※いろいろと、体調を崩し、病気になってしまいまして、ずいぶんと長いこと、更新を怠っておりましたけれども、だいぶようやく回復いたしましたので、また、ちょくちょくと、書いていこうと思っております。

よろしくお願いいたします。<(_ _)>

 

今回は、入院中もずいぶんとやっておりました。その場練習についてなどを中心に書いていこうと思います。

病室では、その場練習以外には不可能ですのでどうしても、その場練習に限られますが、昔から

【空手は畳一帖分あれば、鍛錬できる】

と言われております。

わたくしも、その通りだと思います。

別に、毎回毎回、飛んだりはねたりしなくても、空手の練習はできます。

もちろん、動くスペースがあれば、良いですが、狭いスペースでの限られた練習しかできないから、その練習以外できないから、とゆう状況でしか、得ることのできないこと、感じることができないことも、あると思うのです。

 

     ・体軸の立て方・

みなさん、空手を練習するうえで、体軸のほうは考えられておりますでしょうか。

ただ、たんに、

「背筋を伸ばせ!!」

「胸を張れ!!!」

と言われ、その通りにしてますでしょうか。

それとも、背筋は、あまり伸びなく、毎回、気をつけているところでしょうか。

それとも、背筋はもう、バッチリすぎるほどに張っていて、「もう、それはバッチリ!」

とゆう感じでしょうか。

 

胸を張ってますでしょうか。

胸はどうしても、いつも、普段から猫背なもので、どうしても、疲れてくると、いつもの猫背が出てしまいます。

わかります。

わかりますね。

疲れてくると、崩れてきちゃいますよね。姿勢が。

 

でも、この

背筋をまっすぐにして【胸を張る】、とゆう、よく言われることだと思うんですけれども、ここで、すぐに疑問を感じることが出来た人は、すごいなぁ、と思います。

たぶん、中国のほうの武術でも、されていたか、カイロプラクティックなどの整体にでも精通されているのかな、と思います。

 

なぜ?

 

背筋をまっすぐにして、胸を張ればいいんでしょう??

 

どうでしょう。

 

やってみてください。

強いでしょうか。

それは、強い立ち方になってますでしょうか。

 

まず、背筋を伸ばして、

【前屈立ち】になってください。

いや、【後屈立ち】でも、どんな立ち方でも良いですので、いつも習ってきた

背筋を伸ばして、胸を張る、立ち方をやってみてくださると良いです。

どうでしょう。

強いでしょうか。

その「背筋を伸ばせ、胸を張れ」とゆう空手界の常套句とまで言えるセリフですけれども、やってみたところ、どうでしょうか。

なにか、疑問は感じませんでしょうか。

 

いや、全ての人がそうなっているわけではないでしょうけれども。

たぶん、おそらくですが。

とにかく、骨盤の位置を確認してください。

骨盤の位置を確認したら、次に。

頭の位置を確認してください。

 

もちろん、背筋をまっすぐにしないとならないわけですので、良い指導者についている方々などは、問題ないと思います。

 

どうでしょうか。

 

骨盤の【真上】に、【頭】はあるでしょうか。

骨盤の真上に、胸はあるでしょうか。

 

【背筋をまっすぐにしろ!】

に関しては、基本的に問題ないのですが。

【胸を張れ!!!】

ばかりが過ぎてしまうと、どうしても、なってしまいます。

 

骨盤よりも、後ろに【胸や頭がある状態!!】

 

つまり、前屈立ちなどをしていて、骨盤よりも、後ろに、胸・頭がある状態。

つまり、やや【のけぞっている】状態。

これってどうでしょうか。

 

空手の練習【形や基本など】では、

中段突き

をメインに練習すると思います。

 

つまり、空手とゆう武術は、もともと本来は、【顔面】をぶったたいて、相手を屈服させるものではなく、【腹をたたいて】襲ってくる外敵、暴力、などに対抗するためのものなんですね。

つまり、空手とゆうものの突き技は、もともと本来は、腹をたたいて、相手の暴力や、理不尽な圧力から、身を守るためのものなんですね。

 

つまり、そのような練習をしている空手家は、もちろん【腹】は強いわけです。

まあ、理想。とも言えますでしょうが。

いつもいつも、来る日も来る日も、何年も何年も、中段突き。練習されていると思います。空手を練習している者ならば、必ず、練習しますね、来る日も、来る日も、中段突きを。

形においても、突き技においては、ほとんどの技が、

【中段突き】

だと思います。

 

では、その、何年も何十年も、積み重ねてきた努力。

積み重ねてきた空手。

 

その、

【胸を張れ】

の立ち方で、耐えられますでしょうか。

 

のけぞってませんかね??

 

その立ち方・・・ですけれどもね・・・

 

もし、違ってたら、問題ないですけれどもね・・・・

 

骨盤の位置よりも・・・

 

後ろ側に、胸や頭があったら・・・・

 

そんな状態で、後ろにそっているような状態で、暴力を圧倒できるような【突き】を出せてますでしょうか。

体当たりをしてきた相手を、留めることができるくらい、強い立ち方になってますでしょうか。

腹を叩かれた場合、そんな、胸を張って、そっているような立ち方で、腹を叩かれた時、耐えられますでしょうか。

 

つまり、長くなりましたけれども。

足りないんですね。

よく、僕もずいふんと色々な空手道場に行きましたけれども。

【背筋を伸ばす・胸を張る】

だけでは、足りないのです。

背筋を伸ばす、胸を張る。

これと同じか、それよりも、そのことの何倍も大切なことが、これです

 

【腹を締める】こと、です。

 

中国のほうの武術をされている方々は、もう、立ち方において【骨盤】や【仙骨】を入れることの重要性は、しっかりと理解されていることと、思います。

しかし、空手の世界では、あまり言われないセリフですね。

仙骨】を入れろ。と。

※骨盤は【[寛骨]・仙骨・尾骨】でなりたっています。(腸骨・坐骨・恥骨を合わせると寛骨(かんこつ)と言います)。

仙骨部分と、第5腰椎が繋がっていることで、人間は立つことができます。

仙骨は、尾骨とつながり体軸を形成する最下部であり、地面(床)・足・腰・体軸を繋げる重要なパーツです。

仙骨が入ってない状態とは、つまり寛骨(腸骨など)が全体的に後方に湾曲している状態です。

 

わたくし、仙骨を入れるように意識して、練習していましたが、仙骨ってのは、入れるもんじゃないんですね。

かってに、仙骨は、入らないとダメなんです。

どうゆうことか?

