せもっちの空手と筋トレブログ

主に空手についての考え方、練習、鍛錬などといったことや、筋トレについてなど書いていこうと思いますm(_ _)m押忍!

柔軟性を高めよう!!①【どんな良いことがあるのか?】

柔軟性を高めて、柔らかい体になる!!

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柔軟性を高めることによって、どんな良いことがあるのか?

 

①より高い位置を蹴ることができる!

※ただ蹴れるだけでなく、今までギリギリだった位置(高さ)を楽々蹴れるようになる。

 

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②蹴りの際に、上半身を倒さなくても、上段を蹴れるようになる。

※股関節の柔軟性がないと、上段を蹴る際に、どうしても上半身を倒さないと蹴れません。骨盤を倒すことによって、開脚だけで上げることのできる限界値よりも、高い位置を蹴ることができますが、動作が大きくなってしまうので、ばれやすくなります。

 

➂型などで、姿勢を保ったまま、蹴ることができる。

型を行う際に、前蹴りなどの時に、股関節が固いとどうしても猫背になってしまいます。それは型の試合などでは、かなり大きいマイナスになります。

股関節が柔らかいと、猫背にならずに、そのまま姿勢を伸ばしたまま、スッと蹴ることができます。

 

④組手において、相手にバレるモーションを少なく蹴ることができる。

組手に際に、蹴る時にいちいち体を後ろに倒したり、横に倒したりしていては、すぐにバレてしまいます。

体を倒してから蹴ってしまうクセがあると、どうしても蹴りは入らないと思います。

 

➄楽に蹴れる。

※今まで、なんとかグッと力を入れて蹴っていた上段蹴りが、楽々スッと蹴ることができるようになります。

基本移動などで、蹴りがつらいと思いますが、柔軟性を高めると、蹴りの移動の際などでも少しだけ楽になるかも、しれません。

 

⑥ケガの予防

※相撲などで、力士は負けると土俵の上から落とされます。

その際の衝撃力はかなりのものらしく、体が硬いと大けがをすることもあるそうですが、力士は体が頑丈なだけではなく、柔軟性も高いために、捻挫や骨折など、重大なケガをしにくくなっているそうです。

空手においても、転倒や、なにか色々と体に衝撃が加わることが、たくさんありますが、柔軟性がないとすぐにケガをしてしまいます。

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➆技が伸びやかになる。

※体が硬い人とくらべて、体が柔らかいとやはり、技がのびのびしています。

突きも、肩関節周りが硬い人、肩甲骨の動きが悪い人、股関節が硬い人、膝がガチガチの人など、やはり柔軟性を普段から高めている人のほうが、のびのびと動くことができます。

股関節だけではなく、肩まわりや、ひざ、腰、肘や手首や、足首、アキレス腱などを、普段から伸ばしてやっていることで、ケガも防げるし、技がのびのびと出せます。

 

⑧型が上手になる。

※股関節がとくに大切ですが、股関節が硬いと、移動する際にスムーズに動けません。

そして、立ち方が変です。

しっかりと、股関節を開いて、ヒザを張って立たないとならないわけですが、股関節が硬い人には、そもそも股関節をひらいて、ヒザを張って[騎馬立ち][前屈立ち][後屈立ち]などの基本の立ち方をやる際にも、股関節が硬いと、かっこ悪い立ち方になります。

立ち方をいつも、しかられている場合には、まずは柔軟を毎日やってみることが必要です。

股関節が硬いと、良い立ち方はできません。

股関節が柔らかくなり、良い立ち方ができるようになると、姿勢を伸ばしている時もより楽になり、蹴る際にも、移動する際にも、よりスムーズに、より無理なく、より早く技を出すことができます。

 

➈頭もやわらなくなる。

※体が硬いと、頭も固い。昔からそういわれているそうです。

自分なりに科学的な根拠のようなものを考えてみますと。

体が硬くなっている人は、日ごろから無理をしていたり、疲れがたまったままの状態でいつもいるわけですので、そんな状態で、柔らかい良い発想を生み出したり、良い対人関係を作ることは、難しいのではないかな、と思います。

 

➉疲れがとれる。

体を柔らかくすることで、固まった日頃の疲れをとることもできます。

柔軟体操や、ストレッチを行うと、体の代謝がよくなり、血流もよくなり、回復速度があがります。リラックス効果もあり、日ごろ疲れて交感神経が活発になっている人も、ゆっくりとリラックスしてストレッチや、柔軟体操を毎日とりいれることで、疲労回復にもなり、ストレスの回復にも役立ち、交感神経がおちつき、リラックス時になる、副交感神経が優位な状態になり、よく眠れるとゆうことです。

 

⑪健康になる。

体の筋肉を伸ばし、血流が良くなり、リラックス状態である副交感神経優位な状態になり、ちょっと道路や階段で足首をひねったりしても、捻挫もしにくく、道路で転んで手をついたときにも、普段から手首のストレッチを行っていれば、手首の捻挫もしにくくなります。

転んで、腰などを打った際にも、普段から腰まわりや、股関節のストレッチや柔軟体操を行っていることで、股関節の脱臼や、骨折などの予防にもなります。

より、長生きできる、可能性を高める効果もあります。

高齢者の場合、道路での転倒などの骨折の場合、そのまま寝たきりの状態になる可能性が非常に高いです。

 

若いから大丈夫と思わず、若いうちから、柔軟体操などを毎日行うことで、老後の自分の健康を守ることができるのです。

そして、空手をがんばることで、足腰をしっかりと若いうちから鍛えて、今でいうところの【貯金ならぬ貯筋】をがんばりましょう。

せっかく年金をもらえるようになったとしても、寝たきりでは意味がありません。

がんばりましょう、健康!柔軟体操!空手!!