よく勉強されている方々は、お分かりだとは思います。

かってに仙骨が入る?

とゆうのは、どうゆうことか。

 

仙骨ってのは、

いちいち。

自分の意思で入れるもんじゃないんです。

 

仙骨ってのは、

かってに、腹を締めた時に、あくまで自然に入らないとだめなんです。

 

人間の背骨は。

頚椎【首】

胸椎【胸の背骨】

腰痛【腰の背骨】

から成り立っています。

そして、それぞれ、異なったカーブ(湾曲)を描いております。

首は、自然にしていると、やや前傾(前方にカーブ)します。

胸椎【胸の骨】は、自然にしていると、後方にカーブします。

腰椎【腰の骨】は、自然にしていると、前方にカーブします。

仙骨は、もともと大昔はしっぽであった、とも言われています【尾骨】と繋がっていますので、下方に向かうほど、後方にカーブしています。

 

イラストでも、入れるべきかな。

と思いましたが、今回は、とりあえず、なしで文章のみで、表現していきます。

 

では、よく言われることと、照り合わせていきます。

「あごを引け!」

ですが、これは、頚椎は前傾カーブしていますので、あごを引くことで、カーブをまっすぐに立てることができます。

つまり、理にかなっているといえます。

やはり、昔から言われていることは、正しいんですねえ。

 

では、次に

「胸を張れ!!!」

ですが、これは、胸椎は後方にカーブしていますので、後ろに曲がっているものを、前方に張ることによって、まっすぐに立てることができます。

つまり、理にかなっています。

正しいですねえ。

 

では、腰椎はどうでしょうか。

そうなんですね。

腰椎に関しては、あまり、特に空手界では、ああしろ、こうしろ、と言われていないんですね。

これは、中国の武術の世界などでは、ものすごくこまかく指導されるようですので、ちょっと違ってくる部分だと思います。

 

腰椎は、胸椎の後方カーブと完全に反対に、腹が前に突き出すように、前方にカーブしています。

つまり、腰椎をまっすぐにすることに関して、あまり、特にこだわってない。

なにも、指導されない。

とゆう状態の道場も、多いんではないかと思います。

 

ですが、せっかく

あごを引くことで、立てた【頚椎(首)】。

胸を張ることで、まっすぐに立てた【胸椎(胸)】。

この段階で、胸・首・頭がしっかりまっすぐになり、大変に強い状態になってます。

ですが・・・・・・

特に・・・あまり言われていない・・・

腰椎が前方にカーブしているとゆうこと。

そのために、せっかく胸から上をまっすぐ立てているのに。

 

【腹を突き出した状態】

 

になっている人が、多くみうけられます。

腹を突き出した状態が、本当に強い状態なのか、よく、考えたり、気づいたり、するべきではないかと思います。

 

では、腰椎をどうしたらいいのか?

 

簡単です。

 

腹筋運動をしていれば、どうなるでしょうか。

腹に力を入れた時、どうなるでしょうか。

腹を思いっきり締めた時は、どうでしょうか。

 

軽く、胸が前傾すると思います。

そして、骨盤が前傾すると思います。

この、骨盤が前傾する、とゆう状態が、かってに。

 

仙骨】が入った状態です。

 

仙骨は、意識的に入れる必要はなく、腹を締め、尻を締めれば、かってに、おのずと入るものなのです。

 

そして、腹を締めて、軽く胸が前傾し、仙骨が入った時。

さらに、また一度、しっかりと【胸を張ります】。

つまり、順番としては。

 ・背骨をしっかりと立てるやり方・

①あごを引いて【頚椎】を立てる。

②【腰椎】腹と尻を締めて、腰椎の前傾カーブをまっすぐにする。

※腹・尻を締めることで、後方カーブしている【仙骨】もまっすぐに繋がる。

③胸【胸椎】が強めに前傾するので、しっかりと【胸を張る】ことで、【胸椎(胸)】の  骨をしっかり立てる。

 

主に、この三点を、その場練習・基本移動稽古・形、などを通してしっかり実行して練習することで、強い立ち方を習得することができます。

 

足・腰から出た、強い力は、背骨がしっかりと立って、まっすぐな状態でなければ、どこかの背骨がカーブしていることで、そこで、威力はつぶれてしまいます。

そこで、背骨をまっすぐに立てることが、重要になってきます。

 

胸を張るだけでは、まったくダメです。

腹を締めてください。

腹をしめ、さらに胸を張ることで、強いまっすぐな立ち方になります。

 

腹がしまってないと、せっかくのその場練習も、基本移動稽古も、形も、たんなるエクササイズになってしまいます。

腹のしまりがないと、背骨が立たないだけでなく、練習そのものが、なんの意味も持たないものになるからです。

 

胸を張っている姿勢は、かっこいいように感じるかもしれませんが、ただ、たっているだけでは、【空手の姿勢にしたフィギュア】を人形を、ポンッと、そこに置いてあるだけの状態になります。

自分が何年も、何十年も、積み重ねてきた空手が、人形やフィギュアを、ポンッ、と、そこにおいてあるだけのような、つまらない立ち方にしないために、しっかりと、腹や尻などの【腰椎】・【仙骨】など、全ての背骨を、しっかりと立て、足や腰からの、地面からの力、そういったものを100%、【拳】に伝えられるように、背骨を立てることを意識して、練習することが、肝要だと、わたくしは、思います。

 

では、このあたりで、しばらくぶりになりましたが、失礼します(。´ー`。)でわでわ

 

股関節を強くしよう!【股関節の鍛錬方法!】

    股関節を強くしよう!!

股関節の鍛錬方法!!

 

ちょっと、じつは自分、入院しているものでして、入院中にひっそりと行っているその場練習などで、得た、気づき、などを書いてみようと思います。

 

よく、腰を入れろ!

といいますが、体のどこを使って腰を入れるのか。

とゆうと、みなさん、実のところ、人それぞれなんだか違っていたりします。

 

腹筋でまわす、とか。

足を使って、足を伸ばす力を使って伸ばす、とか。

ただ、腰を回せばいいんだ!

とか。

 

いろいろあると思いますが。

人それぞれ、空手は昔から

【1人、1流派】

といわれるぐらい、個性のある武道です。

 

そんな、1人1流派、とゆうことも踏まえて、

わたくしなりの、股関節の鍛錬方法を一つ、

編み出しましたので、紹介しようと思います。

 

まずは、騎馬立ちを作ります。

今回、絵を描きました。

病院なので、スキャナーも、ペンタブもないので、ただ、シャーペンで描いて、

掲載しているだけのものですが。

こうです。

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騎馬立ちは、重心をまっすぐ真下に下ろすようにたちます。

あまり、騎馬立ちで正拳突きなどを行う際には、腰は動かさないと思います。

動かしても、股関節はあまり動かさないですね。

どちらかと言うと、骨盤よりも上の、背骨部分の回転を使っていると思います。

 

今回は、股関節の鍛錬方法とゆうことで、股関節を動かしていきます。

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やや、軽い【壮鎮立ち・不動立ち】のようになりますが、ヒザはあまり動かさないようにします。

具体的なやり方はこうです。

【股関節の鍛錬方法】

騎馬立ちのまま、背骨は動かさずに、股関節だけで、ヘソを右方向に向けていきます。

この時、上半身をネジらずに。

股関節の力だけで、右方向を向いていきます。

ゆっくりと行います。

このようなインナーマッスルや腱や靭帯のような、武道やスポーツで大切な筋肉は、ゆっくりと動かすことで、有効に鍛錬することができます。

股関節の力だけで、ゆっくりと、右方向に回転させていき、限界まできたら、そこでストップします。

そして、またゆっくりと、反対側の左方向に、股関節の力だけで、背骨はネジらずに、回転させていきます。

これを行っていると、かなり早い段階で、疲れてくると思います。

やってみますと、なかなかつらい鍛錬です。

ですが、

「これは・・・股関節のインナーが鍛えられているぞ!」

とゆう、いい実感を体感できると思います。

 

武道においては特に、特別なほどに、股関節の力は重要ですので、ぜひ、チャレンジしてみてください(^_^)

 

股関節の力は、あらゆる技で使用されますが、一つあげると、蹴りです。

思いっきり反動をつけて、全力で振り回す蹴りは、じつは、サンドバックを派手に飛ばすだけで、実は当たった瞬間に、はじける花火のような、派手で、はかないけり方なのです。

ただ、足の重量、足の重さだけで蹴っているからです。

バックからの、地面からの押し込みがないからです。

どうすれば良いのか。

股関節を鍛えましょう!

そして、腰を軽く落として、基本通りに蹴るのです。

上半身を、後ろに倒して、腕を振り回して蹴らなくて、良いのです。

 

※かなり、今まで書いてきたことと、異なっていますけれども・・・

良いのです。

武道の理解とゆうものは、日々、変わっていくものなのです。

地面からの押し込みを、ダイレクトに伝えるために、もっとも大切な力が、股関節なのです。

白鳳が強いのは、腕力が強いからではありません。

スクワットが強いわけでもありません。

股関節が、強いのです。

 

それでは、失礼いたします(^_^)でわでわ

 

 

 

全空連ルールでの組み手・ポイントの取り方について考える

全空連ルールでの、組手のポイントのとり方について考えようと思います。

 

こんにちは、今回は組み手のポイントのとり方について、考えます。

基本的には、突き技が1ポイント、けり技が中段2ポイント・上段3ポイントです。

倒しての即座の攻撃が決まれば、3ポイントになります。

 

ちょっと、いきなり、少し話しがそれますが、突き技においては、カウンターでの攻撃が決まった場合、攻撃を実際にカウンターされた側のダメージは、もうこれは立ち上がれないほどのダメージですので、改善しても良いのではないかな?

と考えています(^_^;)

突進していったところを、交わされて、カウンターで顔面をたたかれる、とゆうのは全空連ではダメージは負いません、普通に1ポイントとられるだけですが、硬式空手・防具空手・キックボンシングなどでは、カウンター攻撃をかなりねらってとりにいきます。もちろん、硬式空手などでも、ポイントは同じですが、ダメージが違います。

硬式空手の選手は、こちらの突進していく攻撃に合わせて全力のフックをしてくるのが、非常に得意です。

こちらは、とてつもない衝撃で、ビックリすることになります。

カウンターは、大変に怖い攻撃なので、1ポイントってどうなのかなーと思っています。

 

では、本題である、ポイントのとり方ですが。

いくら突きを打っても、ポイントが入らない、入っているのに、旗が揚がらない。

よくありますねー。

これは、「突きにキメがない」。

とゆうことになるわけです。

キメのない攻撃なので、ポイントにはなりません。

と、そうゆうことです。

では、キメってなに??

とゆうことになります。

そうです、キメってなに???

なんですねー・・・・

 

僕の現在、理解している段階としましては、空手の組み手における、つき技のキメとは。

いろいろな要素がありますが、たとえば、突きの軌道が一直線でない。

とゆうこと。

突きの軌道が一直線でない場合、上下・左右に突きがブレている場合。

これは、確かにキメがないな、とゆう感じになります。

気合がない、気合が小さい場合、これも、キメとは関係ないですが、ポイントにはなりません。ナゼ????

全空連の空手の組み手ルールは、剣道から採用されているからです。

剣道では、みなさんもご存知のように、

「メーーーーーーン!!」

「ドーーーーーウ!!!」

などのように、気合をいれなくては、ポイントをいただけないようになってます。

空手も、剣道からルールを採用しているので、気合がなくては、ポイントがいただけないようになっています。

 

引き手がない。

突いたら、なるべく腰まで引く必要があります。

剣道を見たらわかります。

剣道では、相手に攻撃が入ったあと、そのままにはしません。

確かに、実践では、もう相手の頭に刀がめり込んでいるわけですので、相手はもう死んでいるわけですから、引かなくてもいいんじゃないの???

とゆう考えもあるかもしれませんが、確かに、相手が一人ならそれでもいいですが、

相手は複数の場合もあります。

きれいに一対一での戦い、のほうが、実践においては、少ないのではないでしょうか。

それゆえに、すぐに剣を、再度すぐに違う相手に打ち込めるように、引く必要があるわけです。

空手もそれと同じことです。攻撃がきまったら、そのままにせず、なるべくすぐにほかの者や、相手が起き上がって立ち向かってきた場合に、即座に迎撃できるように、もっとも強い攻撃を即座に行える、腰の位置に引き手をとるわけです。

腰に引き手をとっておくことによって、即座にまた、腰の入った強力な攻撃を瞬時に繰り出すことができるわけです。

 

では、まっすぐ突いて、腰まで引いて、気合を大きく出せばいいのか???

 

となりますと、それでもまだ、「キメがない」。

とゆうことがまだまだ、おこってきます。

 

じつは、それらをすべて、ほぼ曖昧にしてもポイントを頂きやすい、もっとも最大のポイントがあります。

 

それはなんでしょうか???