 

そのように、ストレッチや柔軟体操で、体を柔らかくすることを日々、毎日行うようにすることで、空手の技術の向上だけでなく、健康や、長生きにもつながってきます。

 

肩がこっている人は、肩回りの筋肉が硬くなっています。

肩甲骨まわりの筋肉が弱っていたり、硬くなっているのです。

その場合、マッサージだけでなく、ストレッチもしっかり行うことが大切です。

 

腰がすぐに痛くなる人は、股関節や腰まわりの柔軟性や、筋力が落ちています。

股関節が硬くなると、どうしても腰は痛くなってきます。

ちょっとしたことで、ギックリ腰(魔女の一撃とも)にもなります。

 

  結論 【柔軟性は大切!!】

 

では、失礼いたしますぞ(^^)/

 

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全空連[組手上達法]①(初心者向け)逆突き編

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全空連の組手の上達法①【突き】

全空連ルールの空手の、組手の上達法を考えていこうと思います。

 

わたし自身の空手の知識や実力が、中級程度ですので、初心者向けのものをやっていこうと思います。

全国大会レベルの方などは、あまり意味がないのではないかと思いますので、もっとハイレベルな記事を書かれている方のものを、お探しになられたほうが、良いかと思われます。

 

        【構え方】

 

まず、対戦相手の実力がわからないことが多いと思いますので、構えをしたのほうに構える構え方もありますし、ほとんど手が完全に下のほうに、下がって脱力しているような構え方もありますが、やはり、初心の方~中級のレベルの方々は、自分もそうですが、しっかり前手で上段を守り、後ろ手で中段を守る、基本の構え方をとって、普段からも練習するべきだと思われます。

 

大会では、相手の間合いの距離感なども、身体能力もわかりませんので、いきなり遠間から【高速上段突き】などが、まったく気が付かないうちに、飛んでくることもありますので、やはり、前の手はある程度、しっかり上段に構えておいたほうが安全です。

 

中段に構えた後ろ手は、案外、相手からすると、中段を突きに行く際、もしくは中段を蹴りに行く際など、思いのほかじゃまに感じるものです。

せっかく中段に蹴りがきまっても、中段に手があるおかげで、後ろ側にいる審判から見た場合など、「入ったように見えたが、手にあたっているかもしれないな」とゆう可能性もあります、その場合、旗は上がらない可能性があります。

もちろん、本当にうまいこと、手に相手の攻撃が当たることもあると思います。

その場合、旗はあがりません。

相手の攻撃に反応できた場合も、すぐに上段なら前の手を、中段なら、後ろの手で、捌きに行くことも、容易なわけです。

 

        【攻撃】

攻撃についてですが、これは、いくら手を振り回しても、

【腰や肩がしっかり入っていて、かつスピードがある】

攻撃でなければ、いくら入っても、永遠にポイントになりません。

いくら頑張っても、お互いに顔や、中段に入っているのに、ポイントにならない、審判の誰も旗を上げる気配がない。

ような時は、

【腰がはいってない】【肩が入ってない】【スピードがない】

とゆう可能性が大きいです。

手だけで「エイッエイッ」とやっているちびっ子たちを、よく見ますけれど、「それでは、鼻血も出ないよ・・・」とゆう攻撃をお互いに繰り返しています。

でも、スピードもいまいちで、力強さもいまいちだけど、しっかり【腰が入っている】【肩が入っている】状態で、全身を使って伸びやかに突いていると、旗が上がることもあります。

なぜかといいますと、しっかりと腰が入り、肩も入り、全身を使って突く突きは、スピードがなくても、攻撃を実際にうけると、かなり【痛い】からです。

そして、全身を使って行う攻撃は、身体能力的に、あまりスピードがない者の場合でも、腰の回転などに引っ張られる力が発生するので、それなりにスピードもでます。

逆に、スピードだけあっても、手だけで突いている場合もあります。

その場合、ただ手を早く動かしているだけであり、ただ手を動かすだけの突きなので、

実際に受けても痛くなく、それは見ている審判の方もわかりますので、ポイントになりません。

では、どうしたらいいのでしょうか。

 

         【攻撃でポイントを取る】

実際に攻撃で、ポイントをとらなければ、勝つことはできません。

お互いに0-0で判定の場合もありますが、できればポイントがほしいところです。

 

【しっかり腰を入れる】【しっかり肩を入れる】【スピードを出す】。

の三つをしっかり守りましょう。

さらに。

【攻撃がきまる際に気合を出す】【引手をしっかりとる】【相手をしっかり見る】

【引手にあわせて半身(横向き)に素早く戻る】

などなど、色々な要素が入ってきますので、なるべく守りましょう。

 

とりあえずは、このあたりを守って練習していけば、ポイントがとれるように、なるのではないかと思われます。

ルールは年々と変わっていきますので、細かい部分が変更されることもありますが、だいたい大きな基本的な部分は変わらないと思いますので、がんばりましょう。

とにかく、がんばるしかないと思います。

 

【ポイントを取るための練習法

実際にポイントを取るためには、とてつもない練習が必要になってきます。

その際には、ただひたすら突いていても、なかなかポイントになる突き方はマスターできません。

【(半身で)中段に構えた後ろ手を】→【相手の上段へ突く(正身)】→【腰に戻す(半身)】。

以上のことを、徹底的に反復してください。

そうすれば、ポイントをとることができるでしょう。

もちろん、【腰を入れる】【肩を入れる】【全身で突く】【全速力で突く】。

とくに、【全速力で突く】とゆうことは、さんざん練習しないと、スピードがつきませんので、毎日やりましょう。

毎日毎日、来る日も来る日も、【腰を入れる】【肩を入れる】【全速力で突く】といったことを守って、道場練習のほかに、自宅などで100回は右、左と両方練習しましょう。

構え【半身(横向き)】→攻撃【正身(前向き)】→【半身(横向き)】に戻る。

 

なかなか、基本練習が多いような道場では

【実際にポイントを取るためだけの練習】

とゆうのは、なかなか行いません。

なぜかというと、やはり、空手とゆうものは、昔かたぎのタイプの方々が多いとゆうこともありまして、【基本が最も大事】【基本をやっていれば全て大丈夫】。

とゆうことになっているからです。

それでは、どうしても、なかなか【勝つ】テクニックを集中的にトレーニングしている道場には、勝てない場合が多いと思います。

【勝つ】テクニックをたくさん練習しているところは、先生が、大会用の練習を中心にやってきた方で、好成績を上げている場合が多いと思われます。

 

僕の考えですと、まあ、頑張って練習していれば、勝たなくてもいいんじゃないかい。

 

とゆうこともあるんで、良いんですけども。

 

基本を一生懸命練習する。大きな声を出して練習する。一生懸命に突く、一生懸命に蹴る。一生懸命に立ち方を下げる。一生懸命に引手をする。一生懸命に汗を出す。

 

それで、いいんじゃないでしょうか。

 

世界大会で勝てるのは、世界でたったの一人だけです。

 

ただ、それでも、どうしても、勝ちたいのなら、自分なりの、勝つためのテクニックを模索する必要があります。

勝つ、とゆうことを主題にして練習している道場は、あまりないように思います。

どうしても、最初は基本、中級も基本、最後まで基本。

とゆう道場が過半数ではないでしょうか。

 