 

そうです・・・

 

スピードです!!

 

全空連の空手において、もっとも大切なもの、もっとも重視されているもの。

突きの際に、気合をうまく大きく出せなかった。

突きが決まったけれど、引き手をいまいち引けなかった。

突きが、決まったあとに、円をえがくように、引き手をしてしまった。

もしくは、突きそのものが、円をえがくように、打ってしまった。

 

それでも、ポイントになりやすい要素、絶対的な正義。

それこそは、スピードなのです。

 

向かい合っている相手を、まったく相手にしないくらいのスピード、これはもう、勝ちです。

気合が多少小さいとか、引き手が甘いとか。

たいして問題でもないのです。

スピード。これこそが正義なのです。

そして、キメ。

スピードのある突き、とゆうのは、それそのものが、もうすでに、

キメのある突き。なのです。

 

ようするに、キメのある突きってなんですか?

 

はい。簡単にいうと、速い突きです。

 

どのくらい速い突きですか?

 

はい。構えている手が、動いたと思ったら、もう、相手が気づかないうちに、突きがきまって、0.1秒以下程度のとてつもないスピードによって、すでに突き終わり、腰に引き手がされているような、そのくらいのスピードです。

それができることこそが、キメのあるポイントのもらえる突きなわけです。

 

もちろん、組み手は全身運動ですので、全身の筋力・スピードがとてつもなく速くなければダメですが。

大前提として、突きでポイントを頂くためには、手の動きがものすごく速い。とゆう部分をクリアーしていなくてはなりません。

 

きれいに突く・・・・

気合を多く・・・・

腰をしっかり入れる・・・・

ものすごくたくさんの要素がありますが。

とにかく、手足の動きが、速い、これがなくては、組み手も、型も、結局は競技者としては、勝利することはできないのです。

 

スピードです!!

スピードこそが正義なのです!!!

 

がんばりましょう!!

 

わたくしも、ようやくそのことに気づき、がんばっております(^_^)!!!

 

まあ、最近のわたくしといえば・・・もっぱら・・・筋トレ中心ではありますが(^_^;)

確かに、全空連は2020年の東京オリンピックで正式競技化しましたが、2024年もオリンピック種目として正式種目として採用されたわけではありません。

空手は、全空連だけではありませんので。

どうぞ・・・・希望を捨てずに、がんばりましょうではありませんか!!

 

人それぞれ、向き不向きがあります、スピード重視ではなく、パワー重視の総合格闘技のロシア選手のような、ああゆう強さを追求したい、とゆう方には、そうゆう空手もあるわけです。

 

(^_^)でわでわ

空手[形・上達法]①・初心者向け

空手[形・上達法]①・初心者向け

こんにちは(*^_^*)

ずいぶんとしばらくぶりの更新になり、失礼しました。

なにやら、見てくれている方もいらっしゃるようで、なかでも、初心者向けのものをよく、拝見されて頂いているようですので、書かなきゃな、と思い、書いております。

 

形の上達についてですが、これは、一概になんとも言えないものがあります。

まず【競技用の形】であるのか??

それとも、沖縄古来のものを追求したものであるのか?

など、いろいろな分別も出てきます。

 

僕としましては、基本的には全空連系の形を中心として、少年時代にはすこしだけ中国武術の形を勉強したり、極真さんに勉強に行っていた時期もありましたが、やはり、全空連の形のお話が、中心になってくると思います。

 

では、【競技用の形】の上達法(自分なりの)。

①体軸をまっすぐ立てる(姿勢が良い)。日本武道では姿勢が悪いことは、もうすべてダメです。

➁とにかくスピードを出す。やはり、どうしても同じようなことをするわけですので、違う形にしても、同じ【騎馬立ち】があり【前屈立ち】・【後屈立ち】などは基本的には、ほぼ同じものですので、なにで決まるのか?

となりますと、やはりスピードが最も大きい要素となります。

➂目つき

目つき・眼付き、とゆうものですが、空手の形の世界チャンピオンの【喜友名】選手などはすごい目をされますね。

あのような、迫力のある目つきができることで、【本当に今、敵と死ぬ気で戦っているな!】とゆうように感じますし、やっている本人も、すごく力が入ります。

毎回、本当に敵を意識して、全力で練習することで、実際にスピードや力や迫力もつきます。

④立ち方

【騎馬立ち】【前屈立ち】【後屈立ち】など、基本の立ち方がありますが、基本的にはこの3つが大きいです。

そして、流派によっては、【猫足立ち】【三戦立ち】などもあります、猫足立ちはかなりの練習が必要ですが、三戦立ちは、そんなに難しい立ち方では、ないかと思います。

ただ、しっかり立つ、とゆうことを意識しないで、形だけそのような立ち方、にするとまったくダメになっていきます。

とにかく、しっかり立つ、とゆうことです。

➄腰を入れる・引手をとる。

形では、重要なのは、手よりも先に腰が回転することです。

とにかく、本当に大事なことです。

まず腰!

腰を全力で回転させて、その勢いを利用して、突きを打ちます。

その際、腰は柔らかく使わないとだめです。

腰と引手を、全力でとり、その勢いを利用して、全力の逆突きを行います。

この体の使い方は、武術的であるのか、スポーツ的であるのか?

どちらであるかといいますと、僕は、武術でもあり、スポーツでもある、と思います。

スポーツ的な体の使い方である、とゆうのは、腰を先に回転させる、とゆう部分です。

野球でボールを投げる際と同じように、手が先に回転すると、ボールは遠くへ飛びません。野球でバットを打つ時、腰がまだ回転してないのに、バットだけを振り回しても、強く触れません。

野球でバットを振るには、先に腰を強く回転させる必要があります。

サッカーでも同じではないかと思います。

まず足を踏み込み、上半身のネジリを使って腰を回転させ、最後の最後に、ためにためた足を振り回すことで、ボールはものすごい勢いで飛んでいくわけです。

これを、空手の形で、やるわけです。

まず思いっきり、腰を回転させる、とゆう部分ですが、これは野球でいうところの、ボールをの投げる時の腰の回転、サッカーの蹴る前の腰の回転と同じ要領です。

引手は、それこそ、誰がみてもそうです。

野球でピッチャーがボールを投げる時に、片手だけ振り回しても、ボールは遠くへと飛びません。

左手を大きく振り回してから、上半身をネジり、腰をひねり、最後の最後に、ためにためた右手を、全力で回転させて、ものすごいスピードでボールを投げるわけです。

これと、まったくもって、同じことをやるわけです。

武術的であるか、スポーツ的であるか?

これはもう、武術だし、スポーツでもある。

とゆう感じでしょうか。

テレビのサッカーの試合などを見て、サッカーの選手が、思いっきりボールをける前に、【思い切り手を振り回して】から、ボールを蹴っているのを、ご存じでしょうか。

本当に遠くへと蹴りたい場合、選手は思い切り手を振り回して、反動をつけます。

つまり、上半身を使います。

実際に蹴るのは、右足なのに、思いっきり左手を、全力で回転させています。

その後、腹をねじり、腰を入れて、最後に蹴ります。

このように、実際に蹴る、とゆうことは、足なわけですが、上半身が非常に大切だとゆうことが、わかると思います。

空手以外にも、色々なスポーツなどから勉強できることも、たくさんあります。

ぜひ、いろいろなスポーツを見て、知って、勉強されてみてください。

とくに、野球、サッカーは、勉強になると思います。

サッカーのボールの蹴り方は、本当に強く、鋭く蹴ります。

ムエタイ選手の蹴り方に、近い蹴り方だと思います。

全身の伸びを使っています。

 

⑥頭・腰・肩などの高さが変わらない。

形の競技では、最初に始まってから、終わりまで、ずっと、同じ頭・腰の高さをキープしなくてはいけません。

もちろん、観空などの立ち方【レの字立ち】や、慈恩などの【閉足立ち】、足を交差させる、【交差立ち】などもあり、この中では、【レの字立ち】・【閉足立ち】はもちろん、立つわけですので、頭・腰も高くなります。

このような例外もありますが、基本的には型の最中は頭・腰の高さが変わってはいけません。

 

【その他】気を付けること

①キョロキョロしない。

よく、視点が定まってない、とゆう感じで、キョロキョロしちゃう人がいます。

形の最中は、集中し、敵と戦っているんだ!

とゆう迫力を出さないと、必ず負けます。

➁ユラユラしてる。

立ち方が安定していません。

そのような場合、手がまず、ユラユラしています。

立ち方が安定していないので、いくら手を安定させなさい!

と怒っても、だめです。立ち方を安定させないと、どうにもなりません。

体幹部分を強くすることから、始めたほうがよさそうです。

基礎体力トレーニングは、現代の伝統派空手には、絶対に必要です。

腕のような、木でいえば、【枝】にあたるような部分は、あまり太くなるくらいに鍛えては、型選手の場合、あまりよくありません。

とにかく、足腰、腹・背中などの体幹をしっかり鍛えることです。

それによって、足腰や立ち方が必ず安定し、ユラユラはとまると思います。

➂蹴りの時、猫背になる。

これは、体幹が弱いとゆうことと、【柔軟性】が足りてません。

柔軟体操をしっかり行ないます、とくに【前屈運動】(空手の前屈立ちではなく)をたくさん、ゆっくりと、あまり勢いをつけずに、ゆっくりと呼吸をしながら、毎日30秒行ってください。どうせなら、柔軟運動をしていない場合、開脚も開かないですので、開脚などいろいろやりましょう。一つ、ゆっくりと30秒、リラックスしてやります。

 

アゴがあがっている

アゴが上がっている選手もよくいます。

アゴは上げてはいけません。ボクシングなどの格闘技の世界で、アゴが上がった状態で戦った場合、最近の亀田vsホストの人の戦いのを思い出してしまいますけども、まさにもう「あごパッカーン系」とゆうように、アゴだけは、なにがあっても、格闘技やケンカ、闘争の世界では、上げてはいけません。

 

➄回転するところで、いちいち猫背になる。

どうしても、これは意識的に、できたら鏡を見ながら、強制していかないといけません。回る時は、かかと重心の人は、そんなには猫背にならない傾向にありますが、つま先重心の人は、どうしてもつま先に重心がいき、ヒザが前に出るせいか、猫背になります。

これは、なんとか回数や、意識をすることで、何年もかけて、修正していかないといけません。

回転するところで、いちいち猫背になるのは、けっこう目立ちます。

頭や腰の高さも変わるので、かなり減点になります。

回転のスピードも落ちます。

 

では、[形・上達法]①・初心者向け編でした。

どんどん頑張りましょうっ!

失礼いたします(*^_^*)╱

 

全空連の技術をフルコンタクト空手に使う①

全空連の技術をフルコンタクト空手に使う①

全空連の技術をフルコンタクト空手に生かすには、どうすれば良いのか?

といったことを考えてみようと思います。

※僕の、このブログで書いていることは、全空連もフルコン空手もどちらも素晴らしいものだ、と認めている方々にしか、おすすめしませんm(_ _)m

 

まず、全空連の空手の特徴としましては、とりあえず簡潔に考えてみますと。

 

全空連の空手の特徴】

 

①とにかくスピード

②組手ではフェイントも重要なので、フルコン空手に生かせるようなフェイント技も あるのではないか?

➂遠距離(基本的に遠い間合いからの攻防になります)

④特殊な蹴り技が存在する

全空連独自の基本技・基本練習をいかしていく

 

全空連の空手の特徴としては、今回はこの5つに絞って考えてみようと思います。

 

一方でフルコンタクト空手の特徴も考えてみます。

 

フルコンタクト空手の特徴】

 

①スピードも大切だが[パワー]などを使った、攻撃が当たってからの押し込みも大切。

➁フェイント技はもちろん多彩。だが、全空連のものを取り入れることも可能ではないか?

➂近距離中心(スピードのある選手では離れて戦うアウトスタイルの方々もいます)

④特殊な蹴り技はもちろん多彩にあります

フルコンタクト空手にも厳しい基本がありますが、異なる面もあります

 

といったフルコンタクト空手の特徴などとの比較なども考慮し、いろいろと考えてみようと思います。

 

今回考えていくことは、全空連の技を、フルコンタクト空手で生かすにはどうしたら良いのか?

といったことですので、どちらが上である、下である、とゆうものではありません。

 

まず①の【スピード】。

一般的にわたくし個人の意見ではありますが、どちらかというと、全空連系のほうがスピードではやや速い展開で、組手が行われているのではないかと思います。

もちろん、フルコンタクト空手もものすごく早い選手もいます、僕のなかでは「成嶋龍」や、マッハ蹴りの「塚本徳臣」選手などはすごいな、と思います。

しかし、どちらかというと、多くの選手は接近してどんどん押していくようなスタイルが多いように思います。

なぜ接近してどんどん押していく選手が多いのか?