とりあえず、やってみてください。

毎日、毎日、来る日も来る日も、【腰・肩を入れて】【全速力で】逆突きを。

逆突きがしっかりできれば、刻み突きも、簡単にできるはずです。

逆突きは、突く時、全速力で、手が見えないくらいのスピードで打ちますが、手を腰に戻す時も、全速力で行ってください。

足幅は、実際の組手の現場と同じように、広めにとります。

突く時、猫背にならないように、気を付けてください。

引手をとる際にも、猫背にならないように。

日本武道では、猫背は絶対に厳禁です。

構えている時は、重心を中心に、突く時は重心は前足に。引き手と同時に重心を戻す。

突いた時に拳は止まらずに、即座にひきます。

攻撃の際、体軸が傾かないように。

ひざは柔らかく使います。

手だけでなく、腰の回転のスピードを上げていきます。

重心の前後を素早く。

手が動いたと思ったら、もう突き終わって、引手をしている、くらいのスピードで。

構え時は半身で、攻撃時は正身で、引手に合わせて半身に戻る(徹底的に繰り返す)。

 

では、せもっちの空手上達法【初心者向け】逆突き①

 

このあたりで、失礼いたしますm(_ _)mアディオース

 

フルコンタクト空手(極真など)で打たれ強い体を作る


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こんにちは、せもっちです(^^)/

 

フルコンタクト空手といいますと、やはり、まずは叩かれることに慣れる必要があります! 叩くことばかり練習していても、叩かれることにも強くならないと勝つことはできないと思います。

 

それでは、どのようにしたら打たれ強くなれるのか?

①打たれない

打たれなければいいのではないか?!

確かにそれはそうですね(;'∀')

打たれずに攻撃のみできるほどのスピードや技術があれば、打たれることはないかもしれません!

ようするに、とてつもないスピードで最初から最後まで連打するわけです!

これはどうでしょうか・・・?

たぶん、どこかで読まれますよね、つまり、どうしても右パンチ→左パンチ→右パンチ→左パンチ、とゆうパターンが、疲れてくるにしたがって、どうしても出てくると思われます。

そうなると、攻撃がもう当たらなくなると思われます(;´・ω・)

そして、結果的にはどうなるかというと、右パンチ→左パンチ→右パンチを出したあたりで、基本の動作である「体捌き」でスッとかわされ、それに合わせてカウンターの、上段蹴りが来るでしょう。

もう攻撃することしか頭にない、ラッシュを連打していた攻撃側としては、もう連打による疲労、攻撃することに集中した意識、もうその上段蹴りを捌く動きを期待するのは、難しいでしょう。

 

②かわしまくる!

「攻撃されても!かわしまくれば余裕じゃね!」

そうです、すべての攻撃をかわせばよいのです!

ひたすら、かわしてかわして、かわしまくる!

おそらく、数十秒後には、戦う意思がない、とゆうことで[指導]がはいり、減点となります。

そして、そのままたいした攻撃もできないまま、時間がきて、判定負け。

そして、かわしまくる相手に対しての、攻撃側の意識は「こいつ、攻撃してこねーな、ガンガンいくか」とゆう流れになり、相手の攻撃はより激しいものになります、さながらサンドバックにいつも連打をいれるように、最高に良い動きになるでしょう。

なにしろ、攻撃してこない相手なわけですから、防御を意識する必要がないわけです。

いつも練習している時の、最高の動きができます。

それを防ぎ続けるとゆうのは、僕の技術では、無理ですね(;^_^A

 

➂打たれ強い体をつくる

ウェイトトレーニングを何年も積み重ね、腹筋・背筋を強化。

高重量によるスクワット・デッドリフトで強靭な下半身・背中を手に入れます。

高重量のベンチプレスで、巨大な胸・肩・上腕を手に入れます。

高重量のカールで、巨大な前腕、上腕二頭筋を手に入れます。

それによって、筋肉の鎧を手に入れます。

 

巨大で分厚い筋肉の鎧を手に入れても、スピードのある攻撃に対する痛みには耐えられなかったりします。なぜかというと、「皮膚の痛み」にたいする耐性がないからです。

筋肉で分厚い筋肉の鎧をつけても、攻撃にたいする痛みを完全に遮断できるわけではありません。皮膚をバチーンと叩かれる痛み、皮膚をとてつもないスピードでバッチンバッチン叩かれる痛みとゆうのは、筋肉の鎧だけでは、耐えられないものです。

筋肉の鎧は、ズッシリと押し込むような攻撃には有効ですが、スピードで、はじくような攻撃には、あまり意味がないかもしれません。

いくら分厚い筋肉の鎧を身につけても、皮膚の痛みは同じだからです。

 

④叩かれることになれる!

中国武術には「陰剛夫(インゴンフウ)」とゆう、打たれ強さを身に着ける。体を鋼鉄のように強くするための鍛錬方法が存在するようです。

そのように、自分の体を叩く、誰かに叩いてもらう、などで痛みに強い体をつくっていくわけです。

 

➂の筋肉の鎧をつける。とゆうものと、④の体を叩き、叩かれ、打たれ強さを身に着ける。

とゆうものを、合わせて鍛錬していくのが、良いのではないでしょうか。

もちろん、相手を圧倒するような攻撃力や技術があれば、体を叩かれたり、蹴られたりするような回数は減っていくわけですので、攻撃力や、技術の向上はかかせないといえると思います。

 

相手を圧倒できる攻撃、相手を翻弄できる技術、そうゆう技術を同じように向上させていかなくては、いくら丈夫な体を手に入れても、しょせん人間サンドバックと化すのみだと思われます。

 

沖縄の剛柔流などの空手では、先生が生徒の体を叩くような訓練方法を、かなり熱心に行っているそうです。

打たれ強いからだを手にいれるには、やはり、打撃を何度ももらう必要があり、それに耐えるとゆうことを、長い年数耐え抜かなくては、打たれ強いからだを手に入れることは難しいように思われます。

 

それでは、このあたりで、打たれ強いからだを作る。

とゆテーマでしたが、失礼いたしますm(__)m

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空手とウェイトトレーニング①


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こんにちは、せもっちです。

 

今回は、空手とウェイトトレーニングについて考えてみようと思います。

 

空手といっても、全空連・極真などのフルコンタクト空手・硬式空手・空道・グローブ空手琉球空手など、現代においての空手はかなりの種類がありますので、空手をやるならこのトレーニングをやれば良い。とゆうものは、ないと思われます。

 

完全に万能なトレーニングとゆうものはないと思うんですが、やはり、基本中の基本である[腕立て伏せ・腹筋・背筋]のトレーニングは、どの空手をやるうえでも、有効だと思います。

全空連においては、あまり筋肉をつけすぎると、どうしても重たくなってしまいますので、どうしても結果的にはスピードが落ちるとゆうこともあります。

なので、あまり高重量を使った本格的なベンチプレスや、バーベルを使ったスクワット・デッドリフトなどはやらないほうが良いように思います。

ベンチプレスで200kg挙げれたら、フルコンタクト空手ならかなり強いのではないかと思うんですが、全空連においては、あまり意味のないことだと思われます。

なぜなら、全空連は少しくらい当てても良いわけですが、相手をKOさせたら失格なわけですので、強打は必要ないでしょう。

 

重たい重量でのベンチプレスなんかばかりやってますと、どうしても、突きを出す時の意識などが、グイグイと押すような意識になってしまい、全空連の組手などで必要な、はじけるような打ち方が、できなくなってしまったりします。

全空連の組手はムチのように伸びやかに打つ必要がありますので、高重量でグイグイ押すような動きを体に覚えこませると、あまりよくないでしょう。

フルコンタクト空手の場合、相手を後方へと押し下げていくことは、判定でも有利になりますので、高重量でのトレーニングはむしろどんどんやるべきでしょう。

 

では、フルコン空手では高重量のトレーニングだけやっていれば良いのか?