となりますと、やはり、判定の時に、相手にどんどん押された場合よりも、相手をぐいぐい押していったほうが有利だからだと思います。

あと、遠距離は蹴りをお互いに当てやすい「蹴りの間合い」ともいえると思います。

全空連のように【飛び込んでの突き】は顔面が有効ではないですので、どうしても、あまり意味がなくなってしまいますので、遠距離においての攻防は、蹴り主体になるのではないかと思われます。

もちろん、蹴られやすい間合いですが、こちらも蹴りを当てやすいので、いちがいに不利とゆうことではないと思います。

 

全空連のスピードを生かすにはどうしたら良いのか?

とゆうことですが、やはり、フットワークを取り入れることが全空連の選手にしてはやりやすいかなと思います。

少しでもフットワークを入れることで、重心が高くなりますので、実際に攻撃を受けた場合、【体を絞める】動作が遅れるかもしれませんが、やはりスピードをいかした戦い方をしたい場合、フットワークを入れることになると思います。

もちろん、基本通りの【すり足】によるものすごく早い展開、素早い攻防とゆうものも素晴らしいと思いますが、フットワークの利点も色々あると思われます。

【フットワークの利点】

フットワークをすることによって、相手にこちらの重心の中心をとらえることを難しくさせる効果があります。

ローキック(下段回し蹴り)の際、どちらの足に重心が乗っているのか?

などを見極める必要があると思いますが、フットワークを使うことで、前後左右に常に動いていることになるので、なかなか100%の威力でローキックを命中させることは、難しくなると思います。

間合いは【遠距離】型になり、全空連の選手としては、どちらかといえば有利な土俵といえると思います。

ただ、やはりフットワークを使って、逃げ回っているような形になってしまっては、まったく意味がありません。

そこで、フットワークを防御や回避のみでなく、攻撃にも利用していく必要があります。

うまいやり方としては、フットワークを使って、うまく相手の攻撃を外して、カウンターの要領で攻撃を当てていく、とゆう方法です。

相手の下段回し蹴りを、スッとかわし、素早く攻撃に反転する、とゆう使い方です。

もちろん、相手のほうが体重も圧力もある場合、すぐに攻撃のあと、フットワークを使って間合いを取る必要があります。

フットワークからの攻撃、とゆう流れがうまくできない場合、ただ逃げているような形になりますので、判定になってしまうと負けてしまうと思われますので、フットワークを使って、捌くだけでおわらずに必ず反撃することが大切でしょう。

 

フットワークを使うことで、フットワークそのものがフェイントにもなります、前後移動や左右ななめ移動をいれて、間合いをつねにキープすることが大切です。

運動量的にどうしても増えますので、スタミナが高いことも必要です。

フットワークを使うなら、普段から【縄跳び】を5分×3セット、週3くらいは走り込み、などの訓練も並行して行っていき、フットワークをしても、簡単には疲れないような持久力は必要です。

普段の組手練習の時から、フットワークからの捌きや反撃の練習もかかせません。

 

①のスピードについては今回はこのあたりにしますm(_ _)m💦

 

➁【フェイント】を使ってみる

フェイント技となりますと、やはりまずはフットワークを使うことだと思われますので、ほぼ①で書いてしまっている、と思われます。

あとは、突き技においては、全空連では一つの突きが決まるだけで、それで勝ってしまう可能性も多いにありますので、フェイントをうまく使って1ポイントとれたらだいぶ大きいですが、フルコンタクト空手では、一つ一つの突きよりも、手数のほうが大事なように思いますので、手によるフェイント技は、あまり、そんなには意味がないのではないか、と思います。

フルコンタクト空手で怖いのは、やはり上段への蹴り技となるでしょう。

どうしたら上手く上段蹴りを当てることができるのか?

とゆうことが、フェイントのテーマになってくると思います。

ただ、いきなり蹴っても当たるわけもないですので、うまいこと突きや蹴りのコンビネーションのなかに、スピードのある蹴り技を含めたり、もうそのあたりはフルコンタクト空手の世界でも研究されてますので、僕の全空連の技術では、うまい【これならフルコンタクト空手でも使える】といえるような全空連特有のフェイントからの蹴り技は、ないです(;´・ω・)💦

まあ、それは、ないですよね、これを使えば上段を蹴れるよ、なんてのは、まあ、まず、ないですよ、それは(;´・ω・)💦

とくに、フルコンタクト空手の選手は、しっかり常に上段を両手で守っている選手が多いです。

全空連では、両手を下げて構えることも多いですので、これはもう、なかなか。

 

➂【遠距離】型のアウトスタイルで戦う

これも、やはり全空連の選手としては、離れて戦うためにも、フットワークを使うべきでしょう。

ボクシングにおいても、離れて戦うアウトボクシング型の選手は、基本的にはフットワークを使っています。

ベた足でアウトスタイルで戦うとゆうのも、なかなか難しいことですので、やはりフットワークを使って、とにかく動くことでしょう。

フットワークを使い、うまく空いている中段や上段など、蹴りで入っていく。

とゆうスタイルになると思いますが、結局はずっと離れて戦うことは、フットワークからの最初の一撃でKOする以外、必ず【近距離戦】になるわけです。

どんなに遠くから蹴っても、蹴りが当たったにせよ、躱されたにせよ、いずれにせよ、蹴り終わった時点でもう、接近距離になっているわけです。

ずっと離れて戦うことは、不可能でしょう。

遠距離から、フットワークを使って、フェイントも使って、とにかくスピード重視で、蹴っていき、蹴り終わったらまた間合いをとる、とゆうのが理想だとは思います。

相手に一撃も当てさせず、こちらだけが攻撃を当てて、またフットワークでかく乱し、みたいな漫画っぽい展開は、無理だと思ったほうが良いでしょう。

中段から上段への変則蹴りなども、フルコンタクト空手の世界では、もう誰でもできるくらいの基本技です。

まあ、フットワークをうまいこと、使って、なるべく相手の攻撃をもらわないように、なるべくこちらの手数を相手に当てていく、とゆう戦い方になると思います(;^_^A💦

 

④【特殊な蹴り技が存在する】

 

全空連の特有の蹴り技、とゆうものは、存在していると思います。

フルコンタクト空手でいうところの【胴回し回転蹴り】にあたるような、全空連特有の蹴り方。

1・【裏回し蹴り】

回し蹴り、とゆう蹴り方が存在します。

ひと昔前はなかったんですが、突然流行し、今は小学生でもものすごいスピードで上手に蹴ります。

わたしは当初、この蹴り方はいったいどうやったら蹴れるんだろう?

とゆう疑問をずっともっていました。


決まると超かっこいい上段裏回し蹴り【スロー再生】

 

今は裏回し蹴りのやり方は、ずいぶんと慣れましたが、なかなかややこしい技です。

上の動画での回し蹴りを拝見して頂けたら、わかりますが、空手の基本技である【後ろ回し蹴り】とは違う技になります。

後ろ回し蹴りのように、1回転せずに、前足か後ろ足だけで、正面を向いたまま、後ろ回し蹴りのような蹴り技を出します。

コツとしては、そのまま横蹴りのように、持ち上げて蹴る方法と、いったん相手の顔面の横のほうに【突きこむような回し蹴り(前蹴りに近い)】を蹴り、蹴ったあとに引く、【引き足の動作の際に、相手にあてるような蹴り方】、の2種類があると思います。

この動画では、フルコンタクト空手の選手から見ると、軽い技だな、と感じるかもしれませんが、体重のある選手が、この技は相手を倒してしまわないように、わざとに足の裏や、足の裏の指の部分をあてていく技になりますが、蹴り足を、「くの字」にまげて、かかとで【蹴りぬく】ようにすると、おそらく、フルコンタクト空手でも使える技になると、自分では考えており、普段からも全空連式に、足先を伸ばして、足の裏で蹴る練習と、足首を曲げて、かかとで[蹴りぬく]蹴り方の2種類を分けて練習しています。

このように、一つ目が【裏回し蹴り】を[かかとで蹴りぬく]とゆう技になります。

 

あと一つが松久功選手の得意技【さそり蹴り】です。


松久選手伝説のさそり蹴り 元 全日本空手チャンピオン

 

こちらは全空連のトップ選手、全空連では知らない人はないくらいのレベルの、全空連の神様松久選手のさそり蹴りです。

こちらも、もしかすると、パッと見は、軽い蹴りに感じるかと思いますが、全空連では相手を倒してしまっては、せっかく尋常ならざるスピードと技術をもった相手に、あてた攻撃が、反則に終わってしまうわけですので、しっかりと技をキープする必要があるわけです。

こちらの動画では、あまり威力的なものは、わかりにくいかもしれませんが、この蹴りを実際に松久選手が、【相手を倒してもいい】とゆうルール内で、蹴りぬいた場合、かなり怖いと思います。

ななめ下から、全体重を持ち上げるようにして蹴り上げる、さそり蹴り。

これもなるべく【かかと】を相手に打ち抜くように蹴るべきでしょう。

さそり蹴りのポイントとしては、あまり動画からはわかりにくいと思いますが、かなり近距離の技である、とゆうことがあります。

回し蹴りをスカした場合、普通蹴りにつなげるとしたら、後ろ回し蹴り・後ろ蹴り、につなげると思いますが、かなり思いのほか、もう突きしかできないような近距離になってしまった場合、この【さそり蹴り】をカカトで蹴りぬくように使う、とゆう方法も、不可能ではないんじゃないかな、と思います。

 

➄【全空連の基本技・基本練習を生かしていく】

全空連では、基本移動が基本になると思います。

極真空手さんなどでも、かなりしっかりと基本移動稽古を行っているのを、わたし自身も体験させて頂いております。

異なる面といいますと、全空連では、とにかくスピード、腰を低く、といったところをよく注意されますが。

極真空手さんでは、むしろしっかりと重心をコントロールすることや、技の重さを大切にしているのだな、と自分は思いました。

 

・基本練習においてもとにかく【スピード】を重視する。

・【腰を低く】とゆうところを重視する。

 

基本練習の時点で、全空連がいかにスピードを重視しているか、わかると思います。

やはり、全空連の選手が最も重視して練習してきた、スピードをいかして戦うスタイルが良いでしょう。フルコンタクト空手の選手が全空連の道場で、早いスピードを重視した基本移動稽古や、型稽古を体験してみて、得るものもあるのではないかと思います。

 

とにかく早く動くうえに、「腰を低く」腰がどうしてもキツくなってくると、上がってしまいますが、腰が高くなることは、型の競技において減点ですので、かなり厳しいです。前屈立ちはしっかり前足を曲げる(深く)、後屈立ちはしっかり後ろ脚を曲げる(深く)といった【形(かたち)】を大事にします。

これによって作られる、古い武術的な、足腰から出てくる力やスピードとゆうものも、ばかにできません。

全空連の空手のとにかくスピードを速く、とゆう基本稽古方法を、体験してみるのも、なにか得るものがあるのではないかな、と思います。

反対に、全空連の選手は、フルコンタクト空手の重さを重視した動きを体験させてもらうのも、良いことだと思います。

 

わたくし個人の考えとしては、「遠距離」が得意な全空連と、「近距離」が強いフルコンタクト空手の、お互いに良いところをお互いにとりいれる、とゆうことは、お互いにどちらも沖縄発生の【空手】なわけですので、良いことなんじゃないかな、と思います。

どちらも同じ、空手である、とゆうことを忘れずに、仲良くできるのが一番だと思っております。

 

では、あまり結論のようなものも、出てもないですけれど、このあたりで

全空連の技術をフルコンタクト空手に使う①】を、失礼します(^ ^)/

 


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空手【引手】について考えてみる

 空手【引手】について考えてみる

空手の引手について、考えてみようと思います。

 

最近、沖縄の山城先生youtubeなどの動画で拝見しましたけれど、引手を腰に引く理由が、わかりやすく説明されておりましたので、ご紹介をかねて、自分なりにも少し考えてみようと思います。

 

山城先生のご説明ですと、引手を腰にとるのは、どうゆうことかといいますと。

まず、引手を胸の高さにとる流派もあります、引手を胸の高さにとると、体軸の回転は、肩甲骨の回転が主体になります、つまり、体軸の腹から上の上半身のさらに上半分を使うような形のなります。

それにたいして、引手を腰にとると、肩甲骨ではなく【骨盤】ごと回転させることになります、それはつまり、【腰から上すべての重心を使っての攻撃】とゆうことになります。

攻撃の重さとゆう観点でいえば、肩甲骨だけの回転よりも、腰から上の上半身すべての回転力を使ったほうが、よりつよく、より重い攻撃ができることになります。

引手を胸にとった攻撃は、【胸から上の重心を使った攻撃】となり。

引手を腰にとった攻撃は、【腰から上の重心を使った攻撃】となります。

 