となりますと、そうでもなく、高重量トレーニングで筋肥大させても、持久力がなければすぐに疲れてしまい、疲れてしまってはもうただの人間サンドバックさながらに、いいように叩かれ、蹴られまくるだけになってしまいます。

 

では、トレーニングを高重量ではなく、中重量にして、最大筋力や筋肥大だけでなく、筋持久力も鍛えていけば良いのではないか?

とゆうと、それでもまだ足りないでしょう。

やはり、技術練習による追い込み、陸上トレーニングによるダッシュやランニングなどの走り込みも必要です。

そのようにして、筋肥大させた体に、持久力をつけて、技術もつけていく。

そうするとフルコンタクト空手では、少しずつですが、強くなっていくでしょう。

※簡単にすぐに強くなる方法などは、ないと思います。

 

技術的トレーニングで鍛えられるのが何か?

となりますと、筋肉でいえば、大きい筋肉ではなく、インナーマッスル(深層筋)が鍛えられます。

表面にある大きな筋肉ではなく、関節部分や、大きな表層筋の下にある薄い・小さな筋肉です。このインナーマッスルは、大きな表層筋よりもいち早く動作し、疲れにくく、自分の関節をロックし、固めるような動きに適しています。

僕は、アームレスリングなども少し勉強させてもらったことがありますが、そんなに腕が太いわけでもないのに、なにをしても勝てないような人たちがたくさんいます。

それがどうゆうことなのか、当時はわからなかったのですが、どうやら、インナーマッスルのような、深層筋、靭帯・腱にような部分が強いから、だとゆうことがわかりました。

表層筋のような大きな筋肉を1センチ太くするには、1年でも可能だが、靭帯や腱を1センチ太くするには10年かかる、と、とあるアームレスラーが言っているのをなにかで読んだことがあります。

なるほどな、と思いました。

靭帯や腱などのインナーマッスルを鍛えるには、ものすごい長い期間が必要なわけです。スポーツに使う筋肉もインナーマッスルが大切だ、といわれております。

そのように、フルコンタクト空手でも、大きな表層筋ばかり鍛えていても、どうしても初動が遅くなり、攻撃が当たらなかったり。

防御時などで体や腕を固めるような動きをする時に、インナーマッスルが弱いと強い受けができなかったり。大きな筋肉ばかり使って攻撃していても、初動が遅いうえにすぐに疲れてしまうので、やられてしまうわけです。

やはり、地道な技術練習はどうしても必要になってきます。

フルコンタクト空手では打撃に使うようなインナーマッスルは、ミット打ちやサンドバックを打つことでも、肩まわりのインナーマッスルなどを鍛えることができるでしょう。

 

そのように考えると、全空連ではどうすれば良いのか、よくわかると思います。

高重量を使ったトレーニングよりも、インナーマッスルを鍛えてゆくような、技術練習が主体になってきます。

補強的なトレーニングとしては、突きに必要な肩回りや、引手などを強くする、脇下の広背筋・肩甲骨を使う菱形筋などを、ほどよく鍛えてゆけるのは、ロープトレーニングのような、技術練習そのものに負荷をかけたようなものが理想、といえると思われます。

T京さんや、協会さんの選手が、ロープトレーニングを技術練習に取り入れているのは、筋肉を大きくするようなトレーニングではなく、インナーマッスルを強くしてゆき、スピードや持久力を高めてゆくような練習が必要であることを、理解しているからでしょう。

 

そのように、全空連ではスポーツ的な動けるトレーニング。

フルコンタクト空手では、高重量を使ったトレーニング。

それぞれ、そのようなトレーニング方法が主体になってくると考えられます。

 

もちろん、どちらも徹底した技術練習なくしては、勝つことはできません。

筋トレだけして勝とうとしても、だめです。

 

それでは、失礼いたします。

ありがとうございましたm(_ _)m

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硬式空手・空道などについて考える①


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硬式空手・空道などについて考える①

 

わたくし、10年ほどさかのぼりますが、友人に誘われて、硬式空手の大会に参加したことをきっかけに、全空連の世界に戻ったとゆうのも、あるんですね。

 

なぜ、硬式空手から全空連なんだ?

といいますと、硬式空手のルールが、相手を攻撃する部位が、全空連式のメンホーに似たものであるスーパーセーフとゆう面の、おもに顔面を狙っていくルールで、極真空手に代表されるフルコンタクト空手のような、完全ダメージ制のルールではない。

とゆうところで、全空連の練習に戻り、そのころ地元におりましたので、地元の母校の空手部に行ったり、地元の空手道場にいったりなどして、硬式空手の大会へ備えたりしておりました。

 

実際には、そこそこ全空連の動きは、使えたと思うんですが、結果的には相手に対しての体力負けとゆうこともありまして、負けました(;´・ω・)

相手の方は身長が196センチで100キロ超とゆう、かなりの大きい人で、髪の毛を金髪にして、サムライのように後ろ側でたばねておりました。

蹴られた時の衝撃力が、硬式空手特有の、ボディガード越しに、足がうきあがるほどの衝撃でした。僕はひたすら飛び込み突きを打ち込みましたが、届かなかったり、甘かったりして、気づくと、メンホー(スーパーセーフと言います)ごしに叩かれたダメージで、唇や口の中を切り、口からかなりの血を出血させ、負けました(;´・ω・)

次に大会に出たときも、この方とあたりました。

どうしても、身長や体重からトーナメント表がきまるらしく、もっとも近い体格が、わたしとゆうことだったんだと思います。

個人戦で2回、団体戦も参加したのですが、なぜか団体戦でまで、この方とわたしは当たり、この時は、だいぶいけそうな感じだったのですが、負けました(;´・ω・)

 

これから7年ほど経ち、わたしは現在の住んでいるところで、いつも通り土曜日の昼間に、体育館の格技場で練習をしていますと。なにやら、伝統派の帯をつけた先生にひきつられて、数人の空手の方々がやってきました。

最初のころは、挨拶をかわしたり、そんな感じでしたが、話を聞いてみると、硬式空手の指導もやっている。

とのことでしたので、わたくしも参加させていただくことにしました。

じつのところ、わたくし、子供が二人いるのですがね、子供らも入会させていただきました。

硬式空手の道場、とゆうものはないのかな、と思っていたところでしたので、頑張ろうと思っておりました。

 

色々とミット打ちや、硬式空手専用の防具をつけての組手練習などを通して、色々なことを勉強させていただきました。

その後、その道場は解散してしまったのですが、その先生に指導して頂いたことが大きく、その後の硬式空手の大会におよそ7年ぶりくらいに参加しますと、なんとか、勝つことができました(^ ^)キタコレ!