さらにつけくわえますと、引手を腰にとることによって、骨盤が回転するわけですので、腰を使った攻撃が自動的に行うことができます。

もちろん、下半身が安定していないと、腰の回転力が抜けてしまいますので、しっかりとした強い下半身が必要です。

下半身が弱い、安定していないとゆうことは、攻撃の際に、フワフワのスポンジの上に乗っかって、一生懸命にパンチをしても、たいしたダメージを与えることはできない、とゆうことと同じことです。

ツルツルのスケートリンクや、氷の上でパンチをだしても、ダメージをあたえるどころか自分がひっくりかえってしまうのと、同じです。

 

【引手】の使い方について

引手の使い方について、考えてみます。

 

引手を使った空手の攻撃は、よくボクシングなどでは【テレフォンパンチ】といわれます。「思いっきり引手をとって、腰をひねってから突くパンチなど、当たるわけないだろう?」とゆうものです。

たしかにその通りです。当たるわけがありません、普通に叩きにいけば、当たることはなかなかないと思います。

ですが、この【腰に引いた手を、思いっきり腰を回転させ、思いっきり引手をとり、思いっきり全身全力で突くパンチ(正拳突き)】を、ほぼ100%当てる方法があります。

 

それは、「空手に先手なし」の先人のお言葉に、すべて含まれているかと思います。

つまり、空手の型は必ず受けから始まります、受けた時の姿勢はどうなっているでしょうか。

受けた時の姿勢は、必ず【半身】になっています。

そして、反対の手は腰に引いています。

この時の相手の姿勢は、攻撃を捌かれ、攻撃したほうの手の脇が空いています、ここに

さきほどの【思いっきり腰を回転させ、思いっきり引手をとった】たっぷりと重心の乗った攻撃を叩きこむのです。

 

ただ、この攻撃は、やはり現代の格闘技では、使用するのは難しいでしょう。

無理ではありませんが、格闘技の試合では、難しいと思います。

これは現代格闘技でいえば、いわゆる【カウンター攻撃】にあたります。

空手に先手なし、ゆえのことだと思われますが。

つまり、現代格闘技では、相手を[一撃で倒す]。

とゆうことは前提ではなく、少しずつダメージを与えて、判定だろうとなんだろうと、とにかく最終的に【勝利】する、ことが前提になっているために

【ジャブ】けん制攻撃

とゆうものが主流だからです。

ジャブは攻撃のあと、すぐに戻してしまいます。

ここでジャブを捌いたあとに、すぐにカウンターの腰の入った正拳突きを行っても、なかなか入りません。

もう相手はそこにはいないからです。

ジャブとほぼ同時にツー[ストレート]を打つパターンもあります。

その場合も、回転の速度の関係で、打ち負けてしまいます。

 

そこで、どうすれば当てれるのか?

これは現代格闘技でいえば、相手がこちらを[倒しにきたパンチ]にあわせることです

「ここで全力のパンチを出せば倒せる」と相手が思ったときに、その全力のパンチをさばき、腰の入った正拳を当てることです。

もちろん、なかなか簡単なことではありません(;^_^A

 

ただ、これはルール上の安全性のある、格闘競技上のことであり、実際の闘争の現場では、やはり先に「激怒のあまり手を出してくる相手」がチマチマとジャブを打ってくるとは考えられにくいですので、実際の闘争の現場で、あくまでリアルでの有効性、と考えるべきかと思います。

もちろん、ボクサーや格闘技経験者で、こちらの実力をみるために、軽いジャブを出してくる可能性は、現代では少なくないと思いますが。

相手が本当に激怒していた場合は、おそらく全力のパンチがきますので、それを捌き、空いている脇や顔面に、正拳を当てる、とゆうことになります。

 

しっかりと腰を回転させ、引手をとった全力の攻撃、とゆうものは本当にとてつもなく強い攻撃ではありますが、現代のルールのある格闘技の世界では、なかなか使うのは難しいのかな、とゆうように、わたくしは考えてしまいますが、いかがでしょうかね。

 

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ただ、昔ながらの、動物的な本能的な、狩りにも近いような闘争の現場【暴力の現場】においては、この【半身で受けて、その反発力を使って、腰と引手を使った全力の攻撃で対応する】とゆうのは、有効だと思います。

本能的な暴力の現場では、やはり全力の倒すパンチを振り回しあうのが、普通だと思われるからです。

 

では、このたび【引手】と、その使い方について考えてみました。

 

失礼いたします(^^)/

 

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【日記】最近の空手+筋トレ日記①

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とりあえず、現在のウェイトトレーニング日記のほうは、こんな感じです。

【ベンチプレス】6セット(1、2セット目ウォームアップ)MAX100kg6回。

デッドリフト】4セット(ウォームアップあり)MAX120kg。

【プレス(両手)】4セット50kg10回くらい。

【サイドレイズ】4セット

【アップライトロウ】3セット

【ベントオーバーロウ】4セット70kg10回くらい。

【ツーハンズカール】6セット20kg→30kg→40kg(チーティング有)。

【リストカール(バックハンドも)】4×4セット。

【アブ(腹筋)系】腹筋台を使用して4セット。アブマシンで4セット。

【レッグエクステンション】マシンを使用して5セット。

 

このあたりでしょうか。

けっこう、ガクガクになってます(;´・ω・)

 

空手のほうは、道場練習[週2]+自主練習[週2]+ストレッチと柔軟体操とその場基本【立ち方・突き・蹴り】などは毎日やるようにしています。

突きは

【正拳】300回

【下突き】100回

【鉤突き】100回

でだいたい合計500回ほど。

正面で50回→右を向いて50回→左を向いて50回。とゆうようにやっています。

 

蹴りは

【前蹴り】30回

【回し蹴り】30回

【横蹴り】30回

【ひざ蹴り】20回

【うち回し蹴り】20回

【そと回し蹴り】20回

【きざみ回し蹴り】10回

【裏回し蹴り】10回

と200回くらい毎日柔軟にあわせて、蹴っています。

しっかり抱え込んで蹴る蹴り方10回→スピードを出して、スナッピーに素早く蹴る蹴り方、とゆうようにやっています。

しっかり抱え込んで蹴る蹴り方を、ウォームアップのようにしていますが、抱え込みがないと相手の肘やひざを蹴ってしまったり、良いことがありませんので、抱え込みの練習は欠かさないようにしています。

 

もともと、筋トレがとにかく大好きなもので、しばらく、ここ10年ほどは、技術練習ばかりやりましたので、これからは大好きな筋トレをたくさんやろうと思っています。

 

では、最近の【空手+筋トレ日記】でしたが、失礼しますm(_ _)m

 

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