小さな、都道府県レベルの大会ですが、型でも勝たせていただきまして、組手と型で、金メダルを2つ頂きまして、なんだか、長年の積年の思いが、少し晴れたように思いました。

子供らは、娘のほうは組手で優勝しましたが、あとの型などはぽつぽつと三位とかでしたが、息子のほうも、すごく頑張っていたので、良かったです。

とにかく、頑張ればそれでいい、とわたしは考えています。

むしろ、結果などどうでもいい、とさえ思っています。

もちろん、道場などをやるとなりますと、選手時代の成績は大切になってきますが、がんばっていれば、なにかある、と信じております。

 

硬式空手は、やはり、全空連を非常に意識しているのではないでしょうか。

K-1などでよく見られる[バックハンドブロー]や極真空手でみられる[胴回し回転蹴り]などまで登場しますので、ある程度体を作る必要がありますが、全空連の方には、向いていると思います。

ただ、やはり、[ノックアウト]がありますので、それを狙ってくる選手も多いですので、怖いですね。

僕も今でも何をされたのかわからないのですが、バックハンドか何かを食らって、TKO負けになったことがあります、ぶっ倒れたわけではないのですが、かなりのダメージで平行感覚を一瞬うしない、フラッときました。

あれから、ですかね、大会に参加しなくなってしまったのは・・・(;´・ω・)

実際、強打を食らって倒れるとゆう経験は、かなりの恐怖を植え付けられますね。

 

硬式空手で有利な動き、技、とゆうのもあると思いますが、わたし個人の考えになってしまいますし、非常に長くなりますので、そのうち書きたいなと思っています。

 

で、最近知ったのですが、地元にも[東孝(あずまたかし)]先生の流派で有名な、【空道】の道場があることを知りました。

なので、いろいろと調べてみたのです。

最初、硬式空手と同じようなもの、とゆうイメージだったのですが、YouTube空道の動画を拝見させて頂いたりしていますと、どうにも、なにかがちがう・・・・

とてつもない威力での殴り合いを展開しているのに、待てども暮らせども、1ポイントにもならない、ネットでルールを拝見すると、ちゃんと有効、技あり、などがある。

とのことなんですが、大会の様子を拝見させて頂いてますと、ポイントが入るようなシーンがまるでないのです。

よくよくルールを見ますと、どうやら、攻撃された相手が、フラッときたり、戦意を喪失したり、ドクターストップがかかるような、そのくらいのかなり激しいダメージを与える必要があるようでした。

僕から見たところ[今のは・・スーパーセーフ面がなかったら、前歯全滅だろう・・・]とゆう感じでした。

そのように、前歯がすべて折れるくらいの打撃、鼻を軟骨ごとへし折るくらいの強打がバンバン入っても、スーパーセーフのおかげで、倒れるほどのダメージにはならないために、いつまでも、とてつもない強打をお互いに打ち合う、とゆうのを最後まで続ける。とゆう感じでした。

この【空道】は、ロシアなどではもっとも盛んな空手であるようです。

実際に、YouTubeなどで空道の大会を検索しますと、ロシアの方々の大会がよく上がっております。

いわゆる、総合格闘技やK-1などでロシア選手がよく使っている【ロシアンフック】ですが、ロシアの空道の選手は、これをお互いに連打、全力のロシアンフックのラッシュが【基本】。

そんなハードなものでした。そして、ちょっと僕個人が「子供らにはちょっと、きついなこれ・・・」と思ったルールの一つに、[体重が20kg以上(2クラス)ちがう場合には、【金的】への攻撃を【認める】]。とゆうものでした。

ちょっと僕的には[まじかよ・・・・これ・・]とゆう感じでした(;´・ω・)

金的、つぶしても、いいの?これ・・・?

これは、軍隊格闘技などに採用するべきでしょう。

本当に強くなると思います。

とゆうか、この空道をやって、強くならないわけがない!

と僕は思います。

ただ、スーパーセーフ面越しに、強打を当てあうので、脳へのダメージも、相当ではないかと考えてしまいます。

 

あとですね、僕は型が好きなものですので、残念なところなんですが。

空道には、型はない、とのことです。

 

このあたり、どうなんでしょうかね。

型のない空手・・・

空手ってなに???

っとなった場合、中国から伝わり、沖縄で発展し、日本本島に伝わった伝統武術であり、それは[型]であり、本来、空手とは型を一生をかけて練習する武術であったわけです。現在わたしたちが着ている[道着]ですが、これは、べつに沖縄から伝わったり、船越義珍先生が着ていた、とゆうことでもなく、【柔道】から取り入れた、とのことです。

これって・・・・

空手の道着を着ていれば、空手っていうのは、ちょっと・・・違うんではないでしょうか・・・

「そんなの昔のことだ」「じゃあ型だけで空道のチャンピオンに勝ってみろ」。

となるかもしれませんが。

じゃあ、強いほうが[空手]を名乗っていいのかい?

とゆう感じになってしまうと思います。

 

ただ、僕は空道は大変だな、と思いますし。空道で強い選手はスゴイな、とも思いますし、尊敬もします。

型などしなくても、ケンカが強いなら、いいじゃないか。

まあ、そうなのかも。とゆう感じでしょうか。

 

結論からしますと、硬式空手は、全空連の選手でも、体を鍛えて、打たれ強さもつければ、ある程度チャンスはあると思います。

ルールも安全制が高いと思います。

ただKOがあるダメージ制とゆう側面もあります。

 

空道は、大変です。とにかく、大変。

ポイント制?いやいや、ノックダウン制でしょう、これは。

スーパーセーフ面がなかったら、死んでるくらいの攻撃が必要で、寝技もあり、金的もつぶされてしまう可能性もある。

スーパーセーフ面ごと、意識をふっとばすような打撃が必要です。

拳サポーターはつけますが、かなり薄いものです。硬式空手に近いものです。

大変だなぁ。(;´・ω・)フウ・・・

 

では、このあたりで、硬式空手空道について、を失礼いたします。

ありがとうございましたm(_ _)m

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空手の突き技[正拳突き]について考える②引き手・腰の使い方など

空手の突き技[正拳突き]について考える②

引き手・腰の使い方など。


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空手道における、最大の手による攻撃技の一つ、[正拳突き]について考えてみました。

僕は基本、全空連系の人間ですので、全空連系の突き方から、考えてみようと思います。

全空連の正拳突きは、腰のあたり[帯の少し上]の位置に構えた拳を、相手の水月[みぞおち]をねらって、まっすぐ拳を180度ひねりながら、突きこむ。

簡単にいえば、そうゆうことですが、やはり日本に古来から伝わるものですので、そうそう簡単に誰でもが、一流の人から見て、[なかなかいいね]とはなりません。

腰のあたりから、相手の腹のあたりに、拳をひねりながら突けば良いのでしょう?

まあ、そうゆうことなんですが、いろいろありますよね。

 

まず、[引き手]とゆうものがあります、実際に突きを出すのは、どちらか片手の拳になるわけですが、その反対の手は、腰へとひかないとなりません。

なぜ腰にひくのかと言いますと、簡単に言うと、反動をつけるとゆうことです。

たとえば、ボールを投げる時に、右手に持ったボールを遠くへと投げる場合、左手を大きく振り回します、左手を振らずに、左手を動かさないように右手だけで投げても、遠くへは飛びません。

それと同じ理屈で、左手を引き手とゆう動作をすることで、反対の右手を、より強く、より速く動かすことができます。

一般的な突きと引き手の考え方は、こうゆうことなんですが、用法とゆうものもあるようです。

実際の攻防の際に、相手の攻撃を捌き、その捌いた手で相手の攻撃してきた手をつかみとり、腰にひきつけながらカウンターのような要領で、顔に拳を叩きこむ、もしくは相手のどこか引き付けやすい部分をつかんで、引き手によって引付けながら、拳を叩きこむ。などなどの解釈がかくされているようです。

実際に、攻撃してきた相手の手をとって、その手を引付けながら、拳を叩きこむ、とゆうのはなかなかに難しいことだとは思います。

琉球空手のほうからの伝わっているものとしては、攻撃してきた相手の動きを封じて、相手を[すえ物にして打て]と言われているようです。

相手が動けない状態、もしくは、さらにこちらにひきつけながら、拳を叩きこむのが本来の空手の正拳突きであるようです。

 

そのように考えますと、正拳突きにおける引き手とは、突き手に反動力をあたえて、より強く速く突く。とゆうことよりも、相手を引き込み、それに合わせて突きを叩きこむ用法であったと考えるべきかもしれません。

 

現在の全空連の引き手では、そのようには指導されておりません。

前者のように、引き手は、突き手に反動力をあたえて、より強く、より早く突くための動作です、と習います。

わたしも個人的には、その用法が好きです。

引き手による、反動力を使った打ち方とゆうのは、実は空手のみのものではないと、わたしは考えております。

わたしも少しではありますが、アマチュアボクシングも勉強させていただいたことがありますけれど、突く際に、しっかりとガードしている方の手(防御)を、あごのあたりにひきつけておきます。

やってみるとわかりますが、あごのあたりで、しっかりとガードしている手のほうにも、攻撃している時には、かなりの力が入っていることがわかります。

ボクシング式でワンツーを打つ時にもわかることですが、ワンを打ったあと、ツーを出しながら、ワンの方の手は、今度はすぐさまアゴに引き寄せ、固定させますが、これは実は、空手の引き手と同じ体の使い方をしています。

ただ、アゴにひいて固定するのか、腰にひいて固定するのか、ひく場所がちがうだけで、しっかりボクシングも空手と同じように、防御するほうの手を引く反動を使って、より強く早く、パンチを打てるようになっています。

ボクシングも、左手の力をまったく抜いて、右手だけの力でパンチを打っても、弱く、遅いパンチにしかなりません。

それは、パンチとゆうものは、打つほうの手の力だけではなく、反対のほうの反対方向への反作用の力があって、はじめて強く打つことができるとゆうことです。

さきほどの、ボールを投げる時に、左手を固定して、右手の力だけで投げても遠くへは飛ばない、とゆうこととまったく同じです。

ただ、隠された用法として、相手を引付ける、とゆう引き手の使い方も、古来には存在していた、とわたし個人としては解釈しております。

 

道場では、「突く時はしっかり腰を入れろ!」と指導されると思います。

これは、引き手を強く引くことと同じことで、より強く突きを打つためです。

これもしつこいようですが、ボールを投げる時と同じです。

より遠くへとボールを投げる時は、思いっきり左手を振り回すことと同じように、ほぼ無意識であっても、投げる瞬間に、腰を思いっきり回しているはずです。

実際にボールを投げるフォームをやってみると、腰を、投げる方向へ向けているのではないでしょうか。

これを、腰を動かさないように投げると、あまり遠くには飛びません。

腰を意識的にでも、無意識にでも、投げる方向に思いっきり向けて、回転させていると思います。

これは本能で、わかっていることなんだと思います。

狩猟時代のものでしょうか。

人間の特にオス(男子)の方は、最初から誰に習うでもなく、小石などを持ってかなり遠くへと投げることができると思います。

誰に習ったわけでもなく、左手を大きく振り回し、腰を回転させて、思いっきり腹に力を無意識に入れ、前足の膝は曲がり、前重心になっていると思います。

それらは、すべて空手の前屈立ちでの正拳突きで、指導されることだと思います。

つまり、はじめから知っていること、ともいえると思いますが、なぜできないのでしょうか。

やはり、根本的に正拳突き、とゆう[空手]特有の[動作]をしなくてはならない、指導されたようにやらなくてはならない。そうゆう考えが、もともとできていた動作から、離れてしまっているのかも、しれません。

ゲームセンターのパンチマシンを叩く時、ボールを思いっきり遠くへ投げる時と同じ動作をしていると思います。

その感覚を忘れないように、思いっきりパンチを出す、とゆうことを意識すれば、かってに腰はまわり、重心は前になり、引き手を思いっきりひきつけるはずです。

まずは、そのように、全身を使って思いっきり打つようにすると、良いと思います。

原始的ですが、体が強く腕をふりたい時に、自然と動く動作のなかに、無理のない自然なフォームが隠されているかもしれません。

 

フルコンタクト空手の世界には、たまに[腰を入れるのは時間の無駄である]とゆうような人もおられます。

それは、わたくしなどが意見できるような立場でもないのですが、たぶん、フルコンタクト空手の間合いが、近距離戦中心である、とゆうこともあると思います。

近距離では、腰を入れずに、前に倒れるように重心を乗せた突きができれば、一番良いとも考えられます。

手を伸ばせば相手に届くような間合いで、いちいち腰を回転させる必要は、あまりないかもしれません。

腰を回転させるのは、より体を大きく使い、より飛距離を稼ぐ、より遠くを突くことができる、とゆう要素があるからです。

 

フルコンタクト空手の間合いでは、近距離戦になることも多いですので、腰を回転させることが、不要である。とゆう考え方の方々も、多いかもしれません。

腰を回転させなくては、強い突きが打てないのか?

とゆうと、じつのところ、そうでもありません。

相撲を例に考えてみればわかると思います。

相撲は相手にぶち当たる際、もしくは相手に張り手を叩きつける際に、腰を回転させることはありません。

前に重心を移動させることにより、爆発的な威力を生み出す、前回の記事に書きましたが、[きざみ突き]の要領かと思います。

フルコンタクト空手の、腰を回さない突き方、とゆうのは、相撲や全空連のきざみ突き、そのような打ち方に近い打ち方ではないかと考えられます。

腰を回さずに、重心を前方向にぶつけることで、爆発的に突く、とゆう体の使い方は、現在の空手とゆうよりは、現在のものでいえば、相撲の張り手式、ともいえるのではないかと考えております。

もちろん、ばかになどしておりません。相撲の張り手を、プロの力士が手を拳にして、顔を叩かれた人が無事ですむはずがありません。

大変に有効な打ち方だと思います。

 

それでは、今回はこのあたりで失礼いたします。

ありがとうございましたm(_ _)m

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空手の突き技(きざみ突き)や、基本について考えてみました。


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空手の突き技(刻み突き)や、基本について考えてみました。

こんにちは、せもっちですm(_ _)m

 

今回は、空手の主武器である【突き技】について、考えてみようと思います。

突き技といいますと、どんな技を思い浮かべますでしょうか。

[全空連]系の方々でしたら、組手ですと正拳突き以外には、あまりないですので、正拳突きでしょう、だいぶ以前には、フックぎみに裏拳を打って、顔面の側面を狙っていく技がありました、[正拳回し打ち]でしょうか。

組手の現場でも、フックぎみの裏拳を回しながら打ち、相手に寸止めで決まったあと、自分の背中側に[引き手]を取る、とゆうもので、しっかりポイントもとれていたようです。

わたしの道場の先生も、これを得意としている先生がおります。

わたしはこの先生を、非常に尊敬しております。この先生は、わりと若い先生ですので、最近流行りの技術などもとり入れるような練習方法をされたりもしますので、尊敬しております。

やはり、空手は常に新しい技術に目を向けていく必要があると思います。

特に組手では、今どんな技術が流行っている、と言いますと聴こえがよくないですが、どんな技術をよく使われているのか、昔と比べて、ひと昔前と比べて、数年前と比べて、もしくは去年と比べて、どう変化していっているのか。

そのような部分には常々、目を光らせておく必要があると、わたくし個人としましては考えております。

もちろん、昔からこのやり方なんだ、こうゆう基本さえやっていればいいんだ。

とゆう先生方にたいしても、あえて、それは間違っています。とは言いません。

昔から行われている練習方法、技術体系、それこそがやはり基本になっているのには違いないと思っています。

 

しかし、やはり、その選手一人ひとりの技術レベルに合わせた練習方法が必要だとは思います。そのためには、指導する先生が、今の技術はどうなっているのか、今の練習方法、練習体系とゆうものは、どうなっているのか。

そのあたりは、先生自身も進化していかなくては、ならないのではないか、と考えております。もちろん、レベルが高くなったからといって、「もう基本はやらなくてもいいよ」とゆう考え方は好きではありません。

どんなにレベルが高くなっても、どんなに大きい大会で好成績を収めたとしても、基本から離れてはいけない。と考えております。

「もう基本は卒業」。そうゆうのは、ないと思います。

基本は、空手をやっているうちは、一生涯を通して修練しなくてはならないと考えております。

わたくしも、現在、なんとか全空連公認3段とゆう立場ですが、まだまだ一生を通して基本を頑張っていきたいと考えております。

余計な話ですが、現在や過去にいらっしゃった、先生方の段位を超えたとしても、そんなものは気にもせず、先生は先生であるとゆうことを大切にして、指導して頂きたい、と考えております(特に基本)。

もしわたしが、6段や8段になっても、先生は先生であると思っております。

※(このブログはプライベートでは生涯、明かさないつもりです)。

この年齢になっても、指導して頂けるとゆうことは、本当に、ありがたいことだと考えております。まだ成長してもいいんだ・・・見捨てられてないんだ・・とゆうのもありますがね(;´・ω・)フフフ・・・

※じじいになっても、いろいろな各流派の大会に出場したいと考えております(関係ないですが(失礼しました))。

 

 

基本といいますと、基本移動がありますが、基本移動稽古は。

 

①頭や腰が上下していないか。

②腰の回転と引き手のタイミングがあっているか。

➂体軸はしっかり立っているか、猫背になっていないか。

 

などなど、細かい要素は、あまりにもたくさんありますので、省きますが。

そういったことなどを、これから練習する上で、守っていかなくてはならないことを、実際に移動しながら技を出すことで、そのイメージをしっかりと頭にきざみこみます。

毎回毎回、何度も、何年も、何十年も、繰り返します。

体軸のコントロールを正確に行うことや、技それぞれのポイントをおさらいする行為が、大変に大切なことだからです。

移動基本は、「ここで突くんだ!ここで引き手をするんだ!ここで蹴る時に軸足をここで返して、その次のこの瞬間で腰を返すんだ!」

基本移動は、正確にやることこそ大事であり、実際の[形競技]の時のように、全力、全速力で行う必要はないと思います。

これまで考えてられている以上に、基本移動稽古は、ゆっくりとゆっくりと、正確に、稽古していくことが大切であると、考えています。

初心の頃や、今でもそうですが、移動基本はたいていどこかで[忘れていること]があります。それは、知っているけれど、できてないこと、です。

蹴り足の引き足を意識すると、移動で頭が上がる。引き手を意識すると、猫背になる。重心の上下を意識すると、引き手があまくなる。 

本当に、深いと思います。

それらが全てできるだけでも、大変な修練が必要です、毎回、絶対に守らなくてはいけないことを絶対に守る!とゆう意識をもって、きつくて長い移動基本をやり抜かなくてはなりません。

そして、もしそれが全てできるようになったからといって、大会で活躍できる保証はありません。(;´・ω・)セツナイヨネ・・・・

でも、基本がしっかりできてない先生には、あまり、習いたくないなあ・・と思いませんでしょうか。

わたしは、ただ生徒を叱りつけたり、指導するだけの先生ではなく、自分も一緒に汗を流して一緒に生徒と成長する、そんな稽古を目指しています。

 

そんなわけで、基本は大切だし、やりがいのあるものだと、思っていただけますと、うれしいです。

そのうえで、最先端の技術・テクニック、考え方、鍛錬方法、そうゆうものを導入していく必要があります。

それは、[競技での勝利]とゆうことを考えた場合です。

競技での勝ち負けを考えていないのなら、最先端の技術などは必要ありません。

移動基本と型だけで、良いと思います。 

 

 

やはり、動作には必ず[体軸]。かんたんによく言われる[軸]、を正しくたもつ、正しく使うとゆうことが必要になってきます。

基本から離れてしまうと、軸を大切にする概念から離れてしまい、テクニックばかりに走ってしまう可能性も出てきます。そのために、基本をしっかりと常々、練習したうえで最先端の技術をとりいれる。最先端の練習方法を取り入れる。とゆうことをしていかなくてはなりません。

 

しかし、全空連の組手においては、もう、どうしようもないくらい・・・・

「体力依存」であり、「テクニック依存」であるとも言えると思います。

もはや、世界レベルの大会となりますと、突きにあわせて、ボクシングのテクニックである[※ダッキング・スウェー]を使用して突きをかわし、そのまま相手の懐に入り込み、投げる、至近距離からの見えない(見ずらい・気づきにくい)蹴りを出し、3ポイントを狙う、とゆう技術はよく使われています。

ダッキングは頭を瞬時に下げることで、相手の攻撃を避ける動作です。スウェーは、頭を左右にふることで、攻撃を避ける動作です。

※至近距離からの蹴りは、見えにくい・気づきにくい。ので[見えない蹴り]と言われることもあります。 

遠くからの早い蹴りよりも、至近距離からのスッと来る蹴りは、なかなか避けられないですね。

 

そして、[きざみ突き]の際には、今、最先端の技術ですと、後ろ足を上げることで、飛距離を稼ぎますね。突きに行く瞬間、体軸を斜め前に傾けつつ、それに合わせて、後ろ脚をあげることで、[シーソー(公園の)]の原理、とでも言いましょうか。

そのシーソーの原理で、[後ろ脚と体軸を、前方に傾けた勢いで]突きを出すことにより、後ろ足を地面につけたままの状態よりも、より[強いきざみ突き]、より[速いきざみ突き]、[より飛距離のある突き]になります。

なぜ、より強いのかといいますと、体の中心にあった体軸を、一瞬のうちに前に吹き飛ばしてやることができるからです。一瞬のうちに前に吹き飛んだ体軸からの突きは、なんの力も入れなくても、後ろに足をつけている状態と比べて、瞬間の圧力・威力は、格段にあがります。

後ろ脚を少し瞬間的に上げることで、前により重心を倒す効果が期待できます、つまりより前への重心移動がスピーディーに(速く)なるとゆうことです。

そして、これが最も大きいかもしれませんが、後ろ足を瞬間的にあげて、前に体軸を倒すことで、より、飛距離が伸びるのです。これは実際、かなり伸びます。

結果、きざみ突きを、より速く、より遠くへ突くことができ、威力も上がりますので、簡単に居着いた状態で片手では捌けません。

マイナス部分も多少ありますが、現状の全空連ルールでは、いいことばかりの、この、きざみ突きは、世界のトップ選手たちのセミナーなどでも、こぞって指導されています。

 

もちろん、突き終わった瞬間、すぐに体軸と後ろ足を地面にもどし、引き手にあわせて、体軸も中心に戻し、しっかりと体軸を立てなくてはポイントにはなりません。

いつまでも、前のめりになっているのでは、ポイントをもらえるわけは有りません。

上がった後ろ足は、足の裏を上に向けてはいけません。横に向けるようにします。

瞬時に足は地面に下ろさなくてはなりません。

ポイントにならないから、とゆう理由と。

すぐに、次の展開が待っているからです。突きのあとに待っているのは、技がうまいこと決まって、審判の「やめ!」がかかる場合以外は、接近距離での攻防が待っています。

打ち終わった瞬間、サイドか後ろに転身する練習も必要です。

 

もちろん、体軸を前に飛ばしている時も、[猫背]になっていては意味がありません。

猫背では、いくら突きが1000発も入ったとしても、0ポイントでしょう。

猫背での突きは、審判の評価が非常に悪く、ポイントになりません。

そのため、体軸をどんなに倒し、飛距離を稼ぐ時も、背骨はまっすぐたもってなくてはなりません。

全空連の組手は、どうしても飛距離が非常に重要なポイントになってきますので、そのようなテクニックのほかにも、足腰の筋力アップ、スピードアップを図ったトレーニングも並行して行っていき、瞬発力を高めていくことが必要です。

 

そんなわけで・・・せつないですが、基本だけでは、現行の組手ルールには、ついていけない、とゆう現実があります。

どうしても、ある程度、現行のレベルに適応した技術をもって、大会にあたらなくては、いささか不利であるといえると思います。

 

 ・【フルコンタクト空手】での[きざみ突き]・

 

一方、フルコンタクト空手での[きざみ突き]は、攻撃(ダメージ)を与える、とゆう以外にも、[相手を後ろに押す]とゆう意味合いもあります。

後ろに押すことで、審判に対して、こちらの方が相手よりも圧力がある。より優勢である、とゆう印象を出すからです。判定になった場合、下がってばかりいると確実に負けてしまいます。

ダメージも大事ですが、相手を後ろへと下げていく、どんどん圧力をかけていく。

そうゆうことも大切になってくるようです。

もちろん、いくら下がろうと、一本勝ちを決めれば文句なしで勝ちなわけですが。なかなかそう簡単には、顔は蹴らせてもらえないでしょうし、下がりながらの攻撃では、相手をダウンさせることは難しいでしょう。

 

前手による脇腹へのフック(鉤突き)、肩口への打ち下ろすフック、腕の外側へのフック、相手の肘と肘のあいだをぬうように、腹やみぞおちへ突き刺す[下突き]。

などなど、フルコンタクト空手ならではの、前手による攻撃方法がたくさんあります。 

 

今回は、基本の大切さと、新しい技術をどんどん取り入れることも大切、とゆうことを考えてみました。

 

それでは、失礼いたします。

ありがとうございましたm(_ _)m

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